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OCT/2012

Bois Vert (ボワ ヴェール)/あえて郷土料理ではないものを。青森県の魅力を詰め込んだオリジナル洋食【連載:ご褒美レストラン Vol.9】

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美味しくて、たくさん食べられて、健康になれる、そしてちょっとステキなお店だったりすると、つらかった仕事のことも忘れちゃう。働く女性のために心も体も満たされる、ご褒美レストランを紹介。この1食が、あなたの明日を救います。
働く女子の明日を支える
心と体を満たす! ご褒美レストラン

美味しくて、たくさん食べられて、健康になれる、そしてちょっとステキなお店だったりすると、つらかった仕事のことも忘れちゃう。働く女性のために心も体も満たされる、ご褒美レストランを紹介。この1食が、あなたの明日を救います。

Bois Vert (ボワ ヴェール)

白神山地、ねぷた、津軽塗り――
青森のイメージを凝縮したこだわりの内装

東京・新橋というと、“サラリーマンのための飲み屋街”といったイメージが強いかもしれない。
今回は、そんな“おじさんたちの街”の外れにある、女性におすすめのレストランを紹介する。
虎ノ門方面へ向かう大通りの中ほど、喫茶店や居酒屋が点在するあたりを歩いていると、黒地に赤い文字で店名が記されたゴシック調の看板が目に入る。植物に囲まれていてうっかり見落としてしまいそうな地下への階段を下ると、今回紹介する「Bois Vert (ボワ ヴェール)」の入り口が現れる。
入ってすぐの頭上にあるミラーボールとDJブースのおかげで、「バー? クラブ?」と戸惑うかもしれないが、ここは厳選した青森の食材で創られた“現代青森料理”を提供する正真正銘のレストランだ。

こわもて(?)シェフが真心を込めて作る“手真料理”だから
外食なのにどこかホッと安心する味

Bois Vert (ボワ ヴェール)
オーナーシェフ 川口カズノリさん

大阪の堺市で生まれ育った川口カズノリシェフが、「何のために料理人になったのか」を追求して行き着いたのが青森の地。「東北地方の文化、アート、伝統の素晴らしさを日本だけでなく世界に伝えたい」、そんな強い想いから2000年にオープンした。

「敗北という言葉に『北』という漢字が使われているように、なんとなく北という地方には厳しい寒さとか、寂しい雰囲気とか、ネガティブなイメージがありませんか? でも本当の東北は気骨のある情熱的な文化。食料自給率100%であるように、健康にいい食材が豊富な地域です。うちで食事をしたお客さんが青森に行ってみたくなるように、あえて郷土料理はメニューにありません。青森食材を使ったアレンジ料理で興味をもってもらって、実際に青森に行って美味しい料理を味わってほしいですね」

東北地方の気候に近いフランス・ブルゴーニュで料理の腕を磨いた川口シェフは、フレンチの技術を応用し、日本食とは違ったアプローチで身体に優しい料理を創る。手作りで真心を込めた料理=“手真料理”だ。働きすぎて壊れかけた身体を食生活の見直しで健康に回復した自分自身の経験が、食材へのこだわりや料理に込める想いを強くした。

「月に一回でも、気の合う友だちと集まって美味しい料理を囲んで楽しい思い出を積み重ねてほしい。そんな理由から一皿のボリュームはかなりのものです。女性なら4人くらいで食べるのがちょうどいいと思います。場所柄、30~50代の男性客を見込んでいましたが、女性のお客さまも多いですね。お腹いっぱい食べても胃もたれしない料理、美味しくて身体にもいいワインで安心して酔っ払いたいときにぜひ使ってほしいですね」

Bois Vert (ボワ ヴェール)
★秋ナスの餃子 850 yen
トマトソースとパルメザンチーズで彩られた餃子の中身はナスをピューレ状にした餡。青森名産の枝豆「毛豆」の自家製毛豆味噌で食べる。
Bois Vert (ボワ ヴェール)
★牡蠣をつかわない「カキフライ」 1,000 yen 
見た目も食感もカキフライそのものだが、実は豆腐をベースに作られたヘルシーな一品。キャベツときのこのソテー、ひじきのタルタルソースが添えてありたっぷり野菜を摂れる。
Bois Vert (ボワ ヴェール)
★七戸「黒にんにく」の薄焼きピザ 1,000 yen~ 
青森名物の黒にんにくをたっぷり使ったピザはサイズが2種類から選べる。普通のにんにくよりもフルーティーでプラムのような味。はちみつを好みの量かけて食べるのがオススメ。
Bois Vert (ボワ ヴェール)
★常盤村「こめたま」のKAMAKURAリゾット 1,500 yen 
米だけを食べさせて育てた鶏からとれる高級卵を使用したボワヴェール名物。テーブルいっぱいのビッグなチーズをそのまま器にした豪快な一品。
Bois Vert (ボワ ヴェール)

黒を基調とした店内にかざられた絵は、ねぷた祭で使われる本物の「ねぷた」から切り出したもの。黒光りするテーブルは、漆を用いた伝統工芸品「津軽塗」のイメージで、ところどころ見られる木目の部分は白神山地をイメージしている。
テーブルセットのコースターと箸置きは絵柄も形もバラバラで見た目に楽しい。
料理や食材に関するイベントもよく開催しており、ただのレストランではなく「青森への入り口」として、人々が集まる場所となっている。
決して落ち着いた雰囲気の店ではないが、たまにはキョロキョロして探究心をくすぐる場所で新しい文化を吸収するのも食の楽しみ方かもしれない。

Recomend menu

<Food>

狼ノ森「毛豆」ピクルス(豆漬け) 500yen
弘前ニンジンサラダ 海苔に包んで 650yen
鶏を使わない「鶏の唐揚げ」葱ソース 850 yen
「こめたま」と長芋のオムレツ ミズをのせて 1,000 yen
ボワヴェール(緑の森)のサラダ 800yen
陸奥湾姫帆立のエスカルゴ風鉄板焼き 1,200 yen
八幡平の黒豚肩肉の自家製ソーセージ 1,800 yen
常盤村「こめたま」と七戸町とろろ つゆぺペロンチーノ 1,200 yen
天間林村「黒にんにく」のアイスクリーム 650yen
熱々ガトーショコラ バニラアイス添え 青森ほうれん草のソース 700yen

Data

●店名:ボワヴェール(BoisVert)
●所在地:東京都港区西新橋1-13-4 TSビルB1F
●連絡先:TEL/03-5157-5800
●営業時間:ランチ[月~金]12:00〜13:30/ディナー[月~金]17:30~23:00(L.O.21:30)
[土]17:30~22:00(L.O.20:30)
●定休日:日曜・祝日
●アクセス:JR新橋駅徒歩10分/都営三田線内幸町駅徒歩3分
●平均予算:6,000円
●ホームページ:http://www.bois-vert.jp

取材・文/根本愛美(編集部) 撮影/赤松洋太

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