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DEC/2012

独身女性の下では働きたくない! 理想の上司は「ワーキングマザーを妻に持つ男性」【アンケート企画:働く女の本音白書 Vol.14】

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本音白書

ライフイベントを経ても長く働き続けたいと考える女性が増えています。では、あなたは具体的に結婚・出産後の働き方についてイメージしてみたことはありますか?
あなたがもし、結婚・出産後も働き続けたいと思うなら、直属の上司にはいろいろと相談したいことも出てくるはず。そんな時、どんな上司の下だったら働きやすいといえるのでしょうか?
そこで、働く女性248人に「結婚・出産後の理想の上司」についてアンケートを実施した結果がこちら。
上のグラフを見て分かる通り、結婚・出産後は、「ワーキングマザーの妻を持つ男性上司」の下で働きたいと考える人が約3割に上りました。「どんな上司でもよい」を除いて、次に多いのが「ワーキングマザーの女性上司」であることから、自分自身の立場と近い境遇の上司を求めていることが分かります。
実際にそれぞれを選んだ理由を聞いてみました。

【「ワーキングマザーの妻を持つ男性上司」を選んだ理由】
「働く女性の苦労をプライベートの面でも把握してもらえるから」(25歳/教育関連)
「仕事と家庭の両立に理解がありそう」(25歳/一般事務)
「一番身近に同じような境遇の女性がいることで理解を得られそうだから」(33歳/接客・販売)

【「どんな上司でもよい」を選んだ理由】
「どんな立場であっても価値観の問題だと思うから」(28歳/その他)
「独身とか既婚とかの問題ではなくその人の人柄が重要」(37歳/一般事務)

【「ワーキングマザーの女性上司」を選んだ理由】
「同じ身の上の女性の方が、気付いてくれることが多いと思います。男性はもともと鈍感だし、分からないことは分からないと思います」(26歳/CADオペレーター)
「実体験をもとにアドバイスなどくれると思うので」(28歳/接客・販売)
「一番条件が近いため。お手本になりそう」(23歳/教育関連)

【「既婚の男性上司」を選んだ理由】
「既婚者の方が幅広い視点で物事を見れそうだから」(33歳/通信・インターネット)
「独身男性や女性は『自分も働きながら家事とか家のことをしているから特に配慮する必要はない。もっと頑張れるはず』と思われそうなので、消去法で!」(26歳/システム開発)

【「既婚の女性上司」を選んだ理由】
「既婚女性の場合、今は産休を取っていなくても今後自分自身が産休を取る可能性があると思うので、部下が産休をとっても色々言えないと思うから」(23歳/受付)
「結婚・出産に一番近い存在だから」(29歳/旅行関連)

【「独身の女性上司」を選んだ理由】
「家庭を持たない分、同じようにその分野の専門家として頑張っている女性だから」(28歳/教育関連)
「キャリアを積もうとする女性に対して偏見が少なそうだから。既婚者は仕事に結婚話を持ち出す傾向があるように思う」(43歳/経理・財務)

回答者の多くが、前提として「仕事と育児の両立は大変」という認識を持っており、さまざまあるであろうハードルを乗り越えるための力を貸してもらえそうな対象をセレクトしている印象。

では逆に、働きにくそうな上司とはどんな上司でしょうか。Q.1と同じ選択肢から選んでもらいました。

本音白書

結果は、きれいに真逆とまではいかないものの、「独身」というキーワードに票が集まりました。早速、理由を見てみると・・・。

【「独身の女性上司」を選んだ理由】
「自分が経験していないことに理解がなさそう」(30歳/ホテル、宿泊サービス)
「現在がまさにそう。理解が全くなく、ねたまれたりする」(33歳/総務・人事)
「独身なら男女とも働きにくい部分はあると思うが、男性の方がまだ女性への対応が緩やかになりがちだから」(30歳/一般事務)
「独身女性は仕事一筋になる傾向があるので、結婚や出産後も厳しくされそう」(26歳/営業)

【「独身の男性上司」を選んだ理由】
「状況理解するのが、想像でしかない為、軽いことのように思われそう」(36歳/営業)
「異性であると、不測の事態に理解されにくい可能性がある」(29歳/カスタマーサポート)
「『だから女は』って考えがありそう」(28歳/レジャー関連)
「融通が利かなそう」(26歳/メディカル・化学・素材関連技術者)
「独身男性は女性を分かっていない可能性があり、ワンマンなイメージがある」(30歳/一般事務)
「一人の女性もつかまえられないなら、多くの社員の声は聞こえないと思う」(32歳/一般事務)

【「専業主婦の妻を持つ男性上司」を選んだ理由】
「働きながらの子育てに理解を示してくれなさそうだから」(24歳/土木建築関連技術者)
「育児や家事の大変さを知らなさそう」(24歳/通信・インターネット)
「わざわざ働かなくても、専業主婦になればいいのに・・・とか言ってきそう」(27歳/社内SE)

【「既婚の男性上司」を選んだ理由】
「既婚だと奥さんに家事を任せっきりにして自分は仕事に集中できる環境という場合が多いと思うので、両方に追われるワーキングマザーの気持ちがわからなそう」(23歳/営業事務)

【「ワーキングマザーの妻を持つ男性上司」を選んだ理由】
「日常生活の不満のはけ口が、こちらにきそう」(25歳/営業)

こちらはやはり「理解されなそう」という理由が大半。裏を返せば、ワーキングマザーとして働くとしたら、直属の上司の“理解”が必要であると強く感じている女性が多いという証といえます。

最後に、実際の上司について聞いてみると、理想の上司No.1の「ワーキングマザーの妻を持つ男性上司」の下で働けている女性は2割未満とまだまだ少ない模様。

理想の上司を世にもっと増やすには、当然ながら「ワーキングマザー」を世にもっと増やさねばならないということ。わたしたち自身が結婚・出産後も仕事を続けていくことが、理想の上司と出会う確率を高めていくことを忘れないようにしたいですね。

【アンケート調査概要】

●調査方法:転職サイト『女の転職@type』の20代~30代女性会員およびWebマガジン『Woman type』サイト読者へのWebアンケート
●調査期間:2012年11月30日~12月5日
●有効回答者数:248名

取材・文/根本愛美(編集部)

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