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APR/2013

きれいな文字を書いて内面から美しく! クセ字を直して「美文字」にする5つのコツ

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PCを使って仕事をするのが当たり前の今。文字を書く機会は少ないけれど、だからこそ、ちょっとした伝言メモや宛名書きなどの自分の文字が気になってしまうもの。「自分の字って、あまりキレイじゃない……」と思っても、わざわざ時間を取って練習するかというとそこまでは踏みきれない。そこで、女性にありがちなクセ字を直す技を伝授! 書道サロン『墨麗(すみれ)』の代表、高橋史さんにお話を伺った。

相手に与える印象は文字で変わる
汚い文字だと営業成績が上がらないかも!?

高橋史さん
書道サロン墨麗代表 筆跡アドバイザー 高橋 史さん
幼少の頃から書を学び、大学卒業後に筆跡心理学を習得。「書」を通して “精神性を重視した麗しき社会の実現に貢献する”という使命のもと、書道サロン『墨麗』を主宰。自らは、筆跡アドバイザー・マスターとしての活動のほか、出張レッスン講師・イベント講師なども行う。ファッション誌やTVなどのメディアでも活躍し、『25ans(ヴァンサンカン)』のWebサイトにてビューティ・メダリストBlogも執筆中

「サロンにも、『悪筆の評判を社内に広められてショックを受けた』など、自分の文字にコンプレックスを持っている20〜30代の女性が多く訪れています。“書は人なり”という言葉がありますが、実は、文字は書く人の人柄と内面を現す大切なツールなんです。書きなぐったような読みにくい文字を書いていれば、潜在的に、責任感のない人、最後まできっちり仕事をやり遂げない人というイメージを与えてしまいます。逆に、年賀状などの宛名に書いた美しい文字のおかげで相手に好印象を与えることができ、仕事につながったというケースもあります」(高橋さん)

忙しく働く日常の中でも、仕事で文字を書く機会が減ったという女性は多いが、字が汚いと思いがけないデメリットもあると高橋さんは語る。

仕事の伝言メモひとつ取っても、雑に書かれた汚い文字では「大雑把」「雑な人」というイメージが付き、「この人、大丈夫? きちんと仕事できない人かも……」なんて思われてしまう可能性も。また、営業の仕事で、「あまりにもバランスの悪いクセ字で書かれた契約書の文字に不信感を抱いた」という理由から、契約そのものを取りやめにされてしまったなんて事例も聞いているという。

小さい文字はエネルギー不足!
文字に表れる心の状態をチェック

実は、文字と心には「相互作用」がある。例えば、「乱雑な文字の場合は、心も雑然として乱れている」など、書く文字から心理状態も診断できるという。

「心に悩みがある人は文字も暗くなりがち。例えば、小さな文字や、筆圧が弱く薄い文字を書く場合には、“自分に自信がなく、エネルギーが弱い状態”と分かります。逆に、大きく濃く文字を書く人は、元気でエネルギッシュですね」

さらに、20代から30代の女性に特に多いのが、「留めハネがない」「丸文字」という2つのタイプだ。多忙の中、走り書きで文字を書くうちに“留めハネ”をしないクセがついてしまったり、学生時代に書いていた丸文字のクセが抜けないままでいたり……。

「“留め”や“ハネ”をしっかりできない人は、飽きっぽかったり、持久力がなかったりするケースが。すぐに転職を考えたりする人にも多い書きグセですね。また、丸文字のクセが抜けず、“はらい”をしっかり伸ばさない女性もかなり多いです。学生時代に『みんなと同じであることが大事』という心理から、自分を抑えてしまったタイプですね。社会に出た現在も伸び伸び過ごせていないのでは?」

もちろん、こうした人も落ち込む必要はない。「文字に相互作用がある」ということは、つまり「美しい文字を書くことで、内面を変えられる」ということでもあるのだ。

「明るくスッキリとした文字を書けば、心もスッキリと整えられるものです。丁寧に心を込めて文字を書くことで、集中力、忍耐力、持久力も養えます。美しい文字で、自分の内面を変えていきましょう」

忙しいあなたにもできる!
美文字近づくための5つのコツ

とはいえ、働く女性には、「文字を練習する時間なんてない!」という人も多いだろう。そこで、カンタンに美文字が書ける5つのコツを教えてもらった。

高橋史さん

1.姿勢をしっかり整える
文字を書く時には、まず姿勢を正すこと。背筋を伸ばし、ペンを正しく持ち、紙は「右目の先」に置く(左利きの場合は逆)。
「肩に力を入れたり、息を止めてしまうとガチガチとした文字になるので、力を抜いて自然な呼吸を心掛けましょう」

2.「起筆」をしっかり入れる
起筆とは文字の1画ごとの始まりの部分のこと。例えば、「大」という文字の「一」を書く場合には、ぐっと角度を入れてしっかりと書き起こすイメージだ。
「何においても、物事の始まりは大事。文字も同じで、一画一画の始まりにぐっと力を入れていけば、自然と文字全体を丁寧にゆっくりと書くようになります。常に起筆を意識しましょう」

3.まずは「様」の文字をマスターする
「様」という文字は、宛名書きなどでも最後にくるため、きれいに書けると良い印象を残しやすい。また、文字を美しく書くポイントが詰まっている文字でもあるため、上手に書けるようになればほかの文字にも応用できる。
「まず、“木へん”の三画目のはらいをしっかりと。四画目は、少し下にずらして書くと空間が生まれ、明るく見えます。また、“羊”の部分の3本のヨコ線を等間隔に書くように注意すること。さらに、“へん”と“つくり”の間に一本分の線が入る程度の空間をつくるとバランス良しです」

4.ペン先が0.5ミリ以上のゲルインクを使う
高級な万年筆を使えばきれいな文字が書けそうな気もするが、高級品を使う必要は一切ない。高橋さんが愛用しているのは、『無印良品』で売っている普通のゲルインクのボールペンだ。インクが均一に出やすく、サラサラと書けるのでオススメだそう。最近は、細めのペンが流行っているが、実は0.5ミリ以上の太めのペンの方が読みやすいのだそう。

5.毎日5分、名前と住所を1回ずつ練習する習慣を
美文字への道は、一日にして成らず。毎日5分でも文字を丁寧に書く練習をすることが大事だという。
「文字を書くことは、自分自身の潜在意識とつながっています。3カ月程度、継続して練習することで、自然と美しい文字が書けるようになってきますし、内側から溢れるような心の美しさを養うことができますよ」

美しい文字を書く習慣が身に付けば、仕事にもプライベートにも自信が持てるようになり、周囲からの評判もアップしそう。おまけに自分自身の内面まで磨くことができるなんて一挙両得。5つのコツをしっかり押さえて、デキる女性にふさわしい美文字をゲットしよう!

 書道サロン『墨麗(すみれ)』

書道サロン『墨麗(すみれ)』

表参道にある女性専門の会員制書道教室。ペン字・小筆・大筆を使った、かな・楷書・行書・草書のコースから選ぶ書道レッスンをはじめ、筆跡診断および筆跡アドバイスなども受けられる。1Dayレッスン(2時間半7000円)もあり。 http://www.shodosalon.com/

取材・文/上野真理子 撮影/洞澤 佐智子(CROSSOVER)

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