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APR/2012

美術館はオトナの女の魅力をアップさせるセラピールーム 【連載:池田美樹のオトナのたしなみ研究所 Vol.7】

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池田美樹さん
デキる女は遊び方も知っている!池田美樹の
オトナのたしなみ研究所

働く女性は時にわがまま。毎日、会社と部屋の往復だけでは決して満足できない。会社が終われば、また違う私でいたい――。今、仕事だけではなく幅広い趣味や教養を身につけた、オトナの遊びができる女性が最高にカッコいい。仕事にも遊びにもとことん向き合ってきたエディターの池田美樹さんが、デキる「大人のたしなみ」をレクチャー!

池田美樹(いけだ・みき)
エディター・プロデューサー。これまで主にエディターとして女性ファッション/ライフスタイル誌に携わる。現在はWEBコンテンツのプロデュース、東京と日本各地、日本と世界を繋ぐクリエイティブ・ユニット「DoubleVisionTokyo」、女性3人のクリエイティブ・チーム「東京女的生活」など多方面で活動中。
ブログ『EDIT THE WORLD』、Twitter@IKEDA_MIKI
美術館
Woman type読者のみなさん、こんにちは。いよいよ4月。どんな新生活を始めていますか? 新年度は新しいことを始めるのに絶好の時期。今日はひとつ趣味を増やすことをご提案しようと思います。

とはいえ、何も準備は必要ありませんし、お金もそんなにかかりません。日時にも縛られず自分のペースでできて、始めるのも簡単です。ひとりでもグループでも楽しめるし、キャリアや婚活に確実にプラスの影響をもたらします。そんな都合のいい趣味が持てるのかって?

はい、あるんです。それは「アート鑑賞」です。
みなさんはこの1年間でどれくらい美術館に行ったりアートに触れる時間を持ちましたか? 意外と「そういえば最近、あんまり行ってないかも…」という人も多いかもしれませんね。

手元に、現在、東京・六本木の国立新美術館で開催中の「セザンヌ展」の鑑賞券があります。一般1500円。ちょっとおしゃれなランチ代程度ですよね。しかも映画より安い。それくらいの出費でどれくらい豊かになれるのか。人気美術ブログ「青い日記帳」の管理人・Tak(たけ)さんに伺ってきました。

アート鑑賞をお勧めする理由はまず「時間の制約がないこと」、とTakさん。

「コンサートや観劇は日時が決まっていますが、美術館は会期中であればいつ行ってもいい。しかも自分のペースで見ることができる。これは、忙しく仕事をしているみなさんにとって、大きなポイントだと思います」

アート鑑賞を改めて始めよう、と思う人におすすめの方法は?

「まず最初は、上質な、世間的に評価されている作品を見るところから入っていくのが一番だと思います。大きな美術館がやっている展覧会がいいですね。いきなり街のギャラリーに行くのは難易度が高いと思うので、まずは自分の鑑賞眼を養うつもりで大きな展覧会から出かけてみては?」

でも、展覧会に行っても迫力に押されて何がいいんだかよくわからないまま、ということもあるのですが…。

「僕がよく鑑賞会で行うことなのですが、展覧会を見終わった後に『今日展示してある絵の中で1枚だけ家に持って帰れるとしたらどれを選ぶ?』と問いかけてみます。すると、皆、見る目が変わるんです。私はこの絵のここが好き、という気持ちが明確になっていくんでしょう。これは1人で鑑賞している時でも実行できる方法なので、ぜひためしてみてください」

確かに見る目が変わりそうです! 実はミュージアムショップにも楽しみがたくさんあるんですよ、とTakさん。

「たとえば、気に入った絵のポストカードを1枚、買って帰ってみませんか? その絵を部屋の好きなところに飾ってみるんです。額に入れたりフォトフレームに入れてもいいですね。そこはもう、自分だけの特別な空間。その瞬間から気分が変わること間違いなしです」

ほかにも、たとえばセザンヌ展では、セザンヌが用いた絵の具の色を再現した自分で作れるシュシュの特別なキットが売られていたり(ちょっとこれは私も萌えます!)。思いがけない楽しみがたくさん見つかります。多くが、会期中しか買えない限定品というところもポイント高いですよね。

鑑賞が終わってお買い物も済んで、それからもさらにお楽しみがありますよ、とTakさん。

「美術館にはおしゃれなカフェやレストランが併設されているところも多いので、友達同士で行ったら、そこでお茶を飲みながら感想を話し合ったりするのの楽しいですよ。展覧会に合わせたスペシャルスイーツが用意されていることもあります」

そういえば私も以前、担当ページで「美術館カフェの、展覧会に合わせたスペシャルスイーツ」の取材をしたことを思い出しました。絵のモチーフをスイーツで再現していたり、画家のイメージを表現したお茶があったり、楽しかったなあ。

ゆったり展覧会を鑑賞してショップをのぞいてお茶を飲んでいると、あっと言う間に1日が過ぎてしまいます。疲れたから家で
ゆったりしたい、という休日もいいけれど、こういう1日はとても素敵ですね。

「僕は、仕事で嫌なことがあったりしたときに、好きな絵の前で長い時間を過ごすため美術館に出かけることもあります。心を鎮めて、パワーをチャージしてくれるんですよね」

なるほど、好きな絵を見るためだけに美術館に行ってもいいんですね。

海外の美術館から運搬する保険料だけでもどれだけのお金がかかっているかわからない貴重な絵画を、ほんの1000円ちょっとで見せてもらえるなんて、美術館というのはなんとぜいたくな空間なんだろう、と思います。さらに、アート鑑賞で得た知識や感想などは、仕事上でも知的なコミュニケーションツールとして使えますよね。

鑑賞に慣れてきて、好きな作家や作品が見つかったら、今度はその絵が展示されているオリジナルの美術館に行くための海外旅行を計画する、というのもオトナならではの遊び。日本で見た絵に海外の美術館で再会すると、なんともいえない感動があります。

17世紀のオランダで活躍した画家・フェルメールの数少ない作品をすべて見る、というオトナのディープな遊びを実行している人たちもたくさんいます(何を隠そうTakさんもその1人で、「AKBの追っかけと同じようなものですよ〜ははは〜!」とおっしゃっていたのが印象的でした)。

おいしいレストランや楽しいテレビ番組の情報交換に加えて、素敵なオトナを目指すみなさんなら、この春から、アート鑑賞をぜひ趣味に加えてみてはいかがですか?

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