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SEP/2018

高価な化粧品は一切不要! キレイな肌をつくるには「美肌菌」が重要だった【医者が教える美肌づくりの本質】

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毎日欠かさず洗顔をしても、化粧水や美容液にお金をかけても、10代の頃のような肌には戻らない……。
働く女性たちを悩ませる、肌の衰え。
忙しい日々が続くと、余計に肌の疲れが気になってくる。どうすれば、年齢を重ねてもキレイな肌でいられるのだろう?

美肌菌

小林メディカルクリニック東京院長の小林暁子さんによれば、肌のケアで本当に重視すべきなのは「美肌菌」だという。聞きなれない言葉だが、一体何なのだろうか?

美肌菌とは?

小林先生によれば、私たちの腸内には、肌をキレイに保ってくれる細菌がいるという。腸内フローラ(※腸内細菌の集まり)に棲みつく菌がベストなバランスに保たれていると、肌の老化も抑えられるそうだ。また、皮膚にも腸内フローラ同様、細菌が棲んでいる。この細菌バランスが肌の健康状態を左右している

「偏った食事や睡眠不足などは、腸内フローラのバランスを崩してしまいます。さらに、肌フローラは、体調不良やストレスに影響されやすい。いずれにしても、生活習慣を整えることが美肌菌を増やすことにつながります」(小林先生)

美肌菌を増やす食生活

小林暁子
小林メディカルクリニック東京院長
小林暁子さん

1996年、順天堂大学医学部を卒業後、同大学の内科・皮膚科に勤務。女性専門外来の開設にも立ち会う。2006年、順天堂大学医学部教授の小林弘幸氏とともにクリニックを開設。便秘改善療法で女優や歌手など著名人からも信頼が厚い。治療とともに食事など生活習慣の改善をする指導を行い、不調の根本的改善を目指す。『ビビット』(TBSテレビ)、『ごごナマ』(NHK)、『人生が変わる1分間のイイ話』(日本テレビ)などメディア出演も多数

生活習慣を整える上でまず大事なのが、正しい食生活だ。美肌菌を増やすには、どんな食事を心掛けるとよいのだろうか。小林先生によれば、「肌の衰えを加速させる最大の原因は、糖化と酸化」だという。

「糖を多く摂取し過ぎて体内で使い切れずに余ってしまうと、体の中の細胞が“焦げる”ような状態になってしまうのですが、これを糖化といいます。糖化は一度起こると元に戻せないので、一日でもはやく“糖化をこれ以上進めない”食事を心掛ける必要があります。また、酸化とは、カラダの中の細胞が錆びるような状態になってしまうこと。ストレス、紫外線、大気汚染、過度な運動などによって体内に活性酸素が過剰に発生することによって酸化が進みます」

活性酸素は肌のコラーゲンをつくる働きを弱くしたり、表皮で肌を守る働きを担うメラノサイトという細胞を攻撃したりするため、シワやシミを増やす原因となる。

では、「糖化を防ぐ食事」「酸化を防ぐ食事」とは? 美肌菌を増やすおすすめの食事内容、食事方法を小林先生が紹介してくれた。

●食品添加物は控えること
●ベジファースト(野菜から食べること)を意識して、血糖値の急上昇を防ぐこと
●甘いもののちょこちょこ食べをなるべくやめること
●水を一日に1.5~2リットル飲むこと
●食後に軽く運動すること
●早食いはしないようにすること
●飲み物はコーヒーや赤ワインがおすすめ
●食物繊維を1日20~25グラム摂取すること
●毎日、2品以上発酵食品を食べること
●白砂糖をやめてオリゴ糖をつかうこと

「ただ、いきなり最初からすべてをやらなくても大丈夫です。できることから始めて、続けていくことこそ、美肌への近道です」

美肌育成プログラム

また、「美肌菌を増やすのに効果的なマッサージ、ストレッチ、呼吸法がある」と小林先生。腸を元気にして働きをよくする「腸マッサージ」と、リンパ・血のめぐりを良くする「股関節ストレッチ」、自律神経のバランスが瞬時に整う「2:1呼吸法」を教えてくれた。

三つのステップで、試してみよう。

【STEP1】
腸マッサージ

美肌菌
「天枢」「大居」のツボあたりを中心に、それぞれ1分間ほど指を押し込むようにマッサージ。食後30分後に行うと腸の働きの助けになります。(食事のすぐ後は避けてください)
美肌菌

【STEP2】
股関節ストレッチ

美肌菌

赤ちゃんがハイハイをするときのように四つんばいになり、その姿勢から片足10回ずつ曲げ伸ばしを繰り返します。鼠径部のリンパを流すにはマッサージよりも運動の方が効果的。

【STEP3】
2:1呼吸法

美肌菌

1分間吸う、吐くが2:1の長さになるよう呼吸します。最初は「吐く」から始めてください。

【ONE MORE STEP】
頭皮&顔筋マッサージ

美肌菌
手でグーを作り、関節の山のところで①~⑦の部分を中心にマッサージ。上に引き上げるようなイメージで、全体1~2分を目安にマッサージします。

食生活の工夫や、手軽にできるストレッチやマッサージまで、美肌菌を増やすための習慣を紹介してきた。全てを実践するのは難しくても、まずはストレスを感じずに楽しみながらできることからチャレンジしてみてはいかがだろうか。肌が変わっていくだけでなく、カラダがみるみる元気になっていくのを感じるはずだ。

取材・文/栗原千明(編集部)


小林暁子
【書籍紹介】
『医者が教える最高の美肌術』(アスコム)

15万人以上を診てわかった! 「自分史上最高」がずっと続く医学的に正しいアンチエイジング! シミ、シワ、たるみ、ほうれい線、乾燥肌、くすみ、二重アゴ……その原因、実は【美肌菌の減少】にありました。高額な化粧品を使わずともエステに通わずとも、美肌菌がイキイキすれば、肌は生まれ変わる――。
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