「親になる自信なんてなくていいのかも」りゅうちぇるがパパになって分かったこと
子どもを持ちたいという気持ちはあっても、「ちゃんとした親になれるのかな」と不安に思ってしまうこともある。そんな人に、3月14日に行われた株式会社ウエディングパーク、株式会社ベネッセコーポレーション、ロート製薬株式会社が3社共同開催イベント『結婚と一緒に考える「ふたり妊活」のススメ supported by ロート製薬』の講演の一部を紹介しよう。
登壇者はタレントのりゅうちぇるさんと『妊活たまごクラブ』編集長の米谷明子さん。「イクメン オブ ザ イヤー2018」の芸能部門を受賞したりゅうちぇるさんは、愛息子のリンクくんが産まれるまで、「親になる自信なんてなかった」という。そんなりゅうちぇるさんが、パパになった今、思うこととは?
「完璧な親にならなきゃ」なんて、逆に気にし過ぎない方がいいのかも
米谷:結婚する時に、子どもを持つことについて、りゅうちぇるさんはぺこさんとどのくらい話し合っていましたか?
りゅうちぇる:結婚式っていう大イベントをまず終わらせて、そのあとに新婚旅行に行って、そのあとに考えようっていうのは、結婚してすぐに話し合っていましたね。付き合ってる時は「いつか子どもができたら」って妄想話をたくさんしてたけど、結婚した瞬間に現実になっていくから、どうしようかっていう話はめちゃくちゃしました。
ありがたいことに新婚旅行から帰ってすぐに子どもを授かれたので、引っ越しをしたりしながら子どもを迎え入れる準備をしたって感じです。
米谷:親になる自信はありましたか?
りゅうちぇる:いやいやいや! 親になる自信みたいなのは最初からあったわけじゃないし、今でも自信って言われると、「いや、全然です」って思っちゃう。
米谷:抱っこしている姿はまさにパパっていう感じですけど
りゅうちぇる:メイクしてないですね、髭面でごめんなさい〜。
米谷:育児してる時はすっぴん?
りゅうちぇる:ほぼすっぴんです。僕、びっくりするぐらい化粧してて、リンクが僕の顔をつかんだらそこだけ剥がれるぐらいなんです。ミルフィーユみたいな感じ(笑)。安心してリンクとキャーって顔をくっつけられるから、うちではすっぴんですね。
米谷:赤ちゃんを持つことを不安に思う人の中には、親になる自信がない人もいます。りゅうちぇるさんはどう思いますか?
りゅうちぇる:やっぱり親だからこそ「こういうことをさせてあげたい」「こういう風にしなきゃ」って思い過ぎてしまうところは、どうしてもあると思うんですよ。僕もリンクが産まれる前は「こういう大人にはなってほしくない」みたいなのがすごくあったから、「こうやって育てよう」とか「こういうことを教えてあげなきゃ」とか、自分の中でいっぱいいっぱいになっていました。
でも赤ちゃんが産まれてしまえば、逆に親の方が毎日子どもから教えてもらうことがたくさんある気がしていて。一緒に成長してる感覚がすごくあるんですよ。
りゅうちぇる:「子育ては大変だよ」っていうマイナスの話ばかりが広まっていて、僕もたくさん聞いたけど、産まれてみたら想像以上に自分の子どもってかわいいんです。だから頑張れちゃうんだけど、そんな話は誰も教えてくれなかったなって。もちろん大変なこともあるし、産まれる前も今も自信はそんなにないんですけど、お互いに成長し合いながら楽しんで子育てしていきたいなって思ってますね。
米谷:最初から親になる自信がある人はそんなにいないのかも?
りゅうちぇる:そうかもしれないです。うまくいかないこともいっぱいあるから、逆にイメージし過ぎちゃうのもよくないと思いますね。「完璧な親にならなきゃ」みたいなことはそこまで気にしなくていいんじゃないかな。産まれてきて、子どもと一緒に成長しながら、だんだん親としての感覚が分かってくるんじゃないかなと思います。
>>りゅうちぇる&ぺこカップルの”一生仲良しでいる”ためのルール「バリバリ喧嘩するから、どんどんぺこりんのことが好きになる」【りゅうちぇる×『妊活たまごクラブ』編集長】
取材・文・構成/天野夏海
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