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JUL/2019

リボ払い、カードローン……「お金がないとき」に絶対やってはいけないこと&やるべきこと

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生きていくためにお金は切っても切り離せないもの。「お金がほしい」で検索すると、実にさまざまな「即座にお金が手に入る方法」がヒットします。しかし、これらは本当に私たちをリッチにしてくれる方法でしょうか?

今回は、正しいマネーリテラシーを身に付けるために知っておくべき、「お金がないとき」に絶対やってはいけない3つのことをご紹介。合わせて、「お金がほしいとき」に最初にすべきこともお伝えします。

【この記事を書いた人】
(株)Money&You代表取締役/マネーコンサルタント
頼藤 太希

慶應義塾大学経済学部卒業後、外資系生保にて資産運用リスク管理業務に従事。2015年に(株)Money&Youを創業し、現職へ。女性のための、一生涯の「お金の相談パートナー」が見つかる場『FP Cafe』を運営。メディアなどで投資に関するコラム執筆、書籍の執筆・監修、講演など日本人のマネーリテラシー向上に努めている。著書は「やってみたらこんなにおトク! 税制優遇のおいしいいただき方」(きんざい)、「税金を減らしてお金持ちになるすごい!方法」(河出書房新社)など多数。日本証券アナリスト協会検定会員。ファイナンシャルプランナー(AFP)

>>この記事は『Mocha』より原文ママ転載しています

「お金がないとき」に絶対やってはいけない3つのこと①カードローン(キャッシング)

まずは、キャッシングをはじめとするカードローンです。カードローンはいまや手軽に現金を手にできる方法の筆頭です。借入手続きはスピーディーで手間いらず。問題がなければ1〜2時間もしないうちにお金を借りることができてしまいます。

申し込みに必要なのは本人確認書類のみ。印鑑も保証人も担保も不要で、借入額によっては収入証明書さえいりません。1社あたり50万円、他社も合わせれば総額100万円という金額を、カードローン会社は収入確認なしで貸し付け可能としているのです。

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また、カードローンの一種、クレジットカードのキャッシング機能を利用すれば、何の手続きをすることもなく、ATMから30万円程度まで引き出せてしまいます。ATMからお金が引き出せてしまうと、もはや借金という感覚すら薄れてしまうかもしれません。

借金は、時としてチャンスを生かすために必要な手段なのですが、個人向けのローンは金利手数料の負担が大きいため、損をしやすい仕組みになっています。

「きちんと返せるなら借りたって問題ない」という意見もありますが、その意見に筆者は断固として反対します。

重要なのは、このようなときに相手目線で考えられるか。なぜ、金融機関はそんなに簡単にお金を貸すのかを考えてみてください。理由は簡単。「もうかる」からです。相手がもうかるということは、私たちは損をする可能性が高いということでもあります。実際、年数%から、場合によっては十数%もの金利を支払う必要がありますから、お金がないときにやってはいけないのです。

「お金がないとき」に絶対やってはいけない3つのこと②リボ払い

クレジットカードの返済方法の一つに「リボルビング払い」、通称「リボ払い」があります。これは、利用件数や金額に関係なく、毎月一定の金額を支払っていくという返済方法。最小支払い額は借入総額によって変わります。

中には「月々2000円からの支払いでOK」などとうたっているサービスもあります。手軽そうですし、一定額を毎月支払っていくだけなら、支出の管理もしやすくて便利だから良いのでは? と思うかもしれません。

しかし、リボ払いは利用残高全体に実質年率15〜18%の金利手数料がかかる仕組み。元金はなかなか減らず、完済までの金利手数料は莫大な額になります。さらに、支払いが終わる時期が見えにくいのも難点です。

実際にどれほどの金利負担があるのか、見てみましょう。

●例:以下の条件でリボ払いをした場合の返済総額・返済回数は?
・借入総額=50万円
・毎月の返済額=リボ払い1万円(元利定額方式:返済元金+利子=1万円)
・年利15%

この場合、計算上の返済総額は約79万円。借りたのは50万円なので、利子は差し引き約29万円も支払うことになります。返済回数も79回、完済までに6年7カ月もかかる計算です。

リボ払いをしてしまうと、なかなか返済が終わらないどころか、多額の利子を払うことになるのがおわかりいただけると思います。リボ払いは絶対にやってはいけないのです。

「お金がないとき」に絶対やってはいけない3つのこと③:ギャンブル(競馬、パチンコ、宝くじなど)

こうなったら一か八か、ギャンブルに挑戦…というのは絶対にNGです。そう簡単にお金は増やせません。

そもそも、競馬の還元率は約75%、パチンコは約85%と定められていますが、これは、競馬は25%、パチンコは約15%が胴元の取り分で、その残りが参加者に分配されるということ。数値で考えると、1万円を賭けた場合、競馬なら2500円、パチンコなら1500円を平均的に失うということです。

また、宝くじやtoto(サッカーくじ)はパチンコなどのギャンブルとは別物と考えている人も少なくありませんが、これらもれっきとしたギャンブルです。しかも、還元率は宝くじが約46%、totoは約50%という驚きの低さなのです。

こうして見ると、ギャンブルでお金を増やすのは至難の業であるのは一目瞭然。ギャンブルは「お金を増やす」ためにするのは絶対にNG。損しても問題ない金額の範囲で「娯楽」として楽しむのがよいでしょう。

「お金が欲しい人」が最初にすべきこと

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今は、どうにかしてお金を手にしたいと思えば、簡単に手に入ってしまう世の中になっています。けれども、返す必要があるお金、運の要素が強いお金を、真の意味で「自分のお金」と呼ぶことはできません。一朝一夕でお金を手に入れることはできないのです。

では、お金とうまく付き合いながら「真の自分のお金」を着実に増やしていくにはどうしたらいいのか。その方法は、突き詰めれば2つしかないと思います。どちらも非常にシンプルです。

お金を増やす方法①「自分価値」を高め、稼ぎ力をアップさせる
ひと昔前に比べると、個人の能力やスキルを生かして働く「フリーランス」というスタイルは珍しいものではなくなりました。この傾向は、能力全体が平均的に高い人材ではなく、より専門的に突出した能力を持つ人材が必要とされる世の中になってきていることの現れともいえるでしょう。もちろん、この傾向はフリーランスだけでなく、会社員や公務員にも当てはまります。

このような時代を生き抜くために必要となるのが、「自分価値」を高めるための自分磨きなのです。自分磨きとは、単に知識やスキルの向上だけを意味しているのではありません。長く働き続けるための「健康維持」や、仕事に生かせる「人脈づくり」といったものも含みます。

最近では、副業を認める企業も増えてきました。スキルや知識、人脈を生かして副業を行い、自分価値を高めながらお金を増やすことを考えてみるのもいいでしょう。

お金を増やす方法② 確実に貯蓄できる仕組みを作る
毎月の生活費の残りを貯めようとしても、お金はなかなか貯まっていかないもの。生活費が残らない月があったり、お金を貯める口座に入金し忘れたりするからです。そこでおすすめなのが、何も考えなくても確実にお金を貯蓄できる仕組みを作ること。一度仕組みを作ってしまえば、あとは勝手にお金が貯まっていきます。

具体的には、自動貯蓄と先取り貯蓄の2つの仕組みを利用します。
自動貯蓄は、給与や金融機関の口座から指定した金額を自動的に差し引いて貯めること。先取り貯蓄は、給与などの収入があったときに、先に貯蓄金額を確保して貯めることです。

つまり、給与などの収入があったら自動貯蓄ですぐにお金を差し引き、先取り貯蓄をすれば、お金は勝手に貯まっていくというわけです。

自動貯蓄と先取り貯蓄の仕組みを利用できる制度はいくつかあります。

①財形貯蓄制度
給与から天引きで貯蓄できる制度です。お金は指定金融機関に自動的に送られます。引き出すのに上司の確認や承認印が必要な会社も。安易に引き出しにくいことがかえって貯蓄向きかもしれません。なお、会社が財形貯蓄制度を導入していない場合は利用できません。

②社内預金制度
こちらも給与から天引きで貯蓄できる制度なのですが、勤務先が金利を優遇してくれます。金融機関に預けるよりも有利ですので、制度があるならぜひ活用したいところです。

③定期預金の積立
金融機関の預金口座から毎月一定額を自動的に引き落として積み立てていく方法です。誰でも設定できるので気軽ですが、財形貯蓄制度や社内預金制度のような強制力はありません。

④投資信託の積立投資
投資信託は、投資家から集めたお金を専門家が代わりに運用してくれる金融商品。これを毎月少しずつ買い付けていく方法です。投資なので、利益が出ることがあれば損失がでることもあるのですが、それでもコツコツ買い付けると、長期的な値上がりが期待できます。つみたてNISA(積立NISA)という制度を利用すると、年40万円までの投資で得られた利益にかかる税金をゼロにできます。

⑤iDeCo(イデコ・個人型確定拠出年金)
加入者自身が掛金を積み立てて運用し、年金を作る制度です。20歳から60歳までのほとんどの人が加入できます。お金を貯めながらさまざまな節税ができて有利なのですが、貯めたお金を引き出せるのは原則60歳から。あくまで老後資金用です。

まだ貯蓄ができていない方は、まずは①〜③のような方法で、少しずつお金を貯めていきましょう。
また、より効率よくお金を貯めるには、自分だけでなく、お金自身にも働いてもらうほうがいいでしょう。お金にお金を稼いでもらうのです。

④・⑤の方法では、お金を増やす商品として投資信託を買うことができます。
投資信託は100円、500円といった少額でもスタートできます(iDeCoでの運用は月5000円から)。

はじめは少額でも、積立投資していけば徐々にまとまった金額になっていきます。少しずつ取り組んで、体質改善のきっかけを作り、着実に資産形成していきましょう。

>>元記事はこちらから

【記事提供元】『Mocha(モカ)
『Mocha(モカ)』では、ひとりでも多くの女性がお金の知性を身につけ、自分らしい人生を送れるよう、マネーやキャリアに関する、旬な話題、著名人のインタビュー、お得な情報などを独自視点でお届けしています。

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