年末年始の飲み会太りを回避! ダイエット中に選ぶべきお酒ベスト5【管理栄養士監修】
忘年会にクリスマス、お正月に新年会。年末年始にはお酒を飲む機会が増え、体型のキープが難しくなるものですよね。特にダイエット中の女性であれば、なるべく太りにくいお酒をチョイスしたいところです。そこで今回は、太りにくいお酒の選び方に関する基本的な知識と、一般的に飲まれるお酒の中でダイエット中に選ぶべきお酒の種類をランキング形式でご紹介していきます。
太りにくいお酒の選び方
アルコールは1gあたり7.1kcalありますが、アルコールのカロリーは他のエネルギー源であるたんぱく質・脂質・炭水化物よりも先に燃やされ、カラダに蓄えられることがないカロリー。そのため、ダイエット中の大敵となるのはお酒に含まれる糖質です。カロリーばかり気にするのではなく、なるべく「糖質が少ないお酒」を選ぶように気を付けましょう。
太りにくいお酒ランキング・ベスト5
【ベスト1】 ハイボール
ハイボールのベースはウイスキー。ウイスキーは、蒸留酒といってアルコール度数は高いけれど、糖質と脂質はゼロ。また、ハイボールは炭酸水で割るので、満腹感も得られやすく、ストレートで飲むよりアルコール度数も抑えらるのもうれしいところです。ただし、ハイボールの中にはジンジャーエールで割ったものもあるので、なるべくなら炭酸水で割ったものをチョイスするようにしましょう。お正月などに自宅で飲む場合には、糖質が含まれている市販の缶ハイボールよりも、ウイスキーを炭酸水で割ったものを自分で作って飲むのがお薦めです。
【参考】ハイボール(ウイスキー50ml・炭酸割) 118kcal ※あすけん調べ
【ベスト2】 ウーロンハイ・緑茶ハイ
ウイスキーと同じく蒸留酒に分類されるのが焼酎。焼酎も糖質はゼロです。焼酎を割るなら、カロリーが少ないウーロン茶や緑茶、水などの甘くないものがお薦めです。
【参考】ウーロンハイ(焼酎70ml+ウーロン茶) 102kcal ※あすけん調べ
【ベスト3】 赤ワイン
ワインはビールと同じ醸造酒に分類されますが、カロリー、糖質ともに少なめ。1日あたりに飲む適量はグラスに2杯程度で、飲み過ぎに注意すればダイエット中でも安心して飲めます。赤ワインの紫色の成分であるポリフェノールは、強い抗酸化作用があり老化防止にも◎。また、悪玉コレステロールを減らしてくれたりと、たくさんの健康効果が実証されています。
【参考】赤ワイングラス1杯(100ml) 73kcal ※あすけん調べ
【ベスト4】 生グレープフルーツサワー
グレープフルーツの香り成分である「ヌートカトン」には、脂肪燃焼効果があると言われています。また、グレープフルーツに含まれるビタミンCや食物繊維も豊富で、ダイエット中に不足がちになる鉄分の吸収率をアップする働きもあります。果実を絞って飲めば、美容だけでなく健康への効果も期待できます。
【参考】生グレープフルーツサワー(焼酎80ml・グレープフルーツ1/2個)157kcal ※あすけん調べ
【ベスト5】 糖質オフビール
「忘年会ではやっぱりビールが飲みたい!」という女性も多いでしょう。そんな方には、「糖質オフビール」がお薦めです。今では各メーカーからさまざまな糖質オフビールが販売されおり、そのほとんどは発泡酒か第3のビールです。通常のビールに比べて糖質をかなりカットできるはずです。
【参考】
『キリンゼロ<生>』350ml缶(キリンビール) 67kcal
『アサヒ スタイルフリー』350ml缶(アサヒビール) 84kcal
『極ZERO』350ml缶(サッポロビール) 91.0kcal
『金麦<糖質75%オフ>』350ml缶(サントリー) 115.5kcal
太る原因は、お酒そのもののカロリーや糖質だけでなく、おつまみなどお酒と一緒に食べる食事にもあります。お酒を飲むと胃液の分泌が活発になるので、普段よりも食欲がわき、食べ過ぎを招くこともあるのです。そんなときは、野菜料理から食べるようにして食欲を抑えたり、なるべく糖質やカロリーの少ないお酒をチョイスして工夫してみましょう。年末年始の飲み会で、ぜひ役立ててくださいね。
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