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JUN/2021

IT業界でコロナ禍に広がる“非エンジニア”活躍の道とは? 30代で異業種転職を叶えた女性が見つけた「手に職」

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多くの業界で経営難に陥る企業が目立ったコロナ禍。そんな状況下でも、働き方や生活様式の変化を追い風にして伸び続けているのがIT業界だ。

将来のキャリアを見据え、市場ニーズの高いIT業界で専門性を磨き、手に職を付けたいと考える女性も多いのではないだろうか。

ただ、未経験でのIT業界転職には、ハードルの高さを感じる人もいるだろう。ITやテクノロジー、エンジニアリングの知識ゼロからでも仕事をしていくことができるのか、不安に思う女性も少なくないはずだ。

しかし、近年のIT需要拡大により、異業種出身の女性たちがIT業界で活躍する道がますます開かれるようになってきた。

自社サービスの開発のほか、クラウドサービスのコンサルティングから導入までをトータルで行うサークレイス株式会社には、業界未経験の女性が続々と入社して活躍しているという。

サークレイス株式会社
サークレイス株式会社
カスタマーサポート事業部
シニアコンサルタント
蹄 樹里さん
新卒で通信設備工事会社に入社し、データベース入力や記録作業を担当。その後コールセンターに転職し、コミュニケーター、アシスタントマネジャーとしてキャリアを積む。派遣社員として宿泊サイト運営会社の営業事務を経て、2018年1月にサークレイス入社

同社には、エンジニアに限らず、事務経験を生かしたり営業や販売職などで培ったコミュニケーション力を武器に働くコンサルタント職の女性が約80名在籍。法人クライアント向けに、ITを活用した業務改善提案を行っている。

そこで、同社のコンサルタントとして磨かれる専門性や、非エンジニアでもIT業界で未経験から活躍する方法について、元コールセンター勤務だったというシニアコンサルタントの蹄 樹里さんに話を聞いた。

「強みとなるスキル、あるだろうか」30代で飛び込んだ未経験のIT業界

――まずは現在担当しているお仕事について、詳しく教えてください。

クラウド型の顧客管理ソリューション『Salesforce』を導入した法人クライアントに常駐し、業務上の課題解決を図るというものです。

『Salesforce』は世界トップクラスのシェアを誇るビジネスアプリケーションで、顧客情報の管理やマーケティング、カスタマーサポートなど営業活動を支援するさまざまな機能を備えています。

お客さま企業の各事業部から寄せられる「こんなデータを取りたい」「この業務を効率化したい」といった要望にあわせて、『Salesforce』の設定や活用のお手伝いをするのが私の仕事です。

企業内での業務効率化につながることはもちろん、重要な意思決定のシーンで役立つケースも多く、やりがいがありますよ。

――ITの専門知識が求められる仕事ですよね。ですが、蹄さんは業界未経験での入社だったとか。

はい。新卒で入った会社での業務はデータベースの入力作業でしたし、次に転職したのも異業種のコールセンターでした。その時は「人と接する仕事がしたい」と思って転職したんです。

コールセンターではアシスタントマネジャーとしてセンター運営も担当していたのですが、そこで社内システムに触れる機会があって。システムを扱う仕事も面白そうだな、と感じたことを覚えています。

サークレイス株式会社

――そこから、どのような経緯でサークレイスへ?

年齢的にも30代前半に差し掛かり、新しいことを始めるのであれば早い方がいいと考えるようになりました。

とはいえ、世間で通用するようなスキルが持てている自信もなかったので、一度は派遣社員として事務職に。並行して転職活動を行う中で見つけたのがサークレイスでした。

派遣で働いていた会社が『Salesforce』を導入していたのですが、難しいプログラミング言語が不要だったり簡単な操作で設定できるのがいいな、と思っていたんです。

もともと人から頼られたり、教えたりすることも好きだったので、仕事内容も合っていると感じていて。

サークレイスは人当たりの良い方ばかりで、自然体で話ができたこともあり、迷わず入社を決めました。

「学ぼう」という覚悟。入社後3カ月以内に二つの資格を取得

――未経験からのIT業界への転職。不安はありませんでしたか?

不安がなかったわけではありませんが、トレーニングも充実していて、認定資格の取得をサポートしてもらえると聞いていたので一歩が踏み出せました。

面接では「最初はみっちり勉強する必要があります」とも言われたんですよ。でも、そこではっきり言ってもらえてよかったのかも。おかげで、「しっかり学ぼう」という姿勢になれましたし。

サークレイス株式会社

――実際にはどのようにスキルを身に付けていったのですか?

まずは基本的な資格である『Salesforce』の認定アドミニストレーターと、認定プラットフォームアプリケーションビルダーの取得を目指します。

入社直後の5日間は、9時から5時まで認定トレーナーによる研修を受講。システムの構成や基本的な使い方などを一から学びました。

その後も、独学で資格取得に向けての勉強を続けます。同期入社の仲間もみんな初心者だったので、お互いに励まし合いながら勉強ができて楽しかったですね。

実際に『Salesforce』を触ってみると、プログラミングの知識も必要なく、操作もマウスで行えるので初心者でも十分に対応できました。

ただ、どういった設定があり、どのような使い方ができるのかはすぐには覚えられなくて。テキストを見ながらテスト環境での練習を繰り返し、操作を体に覚えさせていきました。

私の場合は、2カ月半程で二つの資格を取得。その頃には基本的な操作は一人でできるようになっていました。

――『Salesforce』に関する専門知識や操作スキルを学ぶ研修があるのは、未経験者にとっては心強いですね。その後、実際に仕事を始めてからも、その学びは役立ちましたか?

そうですね。ただ、研修で習った通りにやるだけでは通用しない場面もあると実感しました。

――例えばどんな点に苦労したのでしょうか。

資格取得後はお客さま企業に常駐となるのですが、私が担当したのは業務用ソフトを開発しているIT企業でした。最初は、お客さま先の業務フローやシステムの把握に苦労しましたね。

学んだ通りに作業しても、なぜか不具合が生じてしまう。よくよく調べてみると、実は研修時とはシステムの設定が異なっていた……ということがよくありました。

『Salesforce』は自由度が高くて、機能も多岐にわたるんです。研修で学んだこと以外にもさまざまな使われ方をされていることを、現場に出て知りました。

サークレイス株式会社

顧客理解も仕事のうち。コミュニケーション力や提案力が武器に

――実践デビュー後、壁にぶつかることはありませんでしたか?

なかったとは言い切れません。ですが、疑問点はサークレイスのスーパーバイザーに相談することもできるので、不安になることはありませんでした。

加えて、分からないことは自分でどんどん調べるようにしてきました。その方が自分の身になるような気がして。

想定外の事態に直面しては調べて、試してみて……と繰り返していくうちにできることが増えていきました。お客さま企業の雰囲気にもなじみ、半年くらいで手応えが持てるようになっていましたね。

――手応えを持てるようになったのは、どのようなスキルが身に付いたからだと思いますか?

システムに関する知識はもちろん必要でしたが、それ以上に論理的に考える力や、真の課題を引き出すコミュニケ―ションスキルの方が重要になる場面もあったように思います。

――例えばどんな場面でしょうか?

以前、お客さまから「顧客情報の入力画面で、この部分を必須入力項目にしたい」と要望された時のこと。私は要望通りに設定したのですが、いざリリースしてみると、それは利用者にとっては後から入力した方が都合のいい項目だということが分かったのです。

必須入力項目にするのではなく、特定のタイミングで追記を促すポップアップを出す仕様の方が適していた……と後になって気付きました。

お客さまの要望と、現実にある課題がうまく合致していないケースもあります。私たちの仕事は、言われた通りにシステムの設定をするのではなく、お客さまが本当に求めていることは何かをくみ取って最適な提案をすることなのだと、その時に気付きました。

サークレイス株式会社

――IT業界で得た経験や知識だけが重要、というわけではないと。これまで培ってきたコミュニケーション力や提案力が生かせるシーンも多そうですね。

そうですね。お客さまの業務理解や、『Salesforce』の知識と同様に重要です。

『Salesforce』って本当に奥の深い製品で、まだまだ知らないことがたくさん。しかも、年に3回も製品のアップデートがあるんですよ(笑)。どんどん技術が進化していくので大変ではありますが、永遠に学び続けることができてわくわくしますね

――研修や資格取得を終えても、常に勉強が必要なんですね。

はい。『Salesforce』の認定資格は他にもあるので、今はより上位の資格取得にチャレンジするために必要なトレーニングを受講しているところ。社内では有志による自主的な勉強会もたくさん開かれていますよ。

経験を積んだ後は、スぺシャリストとしてスキルを磨く道のほかに、社内外向けの講師になるキャリアもあるんです。いろんなことに挑戦してみたい、という好奇心を持てる人にとっては、チャンスの豊富な環境だと思います。

この仕事に就いてから、着実に前進してきた実感が持てていますし、きちんと仕事に向き合ってきたという自負もあります。それが、今の私の自信にもつながっているのです。お客さまの課題を解決することで、直接「ありがとう」という感謝の声をいただけるのが、とてもうれしいんですよ。

今後も、止まることなく成長を続けていきたい。知識が増えるほどお客さまに対してもよりよいコンサルティングができると思うので、まだまだ学び足りないくらいです。これからは自分でも勉強会を主催するなど、学んできたことのアウトプットにもチャレンジしたいですね。

>>サークレイス株式会社の求人はこちら

取材・文/瀬戸友子 撮影/吉永和久

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