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DEC/2014

ロング&ショートのダブルトレンドが到来!旬のブーツを賢く選ぶコツ

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宮田理江が働く女子に“旬”のファッションを解説
今知りたい!トレンド・キーワード

ファッションは自分流に楽しみたいから、目先の流行に振り回されたくない。でも、新トレンドのエッセンスは押さえておきたい。そう思っている働く女子は多いハズ。そんな気持ちに応えて、ファッションジャーナリスト・宮田理江が「これだけは見逃せない」という旬のおしゃれトレンドを解説し、明日からの着こなしを引き立てるお役立ちテクニックを提案します。オフィスやプライベートでのスタイリングに生かせる知恵とスキルをあなたにレコメンドします。

ファッションジャーナリスト 宮田理江(みやたりえ)
ファッションブランドの販売員やバイヤー、プレスを経験して、ファッションジャーナリストへ。現場経験を生かしたファッショントレンド分析・解説、スタイリング提案までマルチにこなす。自分らしい着こなしを見つけるための手ほどきを集めた著書『おしゃれの近道』『もっとおしゃれの近道』(共に学研)が発売中http://riemiyata.com/

気取らないおしゃれがマスト!映画『ニューヨークの巴里夫(パリジャン)』

働く女性にとって映画は身近な存在。仕事が終わってまったりDVDを見たり、週末には映画館に行ったり。実は、映画には使える着こなしや旬のファッションがいっぱい。映画を満喫するのと同時に、オフィスやプライベートで取り入れられるおしゃれのコツを学んでみませんか?

ロング&ショートのダブルトレンドが到来!旬のブーツを賢く選ぶコツ
© 2013 Ce Qui Me Meut Motion Picture – CN2 Productions – STUDIOCANAL – RTBF – France 2 Cinema
ロング&ショートのダブルトレンドが到来!旬のブーツを賢く選ぶコツ
【映画情報】
ニューヨークの巴里夫(パリジャン)
12月6日(土)、Bunkamura ル・シネマほか全国順次ロードショー
公式サイト:http://www.nyparisian.ayapro.ne.jp/
© 2013 Ce Qui Me Meut Motion Picture – CN2 Productions – STUDIOCANAL – RTBF – France 2 Cinema

40歳を迎えたのに、人生の軌道がどうも定まらないパリジャンの物書き、グザヴィエ(ロマン・デュリス)。彼が映画『ニューヨークの巴里夫(パリジャン)』の主人公。不仲になった妻は息子、娘を連れてニューヨークでリッチマンと再出発。作家として成功しつつあったグザヴィエでしたが、子どもたちと遠く離れて生きる気になれず、身一つでNYへ。でも、言葉や仕事、生活費などに悩まされ、住み慣れたパリとは全く異なる難儀な生活を強いられます。

そもそも妻が愛想を尽かしたきっかけは、旧知の同性愛女性イザベル(セシル・ドゥ・フランス)に頼まれたグザヴィエが、自分の精子を提供したせい。NYで暮らすこの同性愛女性を頼って転がり込んだグザヴィエは、親権を確保するために中国系女性と偽装結婚したり、元カノのマルティーヌ(オドレイ・トトゥ)とよりを戻したり。パリ時代以上にこんがらがった人間関係をNYで築く中、グザヴィエは自分がぼんやりと求めていた「愛」の輪郭がくっきりし始めてきたことに気付きます。

恋愛に絡んで、離婚、シングルマザー、同性愛など、さまざまな選択肢が「意思と選択の街」NYらしく示されます。3部作の完結編に当たる本作では、過去15年にわたる登場人物それぞれの人生が映し出され、まるで現代の働く女性に、こんなにもたくさんの愛と人生の「かたち」が選べるのよとアドバイスしてくれるかのよう。

地下鉄のベンチに4人が腰掛けているワンシーンを見ると、向かって左端の同性愛マザーのイザベルはダメージドジーンズにゴツめのショートブーツでタフ顔のコーデ。たくましい姉御キャラを感じさせます。右から2番目に座る元妻のウエンディ(ケリー・ライリー)はワンピースにロングブーツを合わせ、フェミニン&カジュアルなムードを足元にも映し出しています。主人公グザヴィエも、飄々(ひょうひょう)とした人柄通りのスニーカースタイルで、気取らないラフさが魅力。彼らの装いには自分流が感じられ、大人のこなれ感を生んでいます。

「ショートorロング」冬のブーツスタイルを楽しむ

冬シューズの主役はやはり「ブーツ」。毎年、新たなブーツトレンドが生まれますが、この冬はショートブーツとロングブーツの両方がクローブアップされるという“長短ダブルトレンド”。それぞれに持ち味やコーデ方法が違うから、キャラクターをしっかりつかんで使い分けたくなります。

ショートブーツは小ぶりな分、風合いとディテールに凝ったデザインを選ぶのが賢明。レザーの切り替えやヒールの側面加工などが施してあるタイプはコート裾の下でいい表情をのぞかせてくれそう。紳士靴の人気が続く中、定番のウイングチップをそのままブーツに仕立てたようなトリッキー形も登場。足首の二重ベルトも程よくタフ感を主張しています。ほっこり顔のハーフ丈は服との相性を選ばないから、「履き回し」が楽。ぬくもりが確かな厚手タイプを選べば、寒い時期に自然と出番が多くなります。一方、ロングブーツは革の質感が決め手に。つややかな光沢がレッグラインを一段と伸びやかに印象づけてくれるはず。足首やかかとのディテールが工夫してあるデザインは、ロングブーツを単調に見せません。黒系が多いロングブーツですが、グレーのようなやさしいトーンを迎えると、着姿に穏やかさと落ち着きが備わります。プレーンに見え過ぎないよう、ベルトやかかとで動きを演出したデザイン入りを選んで、この冬らしいブーツスタイルを楽しんでみて。

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