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SEP/2015

アニエスベーの映画がお手本!秋レッドでつくるフレンチシックな大人スタイル

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宮田理江が働く女子に“旬”のファッションを解説
今知りたい!トレンド・キーワード

ファッションは自分流に楽しみたいから、目先の流行に振り回されたくない。でも、新トレンドのエッセンスは押さえておきたい。そう思っている働く女子は多いハズ。そんな気持ちに応えて、ファッションジャーナリスト・宮田理江が「これだけは見逃せない」という旬のおしゃれトレンドを解説し、明日からの着こなしを引き立てるお役立ちテクニックを提案します。オフィスやプライベートでのスタイリングに生かせる知恵とスキルをあなたにレコメンドします。

ファッションジャーナリスト 宮田理江(みやたりえ)
ファッションブランドの販売員やバイヤー、プレスを経験して、ファッションジャーナリストへ。現場経験を生かしたファッショントレンド分析・解説、スタイリング提案までマルチにこなす。自分らしい着こなしを見つけるための手ほどきを集めた著書『おしゃれの近道』『もっとおしゃれの近道』(共に学研)が発売中http://riemiyata.com/

アニエスベー初監督映画、フレンチシックでアートな世界

働く女性にとって映画は身近な存在。仕事が終わってまったりDVDを見たり、週末には映画館に行ったり。実は、映画には使える着こなしや旬のファッションがいっぱい。映画を満喫するのと同時に、オフィスやプライベートで取り入れられるおしゃれのコツを学んでみませんか?

アニエスベーの映画がお手本!秋レッドでつくるフレンチシックな大人スタイル
©Love streams agnès b. Productions
アニエスベーの映画がお手本!秋レッドでつくるフレンチシックな大人スタイル
【映画情報】
わたしの名前は…
2015年10月31日(土)渋谷アップリンクほか全国順次ロードショー
配給:アップリンク
提供:アニエスベー
公式サイト:http://uplink.co.jp/mynameis/
©Love streams agnès b. Productions

ファッションデザイナーのアニエスベーが監督として初めて撮った長編映画が『わたしの名前は…』。本名のアニエス・トゥルブレ名義で発表されたこの映画は、12歳のフランス人少女と、スコットランド人のトラック運転手が偶然出会って始まった、束の間の逃避行を描いたロードムービーです。それぞれに異なる心の傷を抱えた2人が言葉もろくに通じないまま、おずおずとつたなく心を通わせ合う、ちょっと切ないストーリーになっています。

父親から虐待を受けている少女セリーヌ(ルー=レリア・デュメールリアック)は学校の遠足で海辺へ。たまたま停車していたトラックの寝床に入り込み、眠ってしまいます。彼女の侵入に気づかないままトラックを走らせ始めた運転手(ダグラス・ゴードン)。やがてセリーヌを見付けますが、家族をなくした痛みを抱える彼は通報しようとはせず、セリーヌを連れて当てのない旅を始めます。それぞれフランス語と英語しか離せない2人ですが、徐々に絆が生まれ始め、お互いを思いやるような関係に。でも、長く続くはずのなかった2人だけの時間は予想もつかない形で幕切れを迎えます。

もともとアートを志していたというアニエスだけあって、彼女一流の美意識が随所にうかがえます。トラック運転手役を演じたのも、著名な現代アーティストです。アニエスはこの映画の中で、赤い色を巧みに取り入れています。少女の長袖ニットトップスには、ややくすませた赤を選んで、彼女の内面を写し取っているかのよう。赤はバリエーションが多いので、色味を変えて様々な着こなしパターンが組み立てられます。秋から冬にかけてはダークカラーが多くなりがちですが、赤をうまく差し込めば、着映えの重たさをやわらげやすくなります。

「レッド」アイテムで秋冬ファッションを彩る

さっぱりした夏の装いに飽きてきたら、早めの秋支度でムードチェンジすると、周りに差をつけられます。見た目の印象が強い赤は秋の訪れを直感させます。赤は色味の選択肢が多いので、好みのムードを引き寄せるのにも役立ちます。

大人っぽい風情を醸し出すなら、映画にも登場した、少し発色を落としたスモーキーレッドが使えます。コートのような面積の広いアイテムでまとっても、派手すぎず大人っぽく見えるのもいいところです。

逆に、はっきりめの赤はやさしい風合いのニットで迎えると、トーンがやわらぎます。ダークカラーのアウターも内側から赤をのぞかせれば重たく見えません。

秋冬最大のテーマとなる70年代リバイバルでは、短冊状に垂らしたフリンジが脚光を浴びます。赤で染め上げれば、当時のエナジーが宿ります。押し出しの強さが気になるなら、羽織り物で見え加減を整えて。

秋冬にはタートルネックのニットも復活が確実視されています。どこか懐かしげな風情に、深みのある赤がなじみます。赤は黒とも白とも好相性を発揮するから、コントラストを際立たせる色合わせを意識しましょう。

秋の訪れを印象づけるワインカラー系の赤は落ち着いた着映えに導いてくれます。トレンドのワイドパンツで取り入れる手もありますが、やや主張がきつくなるので、細身のきれいめパンツが落とし所になりそう。

フェティッシュな質感のレザーと組み合わせれば、赤はなまめかしさを増します。少し渋めの色味で、大人セクシーを薫らせるのが節度のあるあしらい方。赤以外のパーツは引き立て役に回すめりはりコーディネートが秋ルックを上品につやめかせるはずです。

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