16 FEB/2022

【2021年 冬のボーナス事情】「支給なし」が約半数、働く女性519名調査で分かった賞与支給額の平均&使い道

2021年冬のボーナス

アンケート実施期間/2021年12月10日~12月22日
有効回答数/519名
調査方法/女の転職type会員に対してWeb上で調査


今回の調査でわかったこと


51.3%が冬のボーナス「支給なし」
支給された人の平均額は29.4万円で、使い道は「貯金」「生活費」が上位に

2021年冬のボーナスについて調査したところ、「ボーナス支給なし」だった人が51.3%で最多となりました。

支給された人の平均金額は29.4万円で、2021年夏のボーナスの平均金額31.7万円からは、わずかに減額となっています。理想の支給額(53.6万円)と比較すると、約24万円もの差が見られました。

ボーナスの使い道は1位「貯金」、2位「生活費に充当」と堅実さがうかがえるものの、2020年と比較すると「旅行・レジャー」「趣味」に使用する人の割合も増えている様子。2021年の12月は新型コロナウイルス感染症の影響が弱まっていた時期だったことで、娯楽への利用が増えたのではと予想できます。

Q.1 2021年冬のボーナスはいくらだった?

2021年冬のボーナス

※離職者除く
※「就業中の人のすべて」の雇用形態:正社員、契約社員、派遣、アルバイト・パート、フリーランス、その他

2021年冬のボーナスは、「0(なし)」が51.3%と最多となりました。雇用形態が「正社員・契約社員」の人に限定して見ても、49.3%が「0(なし)」と回答。約半数の人はボーナス支給なしであったことが分かります。

支給された人の平均金額は29.4万円で、前回のボーナスである2021年夏の平均31.7万円と比べると、やや減額となりました。

Q.2 2021年冬のボーナスの満足度は?

2021年冬のボーナス

※離職者除く
※「就業中の人のすべて」の雇用形態:正社員、契約社員、派遣、アルバイト・パート、フリーランス、その他

ボーナスの満足度について尋ねたところ、「かなり不満足」(43.1%)が1位。「やや不満足」と合計すると、66.7%の人が不満足派との結果に。対して「かなり満足」「やや満足」の満足派は16.1%と、不満足派の1/4以下となっています。

Q.3 2020年冬のボーナスはいくらだった?

2020年冬のボーナス

※離職者除く
※「就業中の人のすべて」の雇用形態:正社員、契約社員、派遣、アルバイト・パート、フリーランス、その他

2020年(一昨年)の冬のボーナスについても尋ねたところ、「0(なし)」45.7%が最多で、支給された人の平均金額は30.9万円。支給ナシの割合は2020年と比較して5.6%増加し、支給額も1.5万円減との結果に。

ただ、雇用形態が「正社員・契約社員」に限定すると、支給なしの割合は3.7%減少。とはいえこちらも支給金額は1.3万円減と減額の傾向が見られました。

Q.4 2021年冬と2020年冬のボーナスの「金額差」は何が要因??

2021年冬のボーナス

※複数回答あり

2020年冬と2021年冬の支給金額に差があった人にその要因を尋ねると、「会社の業績」(22.0%)が最多に。フリーコメントには「新型コロナウイルスの影響」との回答も見られました。

Q.5 理想の冬のボーナスは?

2021年冬のボーナス

※「理想」:アンケート回答者全員
※「現実(2021年)」:就業中のアンケート回答者(離職中の人を除く)

理想の冬のボーナス額は「50~99万円」(43.3%)がトップで、平均金額は53.6万円。ボーナスが支給された人の平均金額だった29.4万円と比較すると、約24万円もの差が見られました。

Q.6 冬のボーナスは何に使う(使った)?

2021年冬のボーナス

冬のボーナスの使い道について尋ねたところ、1位~3位までは2020年も2021年も変わらず、「貯金」「生活費に充当」「ファッション・美容」の順でした。

しかし、2020年と比較して見ると、「投資」に使う(使った)人の割合がわずかに増加。引き続き「貯金」がトップではありますが、「投資」という選択を取り入れる人も少しずつ増えている様子がうかがえます。

また、「旅行・レジャー」「趣味」に利用する人の割合も増加していることが明らかに。2021年の12月頃は、新型コロナウイルスの感染者数が減少していた時期。そのため、外出を伴う趣味などにボーナスを使う人が増えたのではないでしょうか。

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※調査データ(グラフ)は、小数点第2位以下は四捨五入しているため、合計しても100にならない場合があります。