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MAY/2015

普通の28歳女性が描く“等身大の”リーダー像「チームのみんなと同じ目線でボトムアップしていきたい」

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突撃! 隣のステキ女子
ワーキングビューティ・アルバム

仕事でもプライベートでも輝いている女性をクローズアップ! 自分らしいワーク&ライフスタイルで充実した毎日を送っている女性たちから、ハッピーに生きるヒントを教えてもらっちゃおう。

普通の28歳女性が描く“等身大の”リーダー像「チームのみんなと同じ目線でボトムアップしていきたい」
TRILL株式会社
中井 友紀子さん
インターネット広告代理店を経て、2013年、当時ヤフー100%出資子会社だった株式会社コミュニティファクトリーに入社。14年、ヤフー株式会社に転籍。『Yahoo! BEAUTY』のリニューアル、姉妹サイト『TRILL』の立ち上げ等を経て、15年4月1日よりTRILL株式会社代表取締役に就任

今回紹介するワーキングビューティーは、この4月から代表取締役に就任したばかりというTRILL株式会社の中井友紀子さん。経歴を見れば、これまでいくつものサービスの立ち上げに関わってきた“スーパーキャリア女子”ながら、その素顔はちょっとおっちょこちょいで、どこにでもいる普通の20代そのもの。そばにいる人を自然と元気付ける柔らかな笑顔から、仕事を楽しむヒントを見つけたい。

事業を起こしたいなんて
考えたこともなかった

編集部:28歳で代表取締役。何だかそれだけですごいなと思ってしまいますが、もともと事業の立ち上げに興味はあったんですか?

いえ、そんなことは全然なくて。以前、私はインターネット広告の代理店にいたんです。当時の仕事内容はリスティング広告の運用。入札とレポーティングの繰り返しで、仕事は好きだけど、自分が機械のように正確にレポーティングができるかと言えば、そんな自信はまったくありませんでした。今の仕事にプラスオンで何か新しいことにチャレンジしてみたい。そう思っていた矢先に訪れたのが、社内の事業企画コンテスト。そこで入賞して、自分の企画した事業の立ち上げを任されるようになりました。当時はまだ新卒2年目。事業のことなんて全く分かっていなくて、ただもっと成長を感じたいという想いがきっかけだったんです。

編集部:そこから情報サイトやスマホアプリの企画など、いろいろなサービスに関わるようになり、ヤフーに転職してからは美容に関する総合情報サイト『Yahoo! BEAUTY』のリニューアル、そして姉妹サイトの『TRILL』の立ち上げに参加されたんですよね。

そのとき、初めて企画ディレクターというポジションに就いたんです。最初はディレクターって何をすればいいのか分からなくて、すごく考えました。でも、ディレクターの定義は人それぞれ。その中で私が一番しっくりきたのが、ディレクターとは「前に進める人」だということ。チームには企画、エンジニア、デザイナーといるけれど、誰がどこまでやるかなんて仕事の線引きはそのときのリソース次第でいくらでも変わる。だから、誰がどんな役割を担おうと、とにかくチームとして前進するための采配をすることが私の仕事なんだと心掛けるようになりました。

編集部:そうすることで、チームに変化はありましたか?

もともと私たちのチームは、子会社からやってきた人や新しく中途採用された人が多いチーム。初めはお互い何ができるかなんてまったく知りませんでした。その中で大事にしたのは、とにかく密にコミュニケーションを取ること。共通言語は、「この方がユーザーさんが喜ぶよね」。そこを主軸に話ができるとプロダクトを作る側も楽しいし、みんなが気持ち良く働けるとお互いの間にリスペクトが生まれてくるんです。今ではお互いにリソースが足りなければ職域を超えてフォローし合える、素晴らしいチームになったと感じています。

みんなと同じ目線でボトムアップさせて
「チームが楽しく、ユーザーが喜ぶ」を目指したい

普通の28歳女性が描く“等身大の”リーダー像「チームのみんなと同じ目線でボトムアップしていきたい」

編集部:そんな中での代表取締役就任。今の気持ちを表すと?

よりチャレンジが加速することへの期待が半分と、やったことがないことへの不安が半分ですね。これまで私は自分が最前線に立ってプロダクトを作っていけばいいと思っていました。でも、これからはみんなのパワーを最大化させるための仕組みや道筋を作ることに重きを置いていかなきゃいけない。

編集部:メンバーを引っ張っていく責任がありますもんね。

だけど、トップダウンで引っ張って行こうとは思っていないんです。たぶんチームのメンバーもそんなことを私に期待していない(笑)。みんなと同じ視線からボトムアップしていく方が向いているんじゃないかなって思っています。例えば「今日一日どうだった? 何か困ってることある?」って聞いて回るだけでも、みんなの心の拠り所になれるかもしれない。チームのメンバーがこれまで以上に楽しくプロダクトを作れる状態を整えて、それでユーザーさんが喜んでくれるのが理想ですね。

編集部:本当に仕事が楽しそうですけど、中井さんにとって仕事とは何ですか?

うーん。趣味ですね(笑)。土日も朝起きたら真っ先にアプリのランキングをチェックしているくらいですから。

編集部:では、仕事が自分にくれるものとは?

経験です。失敗も含め、これまでたくさんの経験をさせていただきました。経験でしか判断できないものがあるし、今までの経験が一つのピースにつながってきている実感もあるんです。

元気の源は「人」!
周囲をワクワクさせられる女性でありたい

編集部:それだけ仕事に没頭しているのに、すごくキラキラしていますよね。美容面で気を付けていることはありますか?

どうしても昼食が不規則になったり、夜は接待でお酒を飲む機会が多いので、代わりにスムージーで栄養を補給するようにしています。小松菜、セロリ、ほうれん草にオレンジ、パイナップルなど、いろいろなものを混ぜますね。だいたい何を混ぜてもOKだから手軽だしコストパフォーマンスもいい。肌質も変わるし、健康になったって気持ちになれるのもいいですね。

編集部:息抜きにはどんなことをしていますか?

セルフネイルが好きなので、何も考えずに没頭してジェルネイルを塗っているときは、いい息抜きになりますね。友達のネイルもしてあげますよ。それを口実に人と会えるのも個人的にはすごくうれしいんです。

編集部:行くと元気がもらえるスポットはありますか?

うーん。私にとっては、どこというよりも人と会うことで、一番パワーをもらえます。好きな人と話していると自然と元気になれる。やっぱり私は人が好き。自分がいることで周囲をワクワクさせられるような人でありたいし、いつか年齢を積み重ねたときに、人の心にフォーカスして火を付けてあげられるような大人の女性になることが、私の目標なんです。


28歳の代表取締役と聞くと、バリバリのデキる女性をイメージしてしまいそうになるけれど、中井さんはどこまでも自然体。肩肘張らないそのスタンスに、これからの女性のリーダー像を見た気がした。

普通の28歳女性が描く“等身大の”リーダー像「チームのみんなと同じ目線でボトムアップしていきたい」
味気ないデザインが多い中、「PCバックはMarc Jacobsが一強」なんだとか。「これは誕生日に友達からプレゼントされたもの。以来、ずっと愛用しています」(中井さん)
普通の28歳女性が描く“等身大の”リーダー像「チームのみんなと同じ目線でボトムアップしていきたい」
必須アイテムのスマホ。カバーはHenri Bendelだ。「NYに出張に行ったとき、15分だけ自由時間があって。その間に一目惚れして即買いしました(笑)」(中井さん)
普通の28歳女性が描く“等身大の”リーダー像「チームのみんなと同じ目線でボトムアップしていきたい」
柳楽仁史著の『取締役の教科書』。「代表になるにあたって、上司から勧めていただいたもの。今まさに読んで勉強しているところです」(中井さん)

取材・文/横川良明 撮影/赤松洋太

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