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FEB/2015

休日のドカ寝が体調不良を招く!? 睡眠の質を上げて健康ボディーをつくるコツ

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ホルモンヌ
いま目指すべきはホルモンバランスの整った女
「何となく不調」と決別!ホルモンヌへの道

病気とまでは言えないけれど、健康的とも言えない……。朝起きてもやる気が起きず、慢性的な冷え症や頭痛、肩凝りに悩んでいる……。そんな、“何となく不調”に苦しめられている働く女性は多いもの。そして、その不調の根っこには、「ホルモンバランスの乱れ」が隠れていることがよくあるのです。そこでこの連載では、婦人科医・松村圭子先生が、不調改善&予防に役立つホルモンバランスのメンテナンス術を伝授! ホルモンバランスを整えて、不調知らずの“ホルモンヌ”への道を歩み出しましょう。

成城松村クリニック院長 婦人科医・日本産科婦人科学会専門医
松村圭子(まつむら・けいこ)
広島大学附属病院等の勤務を経て2010年に開業。婦人科系の不調改善、エイジングケアなどに特化した専門クリニックの院長として、日々多くの女性たちの診療を行うかたわら、テレビや雑誌等でも活躍。女性のトータルケアをサポートし、西洋医学だけでなく、漢方やサプリメント、オゾン療法、高濃度ビタミンC点滴療法なども積極的に治療に取り入れている ■成城松村クリニック:http://seijo-keikoclub.com/

前回は、ホルモンバランスの乱れから引き起こされる「未病」や漢方の特徴、漢方外来について紹介しました。今回は、睡眠が自律神経やホルモンバランスに与える影響に着目。睡眠の質を高めて不調を改善していくためのコツをお教えします。

規則正しい睡眠で、
自律神経のオン・オフリズムを整える

休日のドカ寝が体調不良を招く!? 睡眠の質を上げて健康ボディーをつくるコツ
睡眠の質が良いかどうかは自分の寝起きの状態で分かる!
ホルモンバランスは私たちの体内のさまざまな“リズム”の乱れに大きく影響を受けます。特に密接な関わりを持つのが自律神経であるということは、これまでの記事でもご紹介してきました。そして、この自律神経の働きに深く関わるのが睡眠です。

寝ている間は心身が “オフ”になった状態。心身をリラックスさせる働きがある副交感神経が優位になっています。反対に、日中仕事をしているときなどは、“オン”の状態。少し緊張していて、交感神経が優位になります。日々の生活の中で、この自律神経のオンとオフの切り替えがバランス良く行われていることが心身の健康を維持するためには不可欠。逆に言えば、このリズムが崩れてしまうと、ホルモンバランスの乱れも招くことになり、さまざまな不調が出てくるでしょう。

さらに、睡眠の質そのものが悪いと不調を引き起こす要因に。普段仕事が忙しくて就寝時間がばらばらという人や、いくら寝ても全然すっきりしない……なんていう人は、一度睡眠習慣について見直してみると良いと思いますよ。

普段の睡眠習慣を見直そう!
注意すべきは睡眠・覚醒リズムと就寝前の体温管理

まず始めに見直してほしいのが、日々の「睡眠・覚醒リズム」です。理想的なのは、毎日同じくらいの時間に寝て、同じくらいの時間に起きるような習慣を付けていくこと。忙しく働いている女性たちには少し難しいことかもしれませんが、休日だけ10時間以上寝て、平日は4時間くらい、なんていうスタイルは体内のリズムを乱す“異常な状態”。休日の起床時間は、平日より1時間遅いくらいまでが理想です。ちなみに、1日にとるべき睡眠時間には個人差がありますから、ベストな睡眠時間というものは断言できません。最低6時間程度は確保した方が良いと言われていますが、自分が「すっきり起きられて、二度寝したいと思わない」と感じる睡眠時間を見つけていくことが大切です。

次に、就寝前の自分の体温にも着目してみてください。冬の夜は体が冷えるので、熱いお風呂に入る人も多いですよね。でも、42度を越える高温の湯は、交感神経を刺激してしまってリラックスできないと言われているんです。理想的なのは、38~39度の少しぬるめの湯に20~30分ほど浸かること。入浴のタイミングは就寝の1~2時間前がベストです。体の冷えは快眠を妨げる原因になりますから、湯冷めにも気を付けてくださいね。どうしても末端が冷えるようなら、首・手首・足首・太ももなどの部位を湯たんぽなどで温めてみることをおすすめします。体全体に熱を伝えやすいポイントを温めることで、血の巡りも良くなり睡眠の質が高まりますよ。

人は本来、朝になるとお腹が空いてすっきりと目が覚めるもの。そうでないなら、体が健康な状態ではない可能性が高いです。先ほどご紹介したような、睡眠習慣の見直しを行ったら、改めて寝起きの自分の状態をチェックしてみましょう。時間は掛かるかもしれませんが、少しずつ朝の起きづらさも解消されていくはずですよ。

次回は、ストレスケアでホルモンバランスを整える方法をご紹介します。現代の働く女性はストレス過多から体の不調に悩みがち。ストレスに負けないために私たちにできることを一緒に考えていきましょう。

取材・文/柏木智帆

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