17 OCT/2022

生理痛、排卵痛、PMS…毎月のことだからと諦めてない? 産婦人科医・栄養士が明かす生理との上手な付き合い方

生理の正しい知識

「生理中は体調が悪くて仕事のパフォーマンスが下がる」「PMSや生理痛、排卵痛でつらい日ばかり」

多くの働く女性を悩ませる生理に関連する体のトラブル。

でも、「これが当たり前」と思い込んでいたり、「病院に行く程ではない」と考えている女性もいるのでは?

実は、「日常生活に支障をきたすほどの不調は、正常な状態ではない」ということをご存じでしょうか。

今回は、意外と正しく理解できていない「生理」について、専門家が解説した記事をまとめてご紹介。

少しでもつらいと感じたことがある人は、ぜひチェックしてみてくださいね。

意外と知らない!「正しい生理」について学ぼう

生理の疑問

「生理の周期はバラバラだけど、一応毎月くるから大丈夫?」「生理前にお腹が張るのは普通のこと?」「生理前の肌荒れは治らない?」

そんな20~30代の働く女性たちが抱える生理の悩みを、産婦人科医の高橋怜奈先生に相談!

生理に悩む人に優しく寄り添ってくれる高橋先生が、婦人科に行くボーダーラインや病院の選び方について解説します。

高橋先生

生理前の不調を当たり前だと思っている人は多いですが、体の症状や精神面の不調の大半は、産婦人科で治療ができます

生理は「我慢しなきゃ」という発想になりがちですが、「治療できる」ことを忘れないでください。

高橋先生

そもそも「生理ではない時と同じように生活ができない」状態は、月経困難症です

ぜひノーマルな状態と生理前、生理中を比べて、「生活が変わっているか」に注目してみてください。

本来は「普段とパフォーマンスが変わらない」ことが正常です。

>>生理がつらいのは当たり前? 思い込み&間違いだらけの「生理のこと」【産婦人科医・高橋怜奈】

生理は年3回でいい!? 進化するピル事情

生理の正しい知識

「生理は毎月きて当然」と考えてしまいがちですが、それ自体思い込みかもしれません。

松村先生

医学的な立場から言えば、妊娠を望んでいる人以外にメリットと言えるものは「ない」と言えます。

繰り返しになりますが、生理はあくまで「妊娠しなかった結果」なので、それ以外の機能はないんです。

そう語るのは、成城松村クリニック院長の松村圭子さん。

松村先生

従来のピルは、1カ月に数日間、飲まない日を作ってその間に軽い生理を起こさせるものが主流でした。

でも、最近では「4カ月に1回生理がくる」ようにするピルを処方する病院も国内で増えつつあります

ちなみに海外では、年単位で生理をなくしてしまうピルも使われていて、そのうち日本でもそういうピルが主流になっていくのではないかと思います。

毎月の生理に苦しみながらも「ピルは副作用が怖い」と思っている人は、国内外含む最新のピル事情について学んでみましょう。

>>【進化するピル】生理は年3回でいい。婦人科医が解説「妊活中以外に生理はいらない」超明白な理由

生理痛を食べ物・飲み物で和らげることは可能!?

生理の疑問

「生理痛を和らげる工夫がしたい」という方におすすめな記事がこちら。

食生活のバランスが、ホルモンバランスの安定につながる」と語る栄養士の北川みゆきさんに、生理痛の悪化を招くキーワード三つと予防が見込める食材について聞きました。

生理痛が重い、仕事に支障が出ているという人は、婦人科の受診と合わせて、普段の食事の栄養バランスや食べ物、飲み物も気にかけてみてくださいね。

>>生理痛を和らげる食べ物・飲み物は? 予防&緩和に効くおすすめメニュー【栄養士監修】

長く働くためには、自分の体を大切にすることが必要不可欠。

「生理は辛くて当たり前」と諦めている人や、「生理について毎月悩んでいるものの、どうすればいいのか分からない」という人は、今回紹介した記事を参考に、ご自身に合った生理との向き合い方や対策法を考えてみてください。

文/関口まりの