06 JUN/2016

「私って、ボーナス低過ぎ!?」 転職するならここが狙い目! プロが教える賞与が高い業界・職種ランキング【キャリアアドバイザー監修】

ボーナス

ボーナスの季節。臨時収入を得るタイミングで、自分の収入について見直す働く女性は多いもの。「賞与の額が少な過ぎる」「もっと収入のベースをアップさせたい」――。ボーナスの時期を区切りに、“年収アップ”転職に踏み切る人も少なくない。

年収をアップさせる上では月々の手取り給与が多いことも大切だが、“ボーナス水準の高い業界・職種”に転職するのも1つの手。そこで今回は、幅広い業界・職種の求人情報に詳しい『type転職エージェント』のキャリアアドバイザー衣川真理さんに、2016年下半期以降、働く女性に転職先としてオススメしたいボーナス水準の高い業界・職種をランキング形式で教えてもらった。

衣川真理さん

type転職エージェント  キャリアアドバイザー 衣川真理さん

大学卒業後、ベンチャー企業で3年間営業として名古屋、東京で就業。その後転職を決意し、キャリアデザインセンターでキャリアアドバイザーとして就業を開始。現在は、20代~30代の営業の方をメインターゲットとして面談し転職のお手伝いを実施している。業界も広告、メーカー、不動産、金融、人材など幅広い方のお手伝いを行っている。
type転職エージェントhttps://shoukai.type.jp/

2016年下半期以降の転職先として注目!
ボーナス水準が高い業界・職種ランキングBEST5

1位 不動産業界の営業

→1度に支払われる賞与の最高額目安:1000万円前後
 業界全体における平均的な1度あたりの賞与額:400万円前後

【どんな仕事?】
不動産の中でも、投資用不動産の営業と分譲住宅の営業のボーナス額は高い傾向があります。投資用不動産は、自分が住むためではなく運用を目的としたマンションの販売です。 また分譲住宅は、個人の方をメインにした営業です。

2位 IT業界の経営戦略コンサルタント

→1度に支払われる賞与の最高額目安: 800万前後
 業界全体における平均的な1度あたりの賞与額:300万円前後

【どんな仕事?】
IT業界の経営戦略コンサルタントの主な仕事は、企業の根幹であるシステムなどを絡めた経営課題の改善です。

3位 金融業界の営業

→1度に支払われる賞与の最高額目安:800万円前後
 業界全体における平均的な1度あたりの賞与額:200万円前後

【どんな仕事?】
金融の中でも、特に「損害保険」や「証券」の営業職は賞与が高い傾向です。損害保険は、法人に対しての営業がメインで、証券は個人向けでも富裕層に向けた営業が主となります。

4位 医療業界のMR、医療機器営業

→1度に支払われる賞与の最高額目安:500万円前後
 業界全体における平均的な1度あたりの賞与額:100万円前後

【どんな仕事?】
MR、医療機器の営業は、医師や看護師などの医療従事者に対し、薬品や医療機器などの提案を行う
営業職です。

5位 広告業界の営業

→1度に支払われる賞与の最高額目安:400万円前後
 業界全体における平均的な1度あたりの賞与額:100万円

【どんな仕事?】
幅広い役割に分かれている広告業界でも、特に広告代理店の営業です。
依頼主と連携し、費用対効果の高い販促、打ち出しを考えていく営業です。

(※上記で記載した賞与最高額や平均額はあくまで一例で、企業規模や社員の年齢により差があります)

職種で言うと圧倒的に営業職が多い結果に。「個人の営業成績次第では、業界平均よりも遥かに高いボーナスをもらう営業職女性も多い」とのこと。

また、“営業職はつらい”というネガティブイメージを持っている女性も少なくないが、「今は営業手法も多様化しており、お客さまからの引き合いに対して営業をかける反響営業の方が一般化している」と衣川さん。“オリンピック特需”によって、上記のような業界における女性営業職の未経験者採用は、今後ますます活発化していくことが予想されている。

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