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MAY/2014

「結婚したら自由にできるお金が減る」はウソ!? 既婚&未婚ワーキングウーマンのお小遣い事情

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好きな人との結婚生活は憧れるけれど、結婚したら自由になるお金が減ってしまうのでは? そんな不安を漠然と感じている人もいるのではないだろうか。現に、結婚後に共働きをしている女性たちからは、「家計収入は増えたはずなのに、なんだかいつもお金が足りない!」とか、「結婚してから自分のお小遣いが減った……」という意見もちらほらと耳にする。そこで、女性のライフプランに沿ったお金のアドバイスに定評があるファイナンシャルプランナーの氏家祥美さんに、働く女性のお小遣い事情について伺った。

独身女性と既婚女性の家計簿で判明!
共働きなら結婚後もお小遣いは減らない

そもそも、20代後半から30代前半の働く女性は、月にどのくらいのお小遣いを得ているのだろうか。氏家さんによると、適正な額は収入の25~28%、年収350~400万円の女性ならば月に7万円前後のお小遣いがあるのが標準的だという。もちろん独身者の場合、一人暮らしか実家暮らしかによって月の支出額が大きく変わってくる。実家暮らしならば、収入のほとんどを自分のお小遣いにできるという人も少なくないからだ。だが、一人暮らしの独身者と、実家暮らしでない共働きの既婚者を比較した場合、実際のお小遣いの額にはそれほど開きは出ないはずだと氏家さんは言う。

■ 独身時代と結婚後の家計簿比較(結婚後の支出は全項目を夫と割り勘した場合)

独身時代と結婚後の家計簿比較(結婚後の支出は全項目を夫と割り勘した場合)
「一人暮らし同士が結婚した場合、家賃や光熱費、食費、日用雑貨といった生活費は、それぞれが別々に暮らしていた時代に比べて格段に減るはず。ですから理論的には、自由になるお金が減ることはないんです」

しかしながら、「共働きなのに、独身時代より自由になるお金が減った気がする」「なんだかいつもお金が無くて不安」、という悩みを抱えている既婚女性からの相談は多いと氏家さんは語る。家計収入が増えて自由になるお金は事実上増えているはずなのに、共働きの既婚女性が「お小遣いが減ったのではないか」と不安に思ってしまう理由とは何なのだろうか。

共働きの既婚女性が陥りがち!?
「独身時代よりお小遣いが減った」と感じてしまう3つの理由

結婚後、支出項目ごとに妻と夫で分担した場合の家計簿
【1】独身時代には無かった“家庭を整える”ための出費
結婚直後には、家具家電など、家庭生活をスタートさせる初期費用が大きくのしかかってくる。結婚後の家計簿(上記の図)で「その他」としている部分がそんな初期費用にあたる。

「結婚してから1~2年の間は、家庭を整えるための支出が増えます。例えば、結婚を機に新居に引っ越した場合、二人用のインテリアを新たに買い揃える必要がありますよね。そういった出費がひと段落すると、その分を貯蓄やお小遣いに回す余裕が出てきますよ」

【2】自己管理できない“見えないお金”の存在
共働き世帯が陥りがちなのが、お互いの支出額や貯金額が見えないことに関する疑心暗鬼だ。

「共働き世帯では、お小遣いの使い方や貯金に関して、それぞれに任せているパターンが多く見受けられます。そのため、自分では管理しきれないお金が自分の家計にあり、『夫の方が飲み代などにお金を豪快に使っている気がする』『夫がちゃんと貯金しているか知らない』など、自分からは見えないお金の動きに不安が募ります。疑心暗鬼に陥って、自分の自由に使えるお金までも減ってしまったような気分になる、という理由も考えられます」

一方で、夫側からの収入しかない専業主婦の方がお小遣いに関する不安感は少ないそう。というのも、家計全体の収入は少ないが、妻が一度その全額を預かってコントロールしているケースが多いため、“見えないお金の動き”に対するストレスが少ないからだという。

「共働き夫婦のお金に関するストレスは、お互いの手の内が見えず、全体像が分からないところから来ています。かといって、夫に対して自分の通帳をすべてオープンにするのもイヤ、という気分が重なり、余計なストレスを感じてしまうこともあるようです」

【3】「貯金しなきゃ」がもたらす焦り
「将来的に子どもを持ちたい」と考えている夫婦であれば、結婚後に貯金を増やして来る日に備えようと思うものだろう。だが、夫婦でいつまでにどれくらい貯金すればいいのかを話し合って決めている家庭は意外と少ない。「相手がちゃんと貯金しているか分からないから、自分はちゃんと貯金をしなければ」と焦っている女性、お小遣いをセーブしてストレスを感じている女性は多くいる。

では、将来的に結婚しても、自分のお小遣いを充分担保しつつ、お金のことでストレスを抱えないようにするにはどうすれば良いのだろうか。

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