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FEB/2013

“将来有望”なパートナーを見極めるには? 結婚前の“イクメン適性度”チェック方法

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将来、ワーキングマザーとして働きたいと考える独身女性にとっては、現在のパートナーが結婚・出産後に本当に家事・育児に積極的に関わってくれるのかが、非常に気になるところ。そこで、イクメン夫を持つワーキングマザーたちの実体験をもとに、結婚前にパートナーの将来的な“イクメン適性”を見極めるポイントを洗い出してみた。たとえパートナーのイクメン適性度が低くても、あきらめないで。ワーキングマザーたちのイクメン育成術をぜひ参考にしてみよう!

イクメン適性度チェック
イクメン適性度チェック

――まずは、ご主人の育児・家事への協力ぶりを教えていただけますか。

橘 彩織さん(以下、橘):我が家には1歳8カ月の男の子がいるのですが、夫は料理もしますし、掃除や洗濯もしますし、育児も家事もほぼ私と同じくらい担当しています。

田中麻子さん(以下、田中):橘さんのご主人は育児休暇も取られたんですものね?

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橘:そうなんです。結婚前から育児休暇を取りたいと言っていまして、念願かなってというか…(笑)。育児休暇中は、料理も毎日作ってくれていました。

中間寛子さん(以下、中間):うらやましいです(笑)。我が家の場合は、料理は時折、焼きそばや餃子を作ってくれるくらい。でも、子どもとは本当によく遊んでくれているので、助かっています。週末になると、“パパ友”と連絡を取り合って、近所の公園やスポーツ会館に子どもと遊びに出掛けています。家事も積極的に手伝ってくれますよ。「僕も家事・育児を頑張るから、君も資格を取ったりしてキャリアを築いていけるように頑張って!」というスタンスですね。

――そうなんですか!?

田中:結婚した時、9歳年下の夫はまだ大学院生だったので…それで、私が仕事をして、夫が家事を担当して、という役割分担ができたんです。最初は、洗濯機の基本的な使い方から、「色物の洗濯物と、白い洗濯物は分けて洗うのよ」といったことまでイチから私が教えました。

「男らしさ」「女らしさ」という
固定観念にとらわれていない人は有望!

――結婚前から、ご主人にはイクメン要素ってあったんでしょうか?

橘:付き合っている時から「育児休暇を取りたい」と言っていたので、ある程度、子育てに興味や関心がある人なんだろうなとは思っていました。育児って予期しないことや突発的な出来事の連続なんですよね。私はそういう時にイライラしたり焦ったりしがちなのですが、夫は冷静で忍耐強いところがある。思えば結婚前からそうでしたし、そういう点は育児に向いていたのかなと思いますね。

イクメン適性度チェック
中間:とにかく「子ども好き」な部分は感じていました。姪っ子をとても可愛がっていて、誕生日のプレゼントを選ぶのに、うんうんと悩んでみたり(笑)。「子どもはできれば3人欲しい」「子どもができたらこんなことをしたい」といった話もよくしていましたから、彼と一緒に子育てする様子はなんとなくイメージができましたね。子どもが好きな人は、子どものためにより良い環境を作ろうとして、家事や育児も頑張る傾向がありますよね。

田中:うちの夫はクリスチャンなんですが、結婚前に通っている教会で小さい子どもたちをかわいがる様子を見て、子ども好きな人なんだなと感じましたね。

橘:我が家では、私が「男らしい」とか、「女らしい」という表現を使うと夫に怒られるんですよ。

田中:確かにイクメンは、「男らしさ」や「女らしさ」という考え方から解放されている人が多いかもしれません。

中間:私の夫も、付き合う前から「どうして女性の総理大臣がいないのだろう?」「この仕事はどうして男性ばかりなんだろう?」といった発言をよくしていました。普段から性別によって何かが制限されたり、とらわれたりすることに疑問を感じていたようです。

「ありがとう」の一言を大切に
「夫が子どもにしたいこと」を尊重

――ご主人たちは結婚前からイクメン適性の高い男性陣だったんですね。とはいえ、実際イクメン化するまでには、皆さんも試行錯誤されたはず。どんなふうにご主人に接していかれたのでしょうか?

中間:私は夫の食器の洗い方や、洗濯の干し方が気になってしまって、「違う!」なんて言いながら直してしまっていたんです。そのうち、娘も私の口調を真似て夫に手厳しく言うようになってしまったものですから、反省しまして…(笑)。きちんと感謝の言葉を伝えるようになりました。

橘:家族とはいえ、やってもらったらやっぱり「ありがとう」の一言は大切ですよね。

田中:我が家では、夫が子どもたちに対してしたいことを聞いて、それを実現できるように心配りをしていますね。「子どもを連れて東京ディズニーランドに行きたい」「実家に子どもと一緒に帰って親孝行したい」など…。それから、親子で参加できる面白そうなイベントがあれば、「行きたい?」と夫に聞いてみて関心があれば私のほうで申し込みをしてしまいます。参加することがイヤ、というよりも、男の人って申し込むのが手間で面倒と感じてしまう人が多いと思うんです。ただ我が家の場合、最近は夫が自分で見つけて、自分で申し込むことも多くなってきていますけれど。

イクメン適性度チェック
橘:イベントに出席して“パパ友”ができ始めると、いいきっかけになりますよ。他のパパが実践していることを直接見たり聞いたりすると、「じゃあ俺も…」とエンジンがかかるようです。

中間:今はブログやFacebookなどのソーシャルメディアがあることもいい影響につながっていますよね。夫もFacebookでパパ友とつながっています。自分が子育てで実践したことを発信すると、パパ友からフィードバックがあるから、嬉しくなってまた子育てに熱心に取り組む…というプラスの循環が生まれているように感じます。見ていても微笑ましいですよ(笑)。

イクメン育成の第一歩は
イクメンの家庭を訪問し、子どもと触れ合う

――読者の中には、パートナーのイクメン適性度が低そうだなって思った人もたくさんいると思うんですが、そんな独身女性たちが、結婚前からパートナーをイクメンに育成するためにできることってあるのでしょうか。

田中:イクメンの基本は子ども好きなことです。小さい子どもがいる先輩の家とかに遊びにいくのは効果的だと思いますよ。子どもと触れ合った時の彼の反応を見れば、子ども好きなのかどうかも分かります。子ども好きでなくても、子どもを観察対象として楽しむことができればイクメンになれると思います。

中間:その家庭の旦那さんが家事や育児をやっている姿を見せるのも「あー、みんなこんなふうにやるんだ」と刺激を受けると思いますよ。

橘:家事ができる人は育児をできるようになる確率も高いです。一緒にご飯を作ったりしていけば、自然に結婚して子育てをしていくイメージができます。「家事と子育ては女性がやるものだ」などと思わないようになるべく普段から家事をシェアした方がよいです。

田中:付き合っている間に、働き方や価値観をすり合わせいくことが大切だと思います。パートナーが仕事熱心なのはいいけれど、あまりに忙しくてデートをドタキャンすることがたびたびあるような男性はイクメン向きではありません。ある程度、仕事や時間を自分で管理できる男性じゃないと一緒に子育てする上では難しいので。

橘:そうですね。付き合いが多くて毎晩飲み会、週末は趣味のゴルフというような人も一緒に子育てをするには厳しい。今は忙しくてそんな生活をしていても、「将来はこうしていきたい」と考えていることもあるので、きちんとコミュニケーションを取って相手のことを知ることですね。

構成/田中美和 撮影/青木 郁 イラスト/村野千草(有限会社中野商店) 協力/NPO法人ファザーリング・ジャパン

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