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NOV/2015

「黒」を重たく見せないコツって? ウェス・アンダーソン製作の最新映画に学ぶ冬スタイル

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宮田理江が働く女子に“旬”のファッションを解説
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ファッションは自分流に楽しみたいから、目先の流行に振り回されたくない。でも、新トレンドのエッセンスは押さえておきたい。そう思っている働く女子は多いハズ。そんな気持ちに応えて、ファッションジャーナリスト・宮田理江が「これだけは見逃せない」という旬のおしゃれトレンドを解説し、明日からの着こなしを引き立てるお役立ちテクニックを提案します。オフィスやプライベートでのスタイリングに生かせる知恵とスキルをあなたにレコメンドします。

ファッションジャーナリスト 宮田理江(みやたりえ)
ファッションブランドの販売員やバイヤー、プレスを経験して、ファッションジャーナリストへ。現場経験を生かしたファッショントレンド分析・解説、スタイリング提案までマルチにこなす。自分らしい着こなしを見つけるための手ほどきを集めた著書『おしゃれの近道』『もっとおしゃれの近道』(共に学研)が発売中http://riemiyata.com/

働く女性にとって映画は身近な存在。仕事が終わってまったりDVDを見たり、週末には映画館に行ったり。実は、映画には使える着こなしや旬のファッションがいっぱい。映画を満喫するのと同時に、オフィスやプライベートで取り入れられるおしゃれのコツを学んでみませんか?

人生を変えた3万ドルのプレゼント!注目モデル兼女優のフレッシュなNY流着こなし

Wes
©STTN Captial,LLC 2015
ロマンティックコメディー『マイ・ファニー・レディ』は、『ペーパー・ムーン』、『ラスト・ショー』を撮ったピーター・ボグダノヴィッチ監督の作品です。プロデューサーの1人として、同監督を尊敬するウェス・アンダーソン監督(『グランド・ブダペスト・ホテル』、『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』)が名前を連ねています。
Wes
【映画情報】 『マイ・ファニー・レディ』 12月19日(土)、よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテ、YEBISU GARDEN CINEMA他全国公開 公式HP: http://www.myfunnylady.ayapro.ne.jp/ ©STTN Captial,LLC 2015
本作では、ニューヨークを舞台に1人の男性が引き起こした騒動が3人の女性の人生を劇的に変えていきます。女優を夢見ていた高級コールガールのイザベラ(イモージェン・プーツ)は、たまたま仕事で付き合った舞台演出家アーノルド(オーウェン・ウィルソン)から「別の仕事に就くなら、君に3万ドルをプレゼントする」という奇妙な申し出を受けます。ところが、イザベラが参加したオーディションで彼に再会してしまったところから、話が混乱。かつて同じプレゼントをもらって人生を変えたアーノルドの「応援相手」が次々と発覚し、女優である妻はカンカン。イザベラがせっかく役を得た舞台の初日も危うくなっていきます。

浮気性のアーノルドを筆頭に、登場人物は誰もが弱さや未熟さを抱えていますが、そこがかえって人間味をストーリーに吹き込んでいます。主な登場人物の性格を印象づけるうえで一役買っているのが、それぞれの装いです。たとえば小悪魔的な魅力を秘めたイザベラはポケットの裏側が見えるデニムのショートパンツや70年代調ボヘミアンなフリンジバッグなどを取り入れた若々しいNYストリートスタイルがお得意。でも、デートの時はちゃんと程々セクシーなリトル・ブラックドレスをまといます。一方、彼女が相談する女性精神科医(ジェニファー・アニストン)はエグゼクティブウーマンらしいキャリア系コンサバティブな着姿がお好み。アーノルドの妻はさすがの気品と風格で見事にハイソサエティなムードのドレスやコートを着こなします。それぞれの立場や年格好にふさわしいスタイリングが各キャラクターを際立たせています。

やっぱりおしゃれな「黒」ファッション

Wes
KaonHARRISS House_Commune(画像提供: ELLE SHOP
劇中では黒のアイテムが繰り返し登場します。品格や落ち着き、そしてセクシーをまとうなら、やはり黒が一番。イザベラも黒レースのアイテムをデートで着ていましたが、レースで腕がほんのり透けるブラウスはやりすぎないフェミニンの理想的な着地点。冬はほっこりアウターを重ねれば、さらに「厚×薄」のコントラストを強調できます。黒はベーシックカラーだからこそ、素材やデザインで遊ぶのも手です。ジレ(ベスト)はレイヤードルックにも重宝する頼もしい味方。ファーやレザーを使った異素材ミックスは、冬ルックを表情豊かな装いに仕上げるうえで効果的です。

トレンドのワイドパンツもこのようなゆるやかなバギーシルエットならシーンを選ばず着こなせます。70年代を思わせる深めの股上がスラリとしたレッグラインを演出。大人のリラックスカジュアルにも重宝しそうな1本です。

レトロなグッドガールを思わせる、首元が詰まったワンピースは手の込んだティテールが魅力的。両サイドにはプリーツがあしらわれ、バイカラーのベルトが着姿にリズムを与えます。細見せ効果も期待できるうれしい仕掛けです。

劇中では黒いフリンジを使った着こなしも登場。70年代ブームから始まったフリンジ復活はまだまだ続きそうな気配。黒のポンチョも裾にフリンジをあしらうと、ボヘミアン気分が濃くなります。小物使いが利くのも、シックな黒ならではの長所。フリンジをどっさり配したバッグはシンプルな装いにもロックテイストやエッジィ感を添えてくれそう。重たく見えがちな冬ルックに動きを加えるから、取り入れるメリット大です。

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