15 JAN/2014

「無理しなくていいのに」「え、これだけ?」働く女性が体験した、お年玉を返してほしくなった一言

お年玉

何かと出費の増える年末年始。大型連休となった今年の年始には、旅行に出掛けてちょっと贅沢したり、お正月のセールで欲しかったものを一気に買ったりして、冬のボーナスが既にすっからかん! なんて人も少なくないのではないでしょうか。そんなときは、「ずっとお年玉がもらえればいいのに・・・」、なんて考えてしまいますよね。もらうのは嬉しいお年玉ですが、年を重ねるとあげる側になるもの。働く女性にとっても、年始早々の痛い出費になりかねません。

そこで今回は、20代~40代の働く女性366人の「お年玉の出費」について調査してみました。

お年玉

「2014年のお正月、お年玉を現金であげる予定はありますか?」という質問に対し(アンケート実施期間:2013年12月12日~18日)、「ある」と回答した人は、全体の5割。半数以上の人がお年玉による出費があったようです。これだけ多くの働く女性がお正月にお年玉をあげているとなると、「年始早々お年玉貧乏になってしまった!」なんて方も、中にはいるかもしれませんね。

実際、お年玉の出費総額はいくらくらいなのでしょうか?

お年玉

あげたお年玉の総額について聞いてみたところ、約6割の人が「1万円以下」と回答。次いで、「1~3万円」と回答した人が3割と、日常生活に大きな影響があるほどの大出費とまではいかないケースが多いようです。

せっかくあげるのだから、お年玉をあげた相手には、たとえ子どもであってもしっかり感謝してもらいたいもの。そこで、これまでにお年玉をあげた相手の反応で印象に残っていることも聞いてみました。子どもならではの素直すぎる反応が、大人の気持ちを踏みにじることも多々あるようです・・・。

【金額への不満】
・甥っ子が、ぽち袋の中味を覗いて、「ふぅぅん・・・」とつぶやいたので、カチンときた。(29歳/一般事務)
・5歳の子に「もっとちょうだい!」と言われたこと。(28歳/営業事務)
【お金の価値を知らない】
・甥に、100円玉5枚で500円あげました。最初は喜んでくれたのですが、母(=祖母)の用意した新しい10円玉5枚の方がキラキラして嬉しかったようで、50円に大興奮。子どもの心理をよく分かってる母は凄い(笑)。(35歳/未就業)
・お年玉袋を甥っ子と姪っ子が好きなキャラクターので作ってあげたら、「中身はいらないから袋をちょうだい」って言われて苦笑いしました。(30歳/営業事務)
【横柄な態度】
・小学一年生の従兄弟に初めてお年玉をあげたら、「無理しなくていいのに」と言われた。(32歳/接客サービス)
・「あ、これだけ?」って言われた。さらにその後、 「いいねんいいねん、ぼく他にいっぱい貰ったから、ちょっとでいいねん」と気を遣われた・・・。(32歳/営業事務)
・「もらっても、どうせママに渡すから意味ないよ」と突き返されました。悲しい・・・。(42歳/接客販売)

などなど、「感謝」とは異なる回答が多数寄せられてびっくり! どれもこれも、相手が子どもなだけに、反応に困るものばかりですね(笑)。

一方、心温まるエピソードも複数寄せられました。

【父母へのお年玉】
・両親にお年玉を渡したら「お父さんもお母さんも娘からもらえる年齢になったのね」と泣かれました。(30歳/経営企画)
・初めて社会人になって、父と母にあげたらすごく喜んでくれて、父は大事に袋に入れた状態で使わずにお財布に入れていました。(30歳/カスタマーサポート)

ご両親へのお年玉。子が一人前の大人になったことを実感できる機会として、とても素敵なエピソードですね。

お年玉というと、大人が子どもにあげるものというイメージですが、そもそも、お年玉とは一体何なのでしょうか?その由来に関しては諸説あるようですが、その起源は鎌倉時代に遡るとされ、家長が新年に神様からいただいた魂=「御年魂」・「御年玉」として、家族に餅を分け与えたのがはじまりだとか。江戸時代ごろ庶民にもお年玉が浸透し、贈るものも餅から金品へと変化していき、現代の形へと繋がったという説もあるそうです。

現在のお年玉は、子どもの正月のお小遣いとなっていますが、実は日本古来の正月行事として深い歴史と意味がある。そんなことを知ると、ちょっと風流なことをしている気分になりますね。

あげる側には痛い出費になりがちですが、「お年玉をあげた相手が今年一年を元気に過ごせるように」という思いを込めてお年玉を贈れた人は、新年を気持ちよくスタートできたのではないでしょうか?

【アンケート調査概要】
●調査方法:転職サイト『女の転職@type』の20代~40代女性会員およびWebマガジン『Woman type』サイト読者へのWebアンケート
●調査期間:2013年12月12日~18日
●有効回答者数:366名

取材・文/栗原千明(編集部)