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JUL/2016

妊娠のリミットはいつ? 卵子の老化を踏まえたライフプランを考えよう

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妊娠のリミットはいつ? 卵子の老化を踏まえたライフプランを考えよう

晩産・晩婚化が進む現代では、出産すべきかどうか悩む人も少なくありません。今は具体的に考えられなくても、妊娠や出産は女性の人生に深く関わる大切な問題です。卵子の老化について正しく理解し、理想的なライフプランを立てましょう。

今は仕事をがんばりたい、まだ子づくりは考えられない……そんな家庭が増えているようです。しかし、いざ子どもが欲しくなったときには、妊娠のリミットが過ぎていたというケースは少なくありません。

妊娠は女性の人生に深く関わる大切な問題です。妊娠出産のタイミングについて正しく理解し、理想的なライフプランを練りたいもの。

今回は、妊娠のリミットと卵子の老化について考えます。
卵子の老化について知りたい!

晩婚・晩産化が進む現代の女性たち

女性の社会進出が進むにつれ、晩婚化や晩産化が進行する現代の日本。厚生労働省のデータによると、女性の平均初婚年齢は、昭和50年では24.7歳だったのが、平成21年には28.6歳にまで上昇しています。

また、近年の年齢階級別初婚率をみると、20歳台前半は急激に低下していることがわかります。昭和45〜48年の第2次婚姻ブームには100万件を超えていた初婚件数も、平成21年には59万件に低下しています。

一方、30歳台前半の初婚率は、昭和51年以降緩やかに上昇し続け、平成21年には20歳台前半の初婚率に迫る勢いです

晩婚化につれて晩産化も顕著に

20歳台前半の婚姻が減り、30歳台の婚姻が増えるなかで、晩産化も顕著な問題に。第一子の出生年齢は、昭和50年に25.7歳だったものが、徐々に上昇し、平成21年には29.7歳にまで上がっています。

結婚生活に入ってから第一子出生までの平均期間も昭和50年では1.55年だったのが、平成21年は2.19年と、夫婦だけの時間が長くなっているようです。

時代とともに、ますます晩婚化・晩産化が進んでいるのがわかります。

表1 妻の平均初婚年齢・母の出生時平均年齢・出生までの平均期間
- 昭和50~平成21年 -

妊娠のリミット
注:1)妻の平均初婚年齢は、各年に同居し届け出たものについての数値である。 2)父母が結婚生活に入ってから出生までの平均期間は、嫡出子についての数値である。

妊娠のリミットを踏まえたライフプランを考えよう

晩婚化・晩産化の流れを受けて、女性の出産で近年問題視されているのが、妊娠のリミット。卵子も老化が進んでしまうため、リミットを迎える前に妊娠・出産を済ませるのが理想的です。

いざ子どもが欲しくなったときのためにリミットを踏まえたうえでライフプランを設計しておきましょう。年代ごとにそれぞれにおすすめのライフプランをご提案します。

20代

卵子の老化の影響を受けにくい年齢なので、妊娠についてもそれほど焦る必要はありません。キャリアプランを練ったうえで、結婚・出産の時期を考えておくと理想を実現しやすくなります。

30代前半

卵子の老化が進み始める時期。仕事か妊娠か悩む場合は、妊娠を優先させることをおすすめします。深刻な時期ではありませんが、妊娠計画を進めるのも忘れずに。ただし、妊活を開始して2年以内に授からない場合は不妊治療を検討するなど具体的な方向性を考えましょう。

30代後半

卵子の老化が急激に進む時期。妊娠希望の場合は最優先していきましょう。不妊治療を受ける場合は、ステップアップも視野に入れておく必要があります。費用や時間などの問題もあわせて検討を。

40代

卵子の老化が進行し、妊娠率が大幅に低下する時期。自然妊娠の可能性が低くなり、不妊治療も体外受精を優先するケースが多いようです。妊娠希望の場合は速やかに治療開始を。ただし、デメリットも考慮して後悔のない選択をしましょう。

それぞれに適したライフプランを考えたら、気になるのが現実的な問題です。リミット前後の妊娠・出産にはどのような問題があるのでしょうか。

妊娠のタイムリミットは35歳

35歳以降は妊娠率の低下も大きく、妊娠のタイムリミットは、35歳ころといわれています。

ターニングポイントは40歳。流産やダウン症のリスクが高まるのはこの時期であるため、母子ともに想定されるリスクを熟考のうえで、それらを覚悟した妊活が求められます。

妊活には35歳をタイムリミットとして意識し、ライフプランを設計することをおすすめします。

また、40歳以降は妊娠率が劇的に低下するため、スピードも重要です。体外受精をしても妊娠を維持する確率の低下は避けられないので、早めの決断・行動が重要です。

加えて、育児には体力も必要です。加齢による体力低下だけでなく、産後は体質が変化することも少なくありません。体力面も考慮して妊娠について考えましょう。

いざというときの準備を

女性にとって妊娠・出産は人生に大きな影響を与えます。ライフプランを設計して、キャリアの形成と妊娠をどうやって両立させるかを早めに考えておくことで、より理想的な人生を送りやすくなるでしょう。

子どもが欲しくなったとき、急な結婚が決まったときなど、いざというときに備えて準備をしておきたいですね。

90歳までどう生きる!?定年まで働く女子になるために

※こちらの記事は、『ルナルナ』に掲載された記事を転載しております。
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