10
OCT/2014

土日で海外旅行を実現する 「サンデートラベラー」5つの心得

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まとまった休みがなかなか取りにくいのが社会人というもの。それならば、短い時間で海外を満喫する週末海外旅行を試してみてはいかがだろうか。

普通の週末で旅をする“サンデートラベラー”というスタイルを提案、実践し続ける旅行作家の吉田友和さんによると、「週末海外旅行は、期間が短い分だけ密度濃く楽しめる」という。

「初の海外旅行が夫婦で行った世界一周旅行だったので、僕自身、旅行は長く行くものという思い込みがありました。ところが、あるとき3連休を使って友人と台湾に行ったら、意外と楽しくて密度の濃い旅になったんです。長い旅行も魅力的だけど、短期間だからといって旅がつまらないことは全くない。そう気付いてからどんどんエスカレートしていって、短い期間で東南アジアなどの遠い場所にも行くようになりました」

サンデートラベラー

羽田空港から国際便が就航したり、格安航空会社も出てきている今、短い期間でもずいぶん旅行に行きやすくなってきているのだとか。そこで吉田さんに、土日で海外旅行を楽しむための心得を伝授してもらった。

サンデートラベラーの心得1
旅のメインテーマを決める

海外旅行に行く際、せっかくならあれもしたいしこれもしたいし……と、予定を盛り込みすぎてしまいがち。だが、週末海外旅行をする際の最大のポイントはやりたいことを厳選することにあるという。

「まずは事前に具体的なテーマを決めておきましょう。例えばタイだったら、『美味しいタイ料理を食べる』、『マッサージを受ける』など、欲張らずに1つだけ絶対に達成したいものを設けて、まずそれを実践する。そうすることで、旅が終わったときに『やりたいことが実現できた!』という大きな満足感が味わえます。その他のやりたいことや観光は、時間が余れば行う、くらいの気持ちでいるのが調度良いと思いますよ」

サンデートラベラーの心得2
1分たりとも無駄にしない移動スケジュールを組む

土日という限られた時間しかないからこそ、移動は効率的に行いたい。そのためにこだわりたいのが飛行機の発着時間と利便性の高いホテル選びだ。

「行きが金曜深夜日本発・土曜朝現地着、帰りが日曜夜現地発・月曜早朝日本着の便が理想的です。そうすれば土日の2日間をほぼ全て現地で楽しむことができます。現地での移動ロスもできるだけ減らしたいので、ホテルはなるべく目的の観光地から近い場所を選ぶなど、立地を工夫しましょう」

サンデートラベラーの心得3
機内の時間は大切な睡眠時間である

効率的な移動スケジュールを組んだら、移動時間も効果的に利用したい。現地で目いっぱい楽しみ、帰国後スムーズに仕事に臨むためにも、機内でしっかり睡眠を取るのが重要だ。

「飛行機に乗る直前までに疲れておくのが、機内で熟睡するコツです。金曜日に全力で仕事をして、ビールを飲んでぐっすり寝る、というのが理想的ですね(笑)。事前にランニングをしたり、お酒を飲んだりするのもおすすめ。快適に眠るために、首枕やスリッパを持っていくといいですね」

サンデートラベラーの心得4
最初に食べたいものを食べ、夕食は「確実に美味しい店」をチョイス

旅先で大きなウェイトを占めるのが食事。週末旅行の場合、現地で食べられる食事の回数が少ないからこそ、なおのこと重要だ。

「現地に到着したら、まず最初にその旅で一番食べたいものを食べましょう。僕はそのために機内食はパスすることもあります。海外に来たという実感が湧きますし、テンションもグッと盛り上がりますよ。その上で、夕食は手堅く確実に美味しい店を選びましょう。気になったお店に勘で入るのも楽しいですが、冒険するのは朝食やランチにしておくことをおすすめします。万が一そこで失敗しても、夕食に美味しいものを食べれば取り返せますし、何より夕食で失敗すると一晩へこみますので(笑)」

なお、都心部であれば、「現地のOLたちが集まるオフィス街のランチスポットはハズレが少ない」のだそう。

サンデートラベラーの心得5
リピートこそが週末海外旅行の醍醐味と認識すべし!

週末で行ける範囲が限られるから同じような国にしかいけないことをネックに感じる人も少なくないだろう。だが、「同じ地域をリピートすればするほど、楽しさは増していく」と吉田さんは話す。

「リピーターの視点で旅すると、文化に興味が出てくるんです。僕はタイに少なくとも50回以上は行っていますが、いつからかタイのポップ音楽が好きになって、今では現地でライブを観たり、CDを買いに行くようになりました。それに、アジアの街は急速に発展しています。大きな商業施設が出来たり、いつも泊まるホテルの前にコンビニが出来ていたり……。とにかく変化が早いので、何度行っても飽きないです」

サンデートラベラー

「多少無理をして行くからこそのありがたみがある」という週末海外旅行。意外なことに、仕事の面でもプラス効果をもたらすという。

「海外旅行では言葉が通じなかったり、トラブルに巻き込まれたりすることが多々あります。特に週末で行く場合は時間が短いからこそ、自分の思うようにいかないときの対処法が重要。そういう出来事を切り抜けるスキルは仕事にも生きてきますし、何より失敗してもくじけなくなります。自分の常識が普通じゃないということを肌で感じ、海外の人たちの図々しい姿を見ることで、楽天的になったようにも感じますね(笑)」

吉田さんがおすすめする旅先は、タイ・チェンマイ。

「11月の灯籠流しの祭り(ロイクラトン祭り)は何度行っても感動します。10月、11月の東南アジアは過ごしやすいのでおすすめ」なのだとか。

早速、土日の休みを利用して、週末の旅に出てみてはいかがだろうか。

【お話を伺った方】
旅行作家
吉田友和さん
1976年千葉県生まれ。妻の松岡絵里と夫婦でまとめた世界一周旅行ガイド『してみたい!世界一周』、会社員生活の中での海外旅行体験をつづった『仕事が忙しいあなたのための週末海外!』(共に情報センター出版局)が大きな反響を呼び、旅行作家としての活動を本格的に始める。これまでに約90カ国を訪問し、現在もほぼ毎月海外へ出かけている。雑誌等への寄稿および記事監修のほか、編集者として旅行ガイドの制作なども手がける。近刊は『10日もあれば世界一周』(光文社新書)、『旅はタイにはじまり、タイに終わる』(幻冬舎文庫)など Official Web:http://www.tomotrip.net/
取材・文/掛谷泉

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