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MAY/2015

未経験でIT業界に転職した女性が語る、“苦手なこと”を仕事にするメリット

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今の仕事を選らんだワケは!?
みんなのシゴトジャッジ・ルーム

まだまだ働く女性のロールモデルが少ない現代社会。今、そしてこれから、自分がどのような仕事をしていきたいか悩んでいる女性は多いだろう。そこでこの連載では、さまざまな働く女性たちが「なぜ今の仕事を選んだのか」にフォーカス。自分と同世代の女性たちの仕事観をのぞき、自分の目指すキャリアを明確にするための材料にしてみよう!

苦手分野を克服したい!
あえて選び続けている“話す”仕事

Sky株式会社 ITソリューション事業部 システムサポート部 インストラクター 青木香帆さん(仮名)27歳
Sky株式会社
ITソリューション事業部 システムサポート部
インストラクター
青木香帆さん(仮名)27歳
前職で旅行会社の営業職を経験し、2013年にSky株式会社に転職した青木さん。同社システムサポート部のインストラクターとして、クライアントに自社パッケージソフトウェアの使用法説明や運用法の提案を行っている。「転職活動をしていた当時は全く未知の世界だった」というIT業界への転職。業界も職種も変わる“大転身”を遂げた彼女だが、なぜこのような決断をしたのだろうか。

「未経験でIT業界に転職するのは不安でしたが、当社の“インストラクター”の仕事内容に強く魅力を感じ、ぜひやってみたいと考えました。インストラクターの仕事は、自社の製品をお客さまにうまく活用してもらえるように基本的な使い方を説明したり、目的に合わせた運用方法を提案して差し上げること。お客さまとのコミュニケーションや信頼関係の構築が何より大切です」

前職でも営業の仕事に就いていた青木さん。一貫して、人とのコミュニケーションが重要な仕事を選んでいるようだが、「人と話すのは実はそんなに得意ではない」と語る。

「もともと、人と関わる仕事がしたいという想いは強くあって、学生時代も接客業のバイトをしていました。それで、新卒で就職したときは旅行会社の営業を選びました。今もその想いは変わっていなくて、当社に転職した際も自社商品を使ってくださっているお客さまと直接お話しができるインストラクターの仕事を選びました。でも正直なところ、人に説明することや、自分の考えを伝えるということにずっと苦手意識があって。仕事を通じてそれを克服したいなと思っているんです」

世の中の大多数の人が「自分の得意分野を仕事にしよう」と考えている中、「あえて自分の苦手なことを仕事に選ぶ」のには理由がある。まず、できなかったことができるようになるということは、私たちに「成長」の実感をもたらすだろう。そして、自分が成長していると実感できる仕事なら、長く続けていくモチベーションにもつながっていくはずだ。

「この仕事を始めてから、心が折れそうになったことは何度もありますね。当社のお客さまは、業態やその規模もさまざまですし、会社ごとの雰囲気も千差万別。当社の商品をどのように活用したいかという目的も違います。本来、それに合わせて私が“提案”をすべきなのですが、以前はお客さまからの質問にすぐに的確な答えが出てこないということがよくあって。その度に、ダメだなあ……って落ち込みました。でも、それが悔しいから自社商品のことをもっと勉強して、次にお客さま先に行ったときこそうまく説明しようって頑張って。その繰り返しの中で、『説明を聞けて良かった、ありがとう』という感謝の声をいただけたときは、すごくうれしいんです。自分の成長と、この仕事のやりがいを実感できます」

安心して仕事ができる
職場の雰囲気が大切だと実感

Sky株式会社 ITソリューション事業部 システムサポート部 インストラクター 青木香帆さん(仮名)27歳
IT業界という未知の世界に飛び込み、自分の苦手分野を仕事にして挑戦を続けてきた青木さん。転職当初の狙い通り、お客さまとの関わり合いの中で、仕事のやりがいを実感する毎日だという。だが、人とのコミュニケーションが必要な仕事であれば、同社のインストラクター職以外にも数多く存在する。同社を自分の職場に決めた理由を問うと、「人の雰囲気ですね」という回答がにこやかな笑顔とともに返ってきた。

「当社を知ったきっかけは、人材紹介企業を通じてでした。エージェントの方が、当社の社員になった人は総じて満足度が高いとおっしゃっていて。じゃあ私も面接に行ってみようかな、と。実際に当社の社員に会ってみると、若い方も多く、なじみやすそうだなと感じたんです」

青木さんの直感は間違っていなかった。入社後に出会った先輩社員は皆、熱心に彼女の成長をサポートしてくれたそう。

「未経験でこの業界に入った私は、本当に分からないことばかり。でも、仕事のこと、当社の商品のこと、それらを丁寧に教えてくれる先輩方に出会いました。ド素人の私が理解できるよう、分かりやすい言葉を使って説明してくれるのもありがたかったですし、困ったときにはいつでもサポートしてくれる。すごく安心感のある職場です。一方、前職の職場では仕事をサポートし合えるメンバーも少なく、『全て自分でやる』『自分の業務は自分で全部管理する』ということが当たり前という雰囲気でした」

それはそれで一人一人の裁量が大きくて良いという捉え方もあるだろう。だが、「自分は心配性な性格で、ある意味、完璧主義なところがある」と語る青木さんにとっては、その環境は不安定過ぎるものだった。

「一人当たりの仕事が増えれば増えるほど、確認漏れなどのミスも発生しやすくなる。それを補い合える人がいなかったので、いつか自分のミスでお客さまに迷惑を掛けてしまうのではないかと、いつも不安でハラハラしながら仕事をしていました」

このような経験をきっかけに、「仕事を選ぶときは、一緒に働く人の雰囲気が大切だ」と感じるようになった青木さん。自分の苦手な分野を克服しながらのやりがいある仕事と、納得のいく職場環境を見つけた彼女が次に目指すのは、提案力の向上と後輩の育成だそう。

「入社から2年が経ちましたが、まだまだIT業界に関しては素人。でも、自社製品に関しては完璧に理解して、お客さまへの提案のバリエーションを増やしていきたい。お客さまに頼ってもらえる存在になっていけたらと思っています。そして、私がこの仕事で感じるやりがいを、後輩たちにも伝えていきたいですね」

採用担当者の声
当社のインストラクターは経験よりも意欲を重視して採用しています。青木さんもIT業界は未経験ということでしたが、自分の苦手なことに臆せず向っていくパワーがあると面接の時に感じ、ぜひ当社の戦力になってほしいと思えました。結果的に、今では多くのお客さまから信頼されるインストラクターに。今後、社内のエースとしての活躍も期待されています!
(Sky株式会社 人事・採用担当者)
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取材/文 栗原 千明(編集部) 撮影/大島 哲二

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