02 DEC/2014

男性っぽい職場こそ女性が活躍しやすい!? 男だらけの職場で働く女性たちに話を聞いてみた

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転職を考えている女性たちの中には、「女性が活躍しやすい職場で働きたい」と考えている人が多いのではないだろうか。またその場合、ファッション、美容、事務系のオフィスワークなど、ほとんどが女性中心の職場を想像する人が少なくない。けれど、「女性が多い」=「女性が活躍しやすい」と本当に言えるのだろうか。もしかしたら、一般的には男性に向いていると思われがちな職場の方が、イキイキと輝ける女性もいるかもしれない。そこで、男性ばかりの職場で活躍中の女性たち2名にインタビュー。彼女たちが考える、 “男性っぽい職場”で女性が働くことの良さとは何なのだろうか。

入社前のイメージは、
働き始めればガラリと変わる!

首都圏に17のアミューズメント施設を展開する株式会社カクタのパチンコ店『パールショップともえ』で接客担当を務める松村はるなさん(24)は、今の仕事に就いたきっかけを次のように語る。

株式会社カクタ 松村はるなさん

株式会社カクタ 松村はるなさん(24歳)

「前職はビジネスホテルのフロント業務でした。そこは文字通りの女の園。女性スタッフ同士がライバル視し合っていて、少しギスギスした関係がありました。また、スタッフから出てくるホテルのサービス案も女性をメインターゲットとしたものが多く、男性のお客さまへのサービスがあまり行き届いていないところに疑問を持っていて……。でも、新人だった私の意見はなかなか上に通らず、働きにくさを感じ始めたんです。そこで心機一転、大好きな接客の仕事をとことん極めたいと思って転職活動を始めたところ、出会ったのがカクタでした」

“女の園”から一転、男性ばかりの職場で働くことに不安や抵抗はなかったのだろうか。

「それまでパチンコをしたこともなかったので、働いている人もお客さまも、怖めの男性が多いのかな……という不安が入社前はありましたね。両親からも、当社への就職を最初は反対されましたし……。でも、実際に働き始めてみるとイメージもがらっと変わりました。一緒に働いている同僚の約9割が男性という環境ですが、本当に優しい方ばかりで“ギスギス”とは無縁! 休憩時間などにも積極的に仕事の話などを聞いてくれますし、すごく気遣ってくれているのが分かります。また、お客さまも男性が多いですが、私たちスタッフとのコミュニケーションを楽しんでくださっています。働き始めてすぐ、職場への“怖そう”というイメージは無くなりました。今では、ここが自分にすごく合っている職場だと自信を持って言えますね」

男性には無い視点・スキルをフル活用
女性だからこそ任される仕事がある!

自動車のサスペンションを主体とする自動車部品の製造を行う株式会社ヨロズで営業を務める浅川友香さん(26)も、「男性ばかりの職場だからこそ、女性ならではの強みが活かせる仕事を任せてもらっている」と語る。

「当社の社員は約9割が男性ですが、お客さまも男性ばかりとは限りません。女性とのコミュニケーションの方が気楽に出来るというお客さまも多いですし、そんなときにはすぐに女性である私に仕事が任されます。また、大切なクライアントと一緒に行うイベントなどにも、女性が必要になればすぐに呼んでもらえる。男性ばかりの職場にいるからこそ、女性的な視点や女性ならではのアイデアを出すことが出来る自分の活躍の場がどんどん増えていくんです」(浅川さん)

同じく、カクタの松村さんも、「男っぽい職場では、女性ならではの感性や視点が必要とされることは多い」と念を押す。

「女性のお客さまの中には、スロットをしていて爪を割ってしまう方が意外と多いんです。そこで、女子トイレには爪切りを常備したら良いのではないかという意見を出したことがあります。あとは、コットンや綿棒、ハンドクリームも用意しておくようにしましたし、こういった女性のお客さまへの細やかなサービスは男性にはなかなか思いつかないところなのではないでしょうか。男性の上司がほとんどなので、こうした女性スタッフの声を『なるほど』と言って聞いてくれますし、意見もよく通してくれます。あとは、カウンターにある景品ディスプレイや季節イベントに応じた装飾・POPづくりも、女性のセンスが存分に活かせますよ。男性スタッフが苦手とする分野を積極的に補っていけば、自分が活躍できるフィールドをすぐに見つけていけます」(松村さん)

また、男性の多い職場では“男性並み”の働き方を要求されるようなことがありそうと思ってしまいがちだが、「男性ばかりの職場こそ、実は女性に優しい職場なのでは」と浅川さん。

「女性があまりいないことで、上司も自分にすごく気を使ってくれるというか、仕事のことも体調のことも、すごく心配してくれますね。男性の体力に合わせて肉体労働的な業務を押し付けられることも基本的にはありませんし、困ったことがあればすぐに助けてくれる同僚ばかり。とても働きやすい環境です」(浅川さん)

全く違う業種・職種で働いている二人。だが、職場の男性たちが得意としない分野を見極め、そこを自分の活躍の場として仕事を担っていこうとする姿勢は、両者に共通している。

「『自分には無縁』と思いこんでいる仕事や会社にこそ、まだ知らない自分の可能性が眠っているかもしれない。自分が本当に『いい!』と思える仕事ができる職場を選べると良いですよね」

と、松村さん。「今の仕事が本当に楽しい」と笑顔で語る彼女の姿を見ていると、「『女性が活躍できる仕事』は『女性が多い職場』だけにあるのではない」と確信できる。“女性っぽい”“男性っぽい”など、世の中にある既存のイメージに惑わされることなく自分の仕事を選べれば、どんな職場でもきっと自分らしく働いていけるはずだ。

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取材・文/横川 良明  撮影/赤松 洋太