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JAN/2018

30歳、年収600万「高給取り意識」のせいで貯金ゼロ!? 破綻へ向う“ズボラ女”の末路

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高山一恵
~お金との付き合い方で人生は激変する~
「○○な女」の末路

どう稼ぐ? どう使う? どう貯める?……お金にまつわる選択で、今後の女性の人生がどう変わるのか、女性に人気のFP高山一恵さんに教えてもらいます。生涯お金に困らない人生を歩んでいくために、想定される未来を知り、今からできるリスク回避を!

ファイナンシャルプランナー(CFP®認定者・1級FP技能士)
マネーマネジメントコーチ、DCプランナー
高山 一恵(たかやま・かずえ)
1974年生まれ。慶應義塾大学文学部卒業。2005年に女性向けFPオフィス、株式会社エフピーウーマンの設立に参画し、10年間取締役を務め、退任。その後、2015年に株式会社Money&Youの取締役へ就任。女性FPと女性をつなぐマッチングサイト「FP Cafe」の事業に注力。また、全国で講演活動・執筆活動、相談業務を行い、女性の人生に不可欠なお金の知識を伝えている。明るく、親しみやすい性格を活かした解説や講演には定評がある。著書に『35歳までにはぜったい知っておきたい お金のきほん』(アスペクト)など多数

 

私のところには、多くの女性がお金の相談にやってきます。「お金が貯まらない……」という悩みを抱えている人たちに共通しているのは、生活全般を通じて、面倒くさがりな一面があるということ。今回は、「細かいお金の管理なんて面倒くさい!」という女性たちが陥る落とし穴についてお話します。

スーパーよりコンビニ、歩くよりタクシー。買った服は部屋で散乱中!

タクシー
ある日マネー相談にやってきた30歳、独身OLのA子さんは、典型的な“貯まらないタイプ”の方でした(笑)。実は、A子さん、30歳なのに貯蓄ゼロ。「これはさすがにやばい」と思って、どうしたらお金を貯められるのか相談にいらしたのです。

A子さんのお仕事はマスコミ関係で年収は600万円ほど。この世代の女性の平均よりも高めです。仕事が忙しいのと、面倒くさがりな性格が災いし、普段の買い物も近くにあるコンビニを頻繁に利用。洋服やバッグを買うときも、お店まで出向くのが面倒くさいので、通販で欲しい物を何も考えずに買いまくるそう。家から駅までの距離は徒歩10分程度なのですが、歩くのが面倒になるときもあり、家から駅までタクシーに乗ってしまうこともあります。

ちなみに、A子さんのお部屋の中の様子を聞いてみると、家の中は物でごったがえしていて、足の踏場もないそう。クローゼットの中身も洋服であふれ、買ったまま放置している洋服の数は少なくないと言います。まさに、「ズボラ女子」という自覚が本人にもあるようです。

また、「自分は高給取りだ」という意識もあるので、節約意識が低いことも災いしています。家計簿管理もしたことがなく、自分が何にどれくらいお金を使っているのか、最近何を買ったのか、分からないままです。

また、仕事が忙しいAさんは、お金を銀行から引き落とすのも休日が基本。「手数料はかかるけど、小額だしまぁいいか」と思い、休日のATM利用を頻繁に続けています。これも、チリも積もればで、年間を通してみるとかなりの出費につながります。

さらに、携帯電話のプランも見直した方がお得になるのは分かっているけれど、店頭に行って手続きするのは面倒くさい。「まあ、支払えないわけじゃないし」と、高い料金プランのまま継続中。ちょっと行動を起こせばお得になることは分かっているけれど、面倒くさくてなかなか習慣を変えられずにいます。

携帯プランのような固定費を削減できると大きな節約につながるため、ここは重い腰を上げた方がいいポイント。思い立った時に手帳に予定を書き込むなど、先延ばしにしないような工夫を心掛けてみましょう。

まずは支出管理から始めてみよう! 脱・ズボラ女子化計画

タクシー
若い時に年収が多く無駄遣いしてきた結果、高齢になってお金がなくなり苦労している人は少なくありません。A子さんも、今は収入が高くお金にズボラでも不自由ない生活が送れるかもしれませんが、将来はどうなるか分かりません。

お給料もこれ以上増えず、将来受け取る年金の金額も削減され、公的保障も縮小傾向にある時代……。何も考えずにお金を使っていると、貯蓄できないだけでなく、毎月の生活さえままならなくなる時がいつ来るとも限らないのです。

では、貯蓄できない人から貯蓄できる人になるにはどうすればよいのでしょうか?

まず、1カ月でもよいので、自分が何にどれくらいお金を使っているのかを書き出してみることからスタートしてみましょう。これが脱ズボラへの第一歩。

繰り返しになりますが、お金が貯まらない人は、何も考えずにお金を使ってしまっている人なのです。その習慣を変えるために、「現状を見える化」することはとても大切なこと。一時期話題になったレコーディングダイエットと同じで、無駄遣いの削減も「見える化」することで効果を発揮します。

今どきは、便利な家計簿アプリがたくさん出ています。スマホのカメラでレシートを撮影すれば、買った品物や金額、お店まで読み取って記録してくれるものもあり、ズボラ女子の強い味方になりますよ。将来困らないように、今から少しずつ貯まる習慣を身につけていきましょう。

>>今後のマネープランの参考に!
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『FP Cafe』

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連載『「○○な女」の末路』の過去記事一覧はこちら

>> http://woman-type.jp/wt/feature/category/oowomanをクリック

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