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MAR/2018

“正しい節約法”を知らない人は一生報われない!? セール・バーゲン大好き女の末路【連載:高山一恵さん】

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高山一恵
~お金との付き合い方で人生は激変する~
「○○な女」の末路

どう稼ぐ? どう使う? どう貯める?……お金にまつわる選択で、今後の女性の人生がどう変わるのか、女性に人気のFP高山一恵さんに教えてもらいます。生涯お金に困らない人生を歩んでいくために、想定される未来を知り、今からできるリスク回避を!

ファイナンシャルプランナー(CFP®認定者・1級FP技能士)
マネーマネジメントコーチ、DCプランナー
高山 一恵(たかやま・かずえ)
1974年生まれ。慶應義塾大学文学部卒業。2005年に女性向けFPオフィス、株式会社エフピーウーマンの設立に参画し、10年間取締役を務め、退任。その後、2015年に株式会社Money&Youの取締役へ就任。女性FPと女性をつなぐマッチングサイト「FP Cafe」の事業に注力。また、全国で講演活動・執筆活動、相談業務を行い、女性の人生に不可欠なお金の知識を伝えている。明るく、親しみやすい性格を活かした解説や講演には定評がある。著書に『35歳までにはぜったい知っておきたい お金のきほん』(アスペクト)など多数

 

セミナーや相談などでお会いする女性の中には、「一生懸命節約しているのに、なぜかお金が貯まらないんです……」という方が少なくありません。なぜ、このようなことが起こるのでしょうか。

理由は明白。こうなってしまう原因は、「間違った節約」をしているからです。何が“間違い”なのか、これから説明していきたいと思います。

節約はダイエットと同じ。頑張り過ぎると必ず反動がくる

正しい節約 間違った節約

「節約」というと、日々我慢をして1円、10円単位までしっかり切り詰めるというイメージがありませんか? スーパーのチラシをチェックして、自宅から遠いスーパーに出向いたり、タイムセールを狙って買い出しに行ったりする人がいます。でも、労力の割には、節約効果が小さいのが悩みどころ。

しかも、我慢や無理をする節約生活は、結局長続きしません。ダイエットと同じで、あまりにも頑張りすぎると、その反動が必ずくるものです。

節約するつもりで遠いスーパーに来たのに、せっかく来たのだからと低価格だけど本当はいらないものをごっそりと買ってしまったり。すると、合計金額は意外と高くなっていたということはよくあります。

また、節約からくるストレスで、不要なものをたくさん購入してしまうことも。リバウンドの分だけ、むしろ赤字になってしまうケースもあるのです。

「節約」思い立ったらまずは固定費の見直しから着手せよ

光熱費や食費の「小さな無駄」を意識的に減らすのも大切なのですが、まずやるべきは固定費の節約です。

固定費とは、収入の増減に関係なく、毎月あるいは毎年、一定額かかってくる経費のこと。家計でいえば、月々の家賃や住宅ローン、携帯電話代、生命保険料などを差します。

固定費は1度見直してしまえば、その後は何もしなくても節約効果が得られ、何よりうれしいのがまとまった金額を減らせること。

例えば、月々の保険料を5,000円下げ、携帯電話の料金プランを3,000円安くできれば、それだけで毎月8,000円の節約。年間では実に96,000円もの節約になります。50円安い食材を探すのに時間を費やすより、ずっと効率的ですね。

セール期間のまとめ買いはタブー

正しい節約 間違った節約

また、「無駄遣いしていないのにお金が貯まらない……」という女性たちに、自分なりの節約ポイントを聞いてみると、洋服やバッグ、靴などの服飾品を「バーゲン」や「ファミリーセール」で買っているという人が少なくありません。でも、「服飾費を少しでも節約するために、バーゲンなどを利用しているのに、ちっともお金が貯まらない」という事態に陥っているわけです。

これも、“遠くのスーパー”現象と同じで、実は安くても不要なものまで買ってしまっているという落とし穴があります。「お得なんだから買わなきゃ」という意識が先に立ち、あれもこれもと本当は使わないものまで買ってしまいがち。家に持ち帰って冷静になると、同じような洋服が何枚もある、手持ちの洋服に合うものがないなど、結局クローゼットの肥やしになってしまうというケースも多いのではないでしょうか。

また、食料品や雑貨品などのセールでお得とばかりにまとめ買いをする人もよく見かけます。でも、たくさん買いすぎて賞味期限までに消費できなかったり、他の商品がよくなってしまって使い切る前に新しい物を買ってしまったりすることも。これでは節約どころか、「安物買いの銭失い」です。

後で振り返ってみると、正規価格であっても長く着られる洋服をしっかり見極めて買ったり、賞味期限内で使いきれる量だけを食品・雑貨類を買ったりする方がお金を有効に使っているといえますね。

健康維持、勉強、趣味活動……
自己投資費用は最も削ってはいけない項目

さらに、目先の節約のために趣味や習い事、スキルアップのための勉強などを辞めてしまう女性も多いのですが、これは絶対NGだと断言しておきます。

というのも、将来の生活が充実するか、稼ぎ力がアップするかは、自己投資にお金も時間も費やしているかに大きく影響を受けるからです。

例えば、目先の節約のため、健康維持のために通っていたヨガを辞めてしまったとします。ヨガの月謝代は月に1万円程度。それで、体調を崩して会社を半年休むことになった場合、月謝代の損失どころではありませんね。また、目先の資格取得代をけちってしまったがために、将来の昇進のチャンスを逃すというケースもあります。

バーゲンセールでの買い物も食費の節約もそうですが、節約している割に成果がでないというのは、目先の損得に踊らされている節約が多いということです。これでは、頑張っている割に成果がでないので疲弊し、その行く末は、心身の健康もお金も失い、つらい人生が続きかねません……。

節約の視点はもっと長期的かつ、広い視点を持つこと。目の前の損得に踊らされないお金との付き合い方を考えると、自ずと正しい節約が分かってきます。今回の記事を参考に、自分なりの節約ポイントを考えてみてくださいね。

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連載『「○○な女」の末路』の過去記事一覧はこちら

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