広告営業から事務職へ。リーダーに抜擢され、仕事観も変わった！女の転職type

前職では、求人広告の代理店で営業をしていたYさん。転職のきっかけはハードな営業職を続けていくイメージがもてなかったことでした。「ワークライフバランスの良い環境で働きたい。スキルアップもしたい！」と考えたYさんは転職活動をはじめます。Yさんの転職ストーリーを教えていただきました。

ハード過ぎて続けられない。
ワークライフバランスが良い環境でスキルを身につけたい

Q. 前職と転職のきっかけは何ですか？

前職は求人広告の営業をしていました。営業の仕事は好きだったのですが、専門性の高いバックオフィス系の仕事にチャレンジして、将来、結婚や出産などでライフステージが変わったとしても、仕事とプライベートをしっかり両立させたいと思い転職活動をはじめました。

Q. 「女の転職type」は、どのように利用していましたか？

前職でお客様に提案していたため「女の転職type」のことは知っていました。女性向けでキャリアアップを目指せる求人が多く掲載されているので、自然と「女の転職type」を見る頻度が高くなりました。

職種は営業以外で、スペシャリストを目指せる事務職や専門職などがいいと考えていました。スキルアップできてゆくゆくは管理職を目指せる仕事がしたいと思っていたので、「女の転職type」ではこだわり条件で「女性管理職在籍」や「資格取得支援制度あり」、「月残業20時間以内」などで絞り込んで求人をチェックしていました。

面接で惚れた！
ここで管理職も目指したい

Q. 入社の決め手は何だったのでしょうか？

面接を担当した人事担当者が「女性の管理職をもっと増やしたい」と熱っぽく会社の目指す姿を話していたことです。管理職の仕事に興味をもっていたので、キャリアアップを目指せる会社なのだと思いました。

また、本社勤務ではなくお客様先で働くことにも興味をもちました。お客様の業種は幅広く、さまざまな仕事を経験できることもスキルアップにつながると思ったんです。

Q. 現在の仕事内容、今後の目標について教えてください。

現在はIT系企業のテクノロジー部門で、アドミニストレーター業務を担当しています。具体的な仕事内容は、PCのセッティングやIT機器の管理、社内申請の受付などを行っています。また、役員の秘書業務にも携わっています。

初めてのIT業界で、最初はわからない専門用語が飛び交っていて覚えるのに必死でした。しかし、同じお客様を担当し続けて4年が経ち、今では理解できることが増えて業務の改善提案もできるようになりました。その結果、お客様から「ありがとう」と言ってもらえる機会が増えたことがとてもうれしいです。

また、コクーに入社した社員のサポートを行う「メンター」も担当しています。チームリーダーに昇格し、4～5名ほどのメンバーを担当する予定です。メンバーはそれぞれ別の現場で仕事をしているので、一人ひとりの状況を理解しながらサポートしていければと思っています。管理職としてステップアップしていくことが、私の目標です。

誰かに頼りがちだった私が、
後輩から頼られるリーダーに

Q. 転職してよかったこと、反省点はありますか？

良い変化は仕事へのスタンスが変わったことです。前職では上司や先輩に頼りがちでしたが、メンターを任されたことをきっかけに「いい先輩でいたい」という気持ちが強くなりました。気になることは改善提案することも増え、同じグループのメンバーとコミュニケーションを積極的に取るようになりました。

また、コクーでは資格取得を奨励していて、私も4年間で数多くのマイクロソフト系の資格を取りました。お客様先の業務で役員の方と関わる機会が多いことから、秘書検定も取得しています。

社内の教育制度として、社員が講師を務めるアカデミー講座があり、ExcelのVBAなどが学べます。私は「Scratch（スクラッチ）」というプログラミングツールの講師も担当しているのですが、誰かに教えることで学びが深まりますし、会社に貢献できている実感が持てるのでとても励みになります。

転職の反省点を挙げるなら、選考の結果にいちいち落ち込んでいたことですかね。今思えば書類選考なんて落ちても当たり前なんですよね。
「選考に落ちたのはその会社が求める人材とは違っただけで、私がよくないということではない」とあの頃の自分に言ってあげたいです(笑)

Q.これから転職する方にアドバイスはありますか？

まずは「選考結果に一喜一憂しないでも大丈夫！」と伝えたいです。もちろん、応募書類の準備や面接対策は必要ですが、「選考に落ちる＝自分自身を否定される」ではないので「要件が合わなかった」「次を目指せばいい」だけなんですよね。

あとは、転職活動で大事なのは、「将来的に自分がどうなりたいかを明確にすること」だと思います。そのイメージがないと会社選びを間違えてしまい、転職を繰り返してしまうかもしれません。私の場合は、手に職をつけて、将来的に管理職を目指したいという明確なイメージがあり、コクーを選びました。目指したい姿に近づける会社が見つかるまで、ぜひ諦めないでほしいです。