転職してどうなった?女の転職実例カタログ

転職のポイント

やっぱり旅行業界で働きたい

顔写真

横田地 弥生さん

株式会社ジェイティービー
海外旅行虎ノ門支店 営業第四課 細井グループ

転職Q&A

転職しようと思ったきっかけは?
慣れない技術職で悩んでいたため、ジェイティービー(以下、JTB)に勤める大学の先輩に相談をしていたのですが、先輩から旅行業界の話を聞くたびに憧れが募って(笑)。直接のきっかけは、JTBの中途採用募集を偶然発見したこと。思い切って挑戦してみたくなったんです。
現在の会社の採用試験を受けた理由は?
業務内容として、ツアーの提案だけでなく、企業のイベントやプロモーションの企画・運営も含まれていたこと。前の会社で女性向けのイベントなどを企画する社内プロジェクトに参加していた経験もあり、興味を引かれました。
未経験転職でも前職の経験は売り込む材料になった?
前の仕事は、顧客のニーズを開発に伝え、それに合ったシステムやソフトを作ること。今の仕事も、提供するものが旅行やイベントに変わるだけで基本は同じ“ソリューションの提供”なので、前職の経験も十分強みになりました。
そのほかに評価につながったと思うことは?
職務経歴書はパソコンでオリジナルのものを作ったのですが、その最後に手書きで「旅行業界で働きたい」という熱意を訴える文章を添えました。あとは、学生時代に資格を取得していたので、その経緯も説明。旅行業界への熱意を裏付けできたと思います。
現在の仕事の内容は?
企業への社員旅行や視察旅行などの提案と、販促活動やイベントの企画・運営のサポートという二本柱。後者は、たとえばクライアントの新商品をプロモーションする際に、JTBの支店や提携するホテルを会場として使うなど、当社の持つツールを使った提案を行います。
現在の仕事の面白さは?
前職では営業が持ってきた仕事をこなすだけでしたが、今は自分で考えて好きなように動ける。興味のある業界や企業に自由に接触できて、自分の世界が広がるのが楽しいです。

電気機器メーカーの技術職から旅行代理店の法人営業へ

学生時代から旅行好きで、大学3年生の時には、旅行業界唯一の国家資格である「国内旅行業務取扱管理者」と「総合旅行業務取扱管理者」を取得。

就職活動でも旅行業界を第一候補として考えていたが、いろいろな企業を回るうちに大手電気機器メーカーから内定を受け、「これからはITやパソコンの知識も必要」と考えて入社を決意。営業職へと配属されるが、「営業の仕事をするには技術知識が必要」という会社の方針から、3年間の予定で技術職に就く。

仕事内容はシステムのソリューション提案で、営業と開発とをつなぐ中間的な役割を果たすもの。しかし、技術的な知識がゼロの文系出身者が技術職を続けるのは苦労も多かった。

4年目からは営業の仕事に就けると聞かされ頑張ってはみたものの、OB訪問をした際に知り合ったジェイティービーに勤める先輩と話すたびに「やはり旅行業界で働いてみたい」という気持ちが強くなる。

そんな時、今年1月にたまたま見たジェイティービーのホームページで法人営業の中途採用募集を見つける。当時24歳で、応募資格に「27歳から」とあったが諦めきれずに応募書類を送ったところ、面接を経て2月には採用が決定。

4月から、海外旅行虎ノ門支店で働き始める。企業に対する社員旅行や視察旅行の提案、販促活動やイベントの企画・運営のサポートなどが主な業務。所属するグループは新規開拓に力を入れており、クライアントの業種を問わず幅広い営業活動を行っている。