転職してどうなった?女の転職実例カタログ

転職のポイント

「人と深く関わる仕事がしたい」そんな想いを実現できる最高の仕事

顔写真

佐々木智美さん

株式会社ベネッセスタイルケア

大学卒業後、語学を活かして輸入書籍・雑貨を扱うバイヤーへ。その後は仕事を続けながらも、学校へ通い資格を取得。サービススタッフ(介護職)として同社へ入社する。

転職の動機

転機は祖父の入院。自分に何かできないか、と思いついたのがマッサージだった。学校で半年ほど学び資格を取得。祖父が亡くなり「家族だけでなく、自分を育ててくれた地域全体に貢献したい」そんな想いが芽生え、介護の仕事を志す決意をする。

ビフォー・アフター

BeforeAfter
CD小売会社輸入部門のバイヤー
店頭での接客業務・レジ業務のかたわら、バックヤードにてデスクワークやバイイング(仕入れ)業務を同時並行で行った。取り扱いカタログに目を通すだけでなく、自らギャラリーやフェアなどのイベントに足を運んで買い付けができるなど、自分の裁量で積極的に仕事に取り組める点はとてもやりがいに感じられたそう。
介護職
高齢者向け有料老人ホームにて、ご入居者さまお一人おひとりに合わせた暮らし方をご提案。具体的には、日常生活のお手伝い(食事・入浴・排泄等)に加えて、レクレーションの企画や立案まで担当している。介護は「究極のサービス業」だと日々実感する。その方の人生に寄り添い、お一人おひとりに合う解決方法を見つける。ご入居者さまの笑顔が毎日の仕事のパワーの源。
待遇
早番・遅番のローテーションで、休みは週に2日で半年くらいは同様のサイクル。一番大変なのは遅番のときで、終電で帰ることも多かった。また、イベントやキャンペーンが近づき業務が立て込んでくると、定時に帰れない事も続いたそう。さらに、まとまった休みがなかなか取りにくく、メンバー同士で調整しながらやりくりしていた。
待遇
「介護職の大変なイメージとは全く違う!」と同社の待遇の充実に驚いたそう。例えばシフトについては、サービスリーダーが各スタッフの状況を見ながら、無理のないシフトを組む。また、資格取得支援の制度、定期的な昇給で、キャリアアップを目指し、高いモチベーションで仕事に取り組める環境でもある。また女性が多い職場なので、産休・育児支援などの体制も充実している。
プライベート
平日休みの仕事だったこともあり、プライベートの友達とは時間が合わず悩んだことも。また遅番が続いた時期は、どうしても夜型の生活になってしまいリズムが崩れるときもあった。ただ、自分の趣味や志向に合わせたライブに行けたり、CDサンプルが手に入ったりなど、「役得」も多かったそう。
プライベート
全国主要都市を中心に250箇所以上の施設を展開しているため、住まいの近くで働けるのが魅力。そのため通勤時間も前職の2分の1程度に短縮され、プライベートで使える時間も大幅に増えた。また、身につけた福祉・医療の知識が自分自身の家族の介護にも活かせるなど、プライベートでも仕事が役立っていると強く実感しているとのことだ。

「人と深く関わる仕事がしたい」そんな想いを実現できる最高の仕事

「人と深く関わる仕事がしたい」そんな想いを実現できる最高の仕事

資格取得支援制度で「資格取得費用の補助」があったり、入社時研修では、介護技術などもしっかりおさらいできる、など未経験の方でも安心して現場の業務に就くことができる環境が整う同社。

「人生の大先輩であるご入居者さまから学べることは多い。『若いうちにいろいろやっておきなさい』そんなアドバイスをもらったことを覚えています」と佐々木さんは語る。佐々木さんが一番やりがいを感じるのはやはり「人」と接しているとき。ご入居者様とコミュニケーションをとったり、後輩の悩み相談に乗ったりと、頼られる存在として活躍している。

辛いことがあっても、ご入居者さまに、「ここで過ごせて幸せ。ここが私のおうち」そう言っていただけると、辛いことも吹き飛んでしまうそう。

同社では「公募制度」があり、介護の現場から他の職種へのキャリアチェンジもできる。佐々木さんも1カ月前に、本社スタッフに転向した。

「介護の現場で学んだことを活かし、当社のサービスをさらに盛り上げていきたいですね」そう語る佐々木さんの笑顔がとても印象的だった。