転職してどうなった?女の転職実例カタログ

転職のポイント

職場の仲間は第二の家族・ライフデザイナーは最後の転職

顔写真

細小路 照代さん

住友生命保険相互会社
東京南事業部

洋菓子店の店長として3年、デパートの化粧品売り場で美容部員として5年、接客・販売の仕事を経て女の転職typeから同社を知り未経験から営業職に挑戦し転職に成功。

転職の動機

学生の頃は人見知りであまり積極的なタイプではなく、社交的になりたいという気持ちから接客・販売の仕事を始めたと語る細小路さん。やりがいのある仕事だったが結婚を考え始めた頃に会社の体制が変わり契約社員から正社員への道が閉ざされたため転職を決意。

ビフォー・アフター

BeforeAfter
美容部員(ビューティーアドバイザー)
現在のお肌の状態から理想のお肌に近付けるために、たくさんあるラインナップの中からカウンセリングを通してご提案する。基礎化粧品を利用したことがないお客さまも多く、接客や商品を気に入ってくれて根強いファンになるリピーターがとても多かったそうだ。様々なお悩みにアドバイスし、実践されたお客さまが笑顔になって返ってきてくれる。それが、やりがいを実感する瞬間だった。
スミセイライフデザイナー
お客さまのニーズを把握し、最適な商品をご提案するという流れは前職と同じであるが、決定的に違うのはその内容だ。難しく見える保険商品を分かりやすくご説明し、担当したお客さまとご家族にとって本当に必要で安心に繋がる商品を提供する。お客さまの笑顔を見ることが嬉しいという気持ちに加え、現在はこの仕事でしか得られない喜びややりがいを感じながら責任感を持って働いている。
待遇
正社員登用を前提に契約社員として入社。シフト制で早番と遅番があり、休日は平日。20代から40代の女性が多い職場で、産休・育休制度を活用して長く働いている社員もいたが、在職中に会社の体制が大きく変わったため正社員登用の話が白紙になってしまった。仕事自体にとてもやりがいを感じてはいたものの、女性としてのライフイベントを考えたとき、将来に一抹の不安を感じた。
待遇
正社員として入社。休日はカレンダー通りで土日祝。勤務時間内であれば1日のスケジュールは自分で立てられるので、残業はしたくないなど比較的自由に働けるスタイルが前職と大きく違うところである。また、入社後に結婚に踏み切れた大きな理由として、同社の手厚い福利厚生がある。実際に産休・育休制度を活用し復職した先輩も多く、自分の番がきても安心だと感じた。
プライベート
中学生の頃から今までずっと続けているバドミントン。社会人になってからはシングルスの試合よりもダブルスでの試合がほとんどで、パートナーと息を合わせることが重要になってくるのだが、前職ではまず練習時間の確保が難しかった。また、試合は土日に開催されるのだが、土日はなかなか休みを取りづらく諦めざるを得なかった。
プライベート
転職後のプライベートの変化は大きく分けて2つある。まずバドミントンの練習時間を確保しやすくなったことと、土日の試合に毎回出られるようになったことだ。また、選手にとって怪我はつきものなのでバドミントン仲間に相談されることが多くなり、ライフデザイナーとしての知識が役に立っている。次に、結婚。前職で抱いていた不安が安心に変わったため未来予想図が描けるようになった。

職場の仲間は第二の家族・ライフデザイナーは最後の転職

職場の仲間は第二の家族・ライフデザイナーは最後の転職

接客・販売職を経て未経験で営業職への転職に挑戦した細小路さんだが、不安はなかったのだろうか。

「最初は不安でしたし勇気が必要でした。でも、行動に移す前からいろいろと母に相談していて、よき理解者になってもらえたことがとても心強かったです。入社してすぐの研修で必要な知識やビジネスマナーが身に付いたことで研修が終わっても自信を持って活動することができました」

前職でのカウンセリング経験や提案力を活かし現在はお客さまへのコンサルティングを通して、より責任感を持って働いているという。

「仕事なのに本当に毎日楽しいんです。頼りがいのある先輩や上司や仲間がいてアットホームで恵まれた職場環境だと思っています。子どもがいてもしっかり働いている先輩ママさんがいっぱいいて、自分に子どもができたとき何かあれば相談できる人が身近にいるという安心感もあります。だから第二の家族という感じなんです」

今後は大好きなバドミントンを続けながらマネージャーになることが目標ですとキラキラした笑顔で答えてくれた。