転職してどうなった?女の転職実例カタログ

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堀 華代さん

株式会社キムラヤセレクト
営業本部 商品部 商品企画担当

profile

大学で美術史を学んだ後、25歳で輸入アクセサリー商社へ入社。営業として7年間勤務し、百貨店内の店舗の運営や商品の仕入れなどに携わった後、2006年2月、32歳で転職

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輸入アクセサリー商社の営業からセレクトショップの商品企画へ

服飾ブランド品からパソコンまで幅広い商品を扱うセレクトショップのキムラヤ。今年2月に転職した堀華代さんは、バッグや衣料品などを中心とした商品企画を担当している。

「シーズンのトレンド情報をふまえ、バイヤーや店舗からの意見を取りまとめて、商品戦略やMD戦略を練る仕事です。各部署をつなぐコーディーネーターのような役割ですね」

堀さんの前職は、輸入アクセサリー商社の営業兼バイヤー。転職を決めたのは、「35歳までに『これを成し遂げた』と言える何かを確立したい」という気持ちがあったから。それには「もっと自分を評価してくれるところで実績を積まなくては」と考えたという。

「前職の経験を活かしたかったので、バイヤーやマーケティングなどの職種を第1希望に、ネットで情報収集しました。自分が興味を持てる、美に関する商品や、身の回りにあるものを扱えることも条件の一つでした」

1年間、じっくり情報収集をするなかで、まさにその条件のすべてを満たすキムラヤの求人と出会った。面接には、前職の職務内容と実績をまとめたクリアファイルを持参し、店舗を実際に見た上で「私なら、この商品の隣にはこれを並べる」と具体的な店作りのプランを披露。その結果、面接官から「一緒に頑張ろう!」という言葉が飛び出したのだ。

「バイヤーでの求人だったのですが、私のキャリアを評価し、『商品企画』というポジションを提案してくれたんです。私に期待してくれていることが伝わり、自分の力がここでなら活かせると確信できたので、入社を決めました」

節目となる35歳まであと2年。「早く期待に応えられる人間になって実績を上げたい」と、堀さんは笑顔で語ってくれた。