映像編集会社の営業から広告代理店の営業へ
営業職には興味がなかった坂田佳恵さんに、「笑顔と威勢がいいから」と営業の才能を見出したのは、1度目の転職先となったテレビ番組などの映像編集会社の上司だった。一般事務で入社するつもりが、思わぬ展開で営業部に配属されることになった坂田さん。撮影で使う機材など、専門用語が飛び交う業界のため、1年目はがむしゃらに勉強し、2年目を迎えた頃にようやく結果を出せるように。しかし成果を上げても給料にはまったく反映されなかった。
「このままではモチベーションを保てないし、自分の成長もないと思い、転職を決意したんです」
坂田さんは早速インターネットで求人情報を検索することに。
「営業職と決めていたので、評価制度や働きやすさを一番に重視しました。でも表面上ではどこも綺麗な言葉ばかりが並んでいますよね。その裏に嘘がないか、信用していいかを慎重に見極めながら会社を探しました」
共同コミュニケーションズにエントリーした理由は「一番信頼できると思ったから」と坂田さん。
「これから会社を作っていこうという意気込みが伝わってきたんです。また、“女性だけの営業部”というのにも惹かれました。女性の視点で提案し、女性ならではの細やかさを求められているのなら、自分にもできるかもしれないって」
チラシやDMなどの広告代理店である同社の営業として入社し、4カ月目。坂田さんは、目標をクリアすればしっかり歩合で給与に跳ね返ってくる日々に、やりがいを感じている。
それでも、ときには厳しい現実を知って壁に突き当たり、「やっぱり向いてない」と逃げたくなることも。
「でも思うんです。一生のうちでいまが一番成長できる時期なんじゃないかって。だからここで踏ん張れるかどうかが30代の自分を決める気がします」
暮らしのなかで広告を見る目が変わった。大企業ではできない、プロジェクト全体に関われる業務スタイルにも手応えを感じている。
坂田さんの現在の給与は、前職の1.6倍。「親孝行したいので、大きな家を建てることが夢なんです!」と笑顔で話してくれた。