不動産サービス会社のマンション販売に転職!
大学卒業時には「モノ作り」、「最初から最後まで顧客と関わる」、「人に大きな影響を与える」という3つの軸で仕事選びをしていた小林宏美さん。ハウスメーカーを第1志望に就職活動をしていたが、偶然、空間プロデュース事業を手がける広告デザイン会社と出会い、興味を引かれ入社した。
「でも配属されたのはWebの制作事業部。ブランドサイトなどの企画、立ち上げ、運営など、制作の一連の仕事を任されたことにはやりがいを感じていましたが、Webでは実際のターゲットであるエンドユーザーの反応が見えず、物足りなさを感じていたんです」
そんなとき、小林さんは過労で体調を壊してしまう。
「1カ月の療養期間で、自分のやりたいことを見つめ直したとき、人に大きな影響を与え、反応を見られる仕事がしたい。今度こそ、不動産業界で〝住宅〟という人生で一番大きな買い物をサポートする営業職に就きたいと思ったんです」
そこで小林さんは、人材紹介会社に登録。アドバイザーに不動産業界を志望する理由を話したという。
「そのときノエルを強く勧められて。ほかの不動産企業は1つの事業に特化する傾向がありますが、ノエルは開発や仲介だけでなく不動産投資事業など、広く事業を展開していると聞きました。多様な分野に携われるこの会社なら、さまざまな形で長期的にお客様に関われると考えたんです」
2006年2月、ノエルに入社した小林さんは、念願のマンション販売を経験した後、事業推進室に異動。新規事業の立案や市場調査など、全社横断的なプロジェクトの推進を行っている。
「会社全体が見渡せるいまの仕事に就いて、興味の幅が広がりました。今後はもっと知識を養い、多様なアプローチで不動産ビジネスに携わっていきたいです」