保険代理店企業の営業に転職!
保険代理店の電話営業を務めた後、広告代理店の法人営業へと転職し、大学卒業以来ずっと営業のスキルを磨いてきた細田綾子さん。営業の仕事は好きだったが、「20代で起業したい」という目標のために、24歳のとき再び転職を決意する。
「起業を目指すからには、やはり経営ノウハウを習得しなければならない。それには設立間もない会社に入り、企業経営を間近に見られる環境で学ぶのが一番近道だと判断したんです」
加えて、細田さんは「将来の事業計画が明確であること」と「社員の独立に対する支援制度があること」という条件を設定し、2005年の冬から企業選びを開始。これまでに築いてきた人脈を活用し、さまざまな会社の情報を集めていくうちに出会ったのが、同年9月に設立されたベンチャーアソシエイツだった。
「私が望む条件をすべて満たしている会社でした。さらに、06年1月から保険商品の代理店業務を手がける事業部を新たに設立することが決まっており、その立ち上げにぜひ参加したいと思ったんです」
保険の営業経験があった細田さんは、同社に営業として入社。新事業部の立ち上げに参画した。
「保険代理店のビジネスモデルを学ぶことができ、とても勉強になりましたね。それに保険商品は、お客様の人生をトータルサポートできるサービス。本当にお客様に喜んでいただける、社会貢献度の高いビジネスに携わっていることに、とてもやりがいを感じます」
現在は営業の第一線を退き、営業の育成指導や人材採用を担う人事部の部長を務める細田さん。人員計画の立案など、本格的に経営寄りの仕事を任されている。
「起業の次は結婚が目標(笑)。ビジネスパーソンとしても女性としても、輝き続けていきたいですね」