システム会社のコンサル営業から新規ビジネスの立案・営業へ
大学で音楽を学び、その後ドイツに2年間留学。22歳で帰国し、地元の山梨で音楽教室を開く。経営者、演奏者、そして指導者として務めるが、ほかの教師へのコーチングや生徒への教授法、演奏会を企画した際の契約交渉やその演出などにおける難しさにたびたび直面。「企業活動における流れを経験しよう」と決意して教室を友人に譲り、派遣会社に登録。26歳の時、通信会社のコールセンターでテレコミュニケーターとして働き始めた。
その後、同じ派遣会社から東京の通信システム会社へ派遣される。ここでは、主にセキュリティ関連のコンサルティング営業を担当。しかし、業務はともかく対人関係においても、派遣社員と正社員を区別して扱う職場の雰囲気や、顧客ニーズを無視した採算主義に違和感を抱くように。また、いつかは音楽関係の事業で起業したいという目標もあったため、「もっと会社全体の流れを変えることができる仕事に就きたい」と転職活動を開始。ASPシステム提供やCRMサービスを基盤とした、コンタクトセンターの運営や企業向けヘルプデスク業務を手がけるファーストコンタクトに採用が決定した。
今年7月に入社し、事業推進室の一員として、新規事業を立ち上げる際の企画立案や現場営業へのサポートおよびマーケティング業務、新規プロジェクトに必要となる人材を確保するための採用面接などを担当している。一方で、休日はビジネススクールに通い、起業に向けた勉強も継続中。