転職してどうなった?女の転職実例カタログ

転職のポイント

「起業」という将来の夢に向かって第一歩を踏み出す

顔写真

赤池 美紀さん

ファーストコンタクト株式会社
経営管理本部 事業推進室

転職Q&A

現在の会社に転職した理由は?
正社員と派遣社員を業務以外でも区別する風潮があった前の職場に違和感を抱いたため。また、今後5年以内に起業するという目標があったので、会社全体のフローを見て判断する仕事がしたいと考えたのも理由。
現在の会社を選んだ決め手は?
事業推進室が会社全体の業務を見られる部署だったことや、未経験でもポテンシャルを重視していたため。また、面接の際にお会いした社員の方たちにとても魅力を感じ、ファーストコンタクトを選びました。
面接では何が評価されたと思う?
将来のビジョンがはっきりしていたこと。ビジネススクールに通っていたことなど、起業という目標を実現するための行動を具体的に起こしている点も評価されたと思います。
転職してよかったと思う点は?
人との出会いにおいて、非常に幸運でした。事業推進室は現在6名ですが、皆それぞれに専門分野を持ち、優れたヒューマンスキルを持つ人ばかり。こうした環境の中で新たなタスクを生み出し、活動の場を広げることができるのが、このポジションの魅力です。
前職までの経験で今の仕事に活かせていることは?
ファーストコンタクトはコンタクトセンターの運営が主な事業の一つなので、前々職のコミュニケーターの経験は大きいですね。また、前職では新規法人営業を担当していたので、そこで身についたタフさやBtoBの基礎も役立っています。私の根底には常に“人を喜ばせ、幸せにしたい”という気持ちがあって、音楽を含め、どんな業務をする上でもそれがプラスに働いてると思います。
転職して得た新たなやりがいとは?
幅広い業務に携われる仕事なので、業務スキルはもちろん、人間的成長が望めるのが嬉しいですね。また、今後はマーケティングを行い、新規事業の開拓やアライアンスを推進していく予定です。ビジネススクールで得た知識を実践で活用できる機会にも恵まれ、ますます張り合いが出ます。

システム会社のコンサル営業から新規ビジネスの立案・営業へ

大学で音楽を学び、その後ドイツに2年間留学。22歳で帰国し、地元の山梨で音楽教室を開く。経営者、演奏者、そして指導者として務めるが、ほかの教師へのコーチングや生徒への教授法、演奏会を企画した際の契約交渉やその演出などにおける難しさにたびたび直面。「企業活動における流れを経験しよう」と決意して教室を友人に譲り、派遣会社に登録。26歳の時、通信会社のコールセンターでテレコミュニケーターとして働き始めた。

その後、同じ派遣会社から東京の通信システム会社へ派遣される。ここでは、主にセキュリティ関連のコンサルティング営業を担当。しかし、業務はともかく対人関係においても、派遣社員と正社員を区別して扱う職場の雰囲気や、顧客ニーズを無視した採算主義に違和感を抱くように。また、いつかは音楽関係の事業で起業したいという目標もあったため、「もっと会社全体の流れを変えることができる仕事に就きたい」と転職活動を開始。ASPシステム提供やCRMサービスを基盤とした、コンタクトセンターの運営や企業向けヘルプデスク業務を手がけるファーストコンタクトに採用が決定した。

今年7月に入社し、事業推進室の一員として、新規事業を立ち上げる際の企画立案や現場営業へのサポートおよびマーケティング業務、新規プロジェクトに必要となる人材を確保するための採用面接などを担当している。一方で、休日はビジネススクールに通い、起業に向けた勉強も継続中。