転職してどうなった?女の転職実例カタログ

転職のポイント

興味のあった仕事に未経験から転職

顔写真

森田 亜希子さん

株式会社日本介護福祉グループ
茶話本舗デイサービス 船橋亭
介護リーダー

profile

スポーツ専門学校を卒業後、スノーボードのインストラクターを経験。その後腰を怪我したことをきかっけにスキーのジャンプ台を作る仕事に。長く働ける仕事がしたいという思いから2009年7月に同社に入社。介護の仕事に携わるように。

Before
スキージャンプ台の設置業務
After
介護スタッフ

転職理由は?

スキーのジャンプ台を作る仕事は勤務時間が不規則で、体力勝負。長く続けることは難しいと判断しました。また、岐阜県での仕事が多かったこともあり、地元である千葉県に帰りたいという気持ちもありました。

どう変わった?

職種(仕事内容)
異業界・異職種への転職のため、仕事内容は180度変わりました。また、自分のことだけを考えていればよかった前職でしたが、現在の仕事はそうはいきません。みんなが楽しく過ごせるように、心に余裕を持ち、冷静でいるよう意識するようになりました。人間としても少し成長できたかなと思っています。
年収
あがりました!
雇用形態
契約社員→正社員
休日
以前は不定期で1カ月間休みがないこともありましたが、現在は月に13日休み。プライベートも充実できるようになりました。
満足度
70点!自分の中でできていない部分があるので100点はまだ出せませんが、後半年以内には90点代にしたいです。

長く続けられる仕事を考えたとき介護業界が真っ先に浮かんだ――。

日本介護福祉グループの茶話本舗デイサービス船橋亭で介護リーダーとして勤務する森田亜希子さん。前職では、スキーのジャンプ台を作る仕事に携わっていた。

転職を考えたとき、真っ先に浮かんだのは高校時代から興味を抱いていた介護の仕事。さっそく、地元である千葉で仕事を探し始めたという。

「転職サイトで勤務地検索をしたとき、いくつかの施設が候補にあがりました。その中で最も魅力を感じたのが茶話本舗。面接などで施設に伺ったときに、忙しく、殺伐とした印象を受ける会社が多かった中で、茶話本舗はそんな雰囲気が一切なかった。愛情を持って利用者様に接していることが伝わってきたんです。インストラクター時代に人と接する仕事をしていたので、コミュニケーションを大切にしている茶話本舗ならその経験も活かせると思いました」

とはいっても、未経験からのチャレンジ。多くの不安を感じていた森田さんを安心させたのは、面接時に同社の社長が言った「介護に大切なのは資格や技術ではなく人と人との接し方」という一言だった。「自分でも頑張れる」と感じた森田さんは入社を決意。半年間の勤務を経た今、現場リーダーとして活躍している。

「実際に働いてみて、コミュニケーションの大切さを実感しています。当社は、利用者様をお客様扱いするのではなく、家族のように接している。そのため、勤務中はエプロンは付けずに私服で勤務。ご飯やおやつも、利用者様と一緒に作って、一緒に食べています、。一線は越えないように注意しつつ、楽しい空間を作り出す。そのために大事なのは、やっぱり“人同士”の関わりなんですよね」

前職とは全く異なる環境へのチャレンジを果たした森田さん。今後は、「利用者様はもちろん、スタッフの笑顔も増えるように頑張っていきたい」と語ってくれた。