転職してどうなった?女の転職実例カタログ

転職のポイント

国際協力関係の生産管理へ

顔写真

丹下 智景さん

フェアトレードカンパニー株式会社
インポート/生産管理オフィサー(雑貨担当)

profile

高校卒業後、アメリカの短大へ留学。帰国後、国内の商社へ就職。キャラクター商品の営業企画・生産管理を担当する。2年半勤務した後、アメリカの4年大学へ編入し、平和学を学ぶ。卒業後、国際協力関係の仕事を探す中でフェアトレードカンパニーと出会う。

Before
商社(有名キャラクター商品を扱っていました)
After
生産管理・品質管理、生産者サポート

転職理由は?

もともと国際関係の仕事に興味がありました。前職で訪れた中国で、一部の工場の労働環境の悪さにショックを受け、「国際協力関係のお仕事に就きたい」という想いは確実なものに。ビジネスモデルに共感できた、同社への転職を決意。

どう変わった?

職種(仕事内容)
世界の動きに広くアンテナを張るようになりました。生産者パートナーがいる国などでは、ちょっとした政治の動きがそこに住む人々の生活に強い影響を及ぼすことも多いんです。
年収
同じくらいです。残業手当がしっかりつくのが嬉しいですね。
雇用形態
正社員から正社員。
休日
原則として土日と祝日休み。お休みは取りやすい環境です。まとまったお休みには、海外旅行を楽しんでいます。
満足度
大満足です!

「世界に通じる仕事がしたい」想いと行動力で理想の仕事に!

フェアトレードをご存知ですか?それは貧困のない公正な社会をつくるための、貿易のパートナーシップ。フェアトレードカンパニーは、アジアやアフリカ、中南米などの農村地域や都市のスラムなどに暮らす人びとに仕事の機会を提供することで、貧しい人びとが自らの力で暮らしを向上させることを支援しています。今回は、同社で生産管理オフィサーとして活躍する丹下さんにお話を伺いました!

―簡単に、これまでのご経歴をお願いします。

「元々、国際的な視野を持って仕事をしたいという想いを抱いていました。前職の商社で生産管理を担当する中で、現場視察として取り扱っていた商品の生産国である中国を訪れた時に、一部の工場の労働環境の悪さにショックを受けたんです。それから、アメリカの大学へ再び編入して平和学を学び、帰国後に国際協力関係の仕事を探しているときに当社と出会ったんです。」

―想いと経験が、丹下さんの仕事選びの軸を確かなものに変えていったんですね。

「そうですね。当社へ入社した理由は、貧しい人々の自立を助けられる仕事であることと、消費者に喜んで頂ける商品である上に環境にも優しい、というビジネスモデルに共感したから。募集職種が生産管理であったことも、『前職のスキルを活かせる!』とポイントとなりました。」

―最後に、丹下さんが今のお仕事でハッピーを感じるときとは?

「世界の動きが人ごとではなくなったこと、ですね。自分の仕事が生産者の生活につながっている、大きな責任とやりがいを感じながら働いています!」