世界5大宝飾店の1つとして知られる「MAUBOUSSIN(モーブッサン)」。日本がまだ江戸時代の1827年に創立したフランスの老舗ジュエリーブランドで、180年以上にわたる歴史を通して、王侯貴族やハリウッドスターに大勢の顧客を抱えています。
身に着けるアートとして別格ジュエリーの評価を揺るぎないものとしている「モーブッサン」から、「平和のブレスレット」が発表されました。デザインを担当したフランスの芸術家、Clara Halter(クララ・アルテール)氏は、2005年の広島被爆60年の節目で制作された「平和の門」のグラフィックでも有名です。広島市の平和大通り沿いに立つこのゲート形パブリックアートには、「平和」という言葉が16の言語で記されています。
「平和」という1語を様々な言語・文字で表現するアプローチに取り組んできたアルテール氏は平和のためのモニュメントをライフワークのように制作し続けています。2000年にはパリのシャン=ド=マルス広場でガラス製の「平和の壁」を制作。2003年にはサンクトペテルブルク市の300年祭を記念して「平和の塔」を発表しました。
「愛」と「分かち合い」を信条とするモーブッサンは2010年9月21日の「国際平和デ―」にあたり、アルテール氏と協力して、シルバープレートに16の言語で「平和」の文字を刻んだ「平和のブレスレット」を制作しました。フランスでは9月15~21日の期間限定で99ユーロで販売され、そのうち10ユーロがユニセフに寄付されました。
シルバープレートとブラックのコットン・コードのブレスレットはユニセックスなデザイン。手首から静かに平和のメッセージを語りかける、ヒューマニズムにあふれたアクセアリーとなっています。漢字の「平和」という文字も見えます。
日本では12月31日までの期間、モーブッサン商品を購入した方のうち、先着1200人にこの「平和のブレスレット」がプレゼントされています。さらに、この平和ブレスレットを購入者が1つもらうたびにモーブッサンからユニセフに1000円寄付される仕組みです。
素敵なアクセサリーを買ってブレスレットが無料でプレゼントされ、そこからさらにチャリティーで寄付されるという、心の潤い度、お買い物の幸せ度が高いキャンペーンです。お買い物が寄付にもつながるというチャリティーのかたちは今後、ますます広がりそう。この1年の様々な感謝の気持ちを込めて、自分へのご褒美を探しに参加してみてはいかがでしょう。
「平和のブレスレット」プレゼントキャンペーン
※モーブッサン商品購入の方、先着1200人限定
2010年11月1日~2010年12月31日
対象店舗
すべてのモーブッサンの販売店
(銀座本店、高島屋新宿・名古屋・大阪、及びすべての販売代理店)
問い合わせ先
モ―ブッサン ジャパン
03-3573-3921
ファッションジャーナリスト。複数のファッションブランドの販売員としてキャリアを積んだ後、バイヤー、プレスも経験。ファッション業界の現場経験を生かして、最新コレクションやトレンド情報を多彩なメディアで発信している。
「買う側・着る側の気持ちが分かる」という消費者目線で、世の中の流れ・今を発信する、リアリティを感じさせる解説に定評がある。
宮田理江 公式ブログ :「fashion bible」