ブリジット・バルドー由来のフラットバレリーナシューズ「Repetto（レペット）」｜宮田理江のファッショントピックス

「永遠の小悪魔」と呼ばれた、フランスのアイコン的な女優ブリジット・バルドー。愛くるしい無邪気さと魔性の色香を兼ね備えたバルドーはフラットバレリーナシューズを愛したことでも有名。その彼女にちなんだシューズの限定バージョンが登場します。

「ＢＢ（ベベ）」の愛称でも知られているバルドーは1956 年、バレエシューズと同じくらいフレキシブルで履き心地のよいフラットなバレリーナシューズをオーダーしました。注文した先は、パリ国立オペラ座ゆかりのクラシックバレエブランド「Repetto（レペット）」。色はバルドーらしい官能的なカーマインレッド。こうして「Repetto」のフラットバレリーナシューズの神話が生まれたのです。

「Repetto」の歴史は、ローズ・レペットが1947年、オペラ座近くの小さなアトリエで、“cousu retourne”（縫った後にひっくり返す）という製法を用いてダンスシューズのデザインを始めたところから始まりました。やがて世界中のダンサーたちからバレエシューズの注文が舞い込むようになり、「Repetto」はバレエ界を代表するブランドとなりました。

フラットバレリーナシューズの「ＢＢ（ベベ）」は「Repetto」ブランドのシンボルとも呼べるアイテム。その「ＢＢ」の直営店限定バージョンが２月から登場します。ガーリーで上品なブラックのグレンチェックプリントのタイプと、ネイビーベースにレッド・イエロー・グリーンの柄がグラフィカルな「Jazmin」の２タイプが用意されています。どちらのアイテムもこの春のスタイリングを軽やかに演出するデザインです。

ラシック（名古屋市）内に２月25日にオープンするショップを皮切りに、天神のVIORO（３月８日）など全国各所に順次オープンする直営店で取り扱う予定です。