1918年にドイツの靴産地であるピルマセンスで創業した老舗シューズブランド「KENNEL&SCHMENGER(ケンネル&シュメンガー)」の旗艦店が2013年2月14日、東京・表参道にオープンします。
約1世紀にわたるこだわりの「靴作り」を続けている「ケンネル&シュメンガー」。靴とは人が移動するための最も重要なアイテム(存在)であると考え、履く人の快適さを重んじています。妥協を許さないものづくりポリシーに、時代の気分を映したトレンド感が溶け込んで、クラシックでかつモダンな靴が生まれています。
表参道店は本国ベルリンの店舗に近い内装を意識していて、店内のインテリアは、ドイツやオーストリアの100年を経た古民家材を再利用したものを取り寄せたそうです。本国同様、シューズコレクションに加え、限定のウエアやバッグ、ベルトなどフルラインの品揃えとなります。
おしゃれは足元からと言われるほど、靴で着こなし全体のムードが変わってきます。デザインが良くても、履き心地が良くない靴は履きたくない、でも、どんなに楽でもヒールのない靴では物足りないというのが女ゴコロです。そんな両方の思いを叶えてくれる老舗靴ブランドならではの「ケンネル&シュメンガー」のシューズの世界観をしっかりと感じることができる機会です。
ファッションジャーナリスト。複数のファッションブランドの販売員としてキャリアを積んだ後、バイヤー、プレスも経験。ファッション業界の現場経験を生かして、最新コレクションやトレンド情報を多彩なメディアで発信している。
「買う側・着る側の気持ちが分かる」という消費者目線で、世の中の流れ・今を発信する、リアリティを感じさせる解説に定評がある。
宮田理江 公式ブログ :「fashion bible」