アメリカ・フロリダ発のアクセサリーシューズブランド「Lindsay Phillips(リンゼイ・フィリップス)」がこの夏、日本に本格的に上陸を果たします。「リンゼイ・フィリップス」の特長は、ビーチサンダルのソールはそのままで、ストラップやスナップを自由に付け替えることができるところ。これらを自由に付け替えることにより、自分好みにカスタマイズができます。
シューズやアクセサリーには、Lulu、Devon、Lizなど女性の名前が付けられています。ベーシックアイテムのほか、毎シーズンごとに数十種類のシューズが発表され、オリジナルのストラップとスナップが100種類以上も用意されています。
ストラップはベルクロテープ(ワンタッチで着け外しできる面ファスナー)仕様だから、付け替えも楽。それでいて水の中でもはずれません。スナップはボタンひとつで簡単に取り外しできます。
創業者リンゼイ・フィリップス氏が高校時代のアートプロジェクトで考案したSwitchFlops(サンダルのソールを替えずにLookを変える)がブランドを立ち上げるきっかけになりました。高校を卒業する前に特許申請。大学時代は世界各国を旅し、その経験からインスパイアされたデザインが作品に反映されています。卒業後はNYの「ポロ・ラルフ・ローレン」のレザーグッズ部門でデザインやマーチャンダイジング、製造過程の知識を吸収。2004年に特許を取得後、07年から本格的にブランドがスタートしました。
日々の着こなしや自分流のスタイルに合わせて様々な見栄えにアレンジできる楽しさいっぱいのアクセサリーシューズは、アイテムを買い足すごとに、自身のコレクションのバリエーションが広がるよろこびも膨らみます。ソールは変わらないので、収納時にかさばらず、エコなおしゃれにもつながります。この夏は「リンゼイ・フィリップス」で、カスタマイズできるビーチサンダルにデビューしてみては。
![plofile宮田理江](/fashion/colum/images/profile.gif)
ファッションジャーナリスト。複数のファッションブランドの販売員としてキャリアを積んだ後、バイヤー、プレスも経験。ファッション業界の現場経験を生かして、最新コレクションやトレンド情報を多彩なメディアで発信している。
「買う側・着る側の気持ちが分かる」という消費者目線で、世の中の流れ・今を発信する、リアリティを感じさせる解説に定評がある。
宮田理江 公式ブログ :「fashion bible」