ファッションジャーナリスト「宮田理江」のFASHIONTOPICS(ファッショントピックス)

ユーモラスで愛くるしい「Dodo」シリーズ

イエローゴールドのDODOチャーム「私はあなたのDODO」
イエローゴールドのDODOチャーム「私はあなたのDODO」
イエローゴールドのチャーム トンボは「キャッチミー」、フライは「あなたにクビったけ!」
イエローゴールドのチャーム トンボは「キャッチミー」、フライは「あなたにクビったけ!」
イエローゴールド、イエローゴールドにブルーサファイアを散りばめたタコのチャーム「強く抱いて」
イエローゴールド、イエローゴールドにブルーサファイアを散りばめたタコのチャーム「強く抱いて」
イエローゴールドのサルのチャーム「みんなの人気者」、ローズゴールドの大小アルファベットチャームで綴った「UP」、イエローゴールドのビーズとペブルビーズをブラックコードに通したブレスレット
イエローゴールドのサルのチャーム「みんなの人気者」、ローズゴールドの大小アルファベットチャームで綴った「UP」、イエローゴールドのビーズとペブルビーズをブラックコードに通したブレスレット
シルバーのブレスレット、イエローゴールドとホワイトゴールドにダイヤモンドを散りばめたダックスフンドのチャーム「キミって最高」
シルバーのブレスレット、イエローゴールドとホワイトゴールドにダイヤモンドを散りばめたダックスフンドのチャーム「キミって最高」
「一緒に居られて幸運」なテントウムシのチャーム チャームの素材はローズゴールドと赤い樹脂とエナメル、チェーンはPVDブラックコーティングシルバーとローズゴールド
「一緒に居られて幸運」なテントウムシのチャーム チャームの素材はローズゴールドと赤い樹脂とエナメル、チェーンはPVDブラックコーティングシルバーとローズゴールド
ユーモラスで愛くるしい「Dodo」シリーズ


絶滅に追いやられた鳥、ドードーは環境保護のシンボル的な存在として知られています。この鳥をブランドアイコンにした「Dodo(ドド)」はイタリアの高級ジュエラー、ポメラートが1995年に創作したシリーズ。その「Dodo」からドードーと地球上の動物たちに捧げた18金の「Dodoチャーム」シリーズが誕生しました。ネコやダックスフンド、ゾウなど様々な動物がかたどられていて、装いに愛らしさと気品を添えてくれそうです。

毎年新しいチャームが加わります。ダイヤモンドをはじめとするジェムストーンをパヴェセッティングでちりばめた表情豊かな動物たちのチャームは、愛くるしくもエレガントで、合わせる着こなしを選びません。シルエットだけの姿がかえって生き物の特徴を捉えていて、ユーモラスで愛くるしい。

モチーフに選ばれた生き物はドードーをはじめ、ライオンやゾウ、ペンギン、ネコ、ダックスフンドなど。いずれも一目でそれと分かる姿を映し取っています。地上の動物だけではなく、海中のタコやヒトデも登場。それぞれにムードが異なるので、たくさん集めたくなる気分に誘われます。

ネコは「甘えさせて」、ダックスフンドは「キミって最高」、タコは「強く抱いて」など、チャームのそれぞれに意味が込められています。チャームを通して思いやメッセージを表現することができるので、ギフトにも好適。つややかなゴールドの輝きがノーブルな風情を醸し出してくれるから、Tシャツにジーンズのような割とラフな着こなしからも、別のムードを引き出してくれそうです。

「Dodo」シリーズのアイデアは、ポメラート社のクリエイティブディレクターであるセルジョ・シルヴェストリス氏がモーリシャス島を訪れた際に着想したものです。アフリカに近いインド洋に浮かぶモーリシャス島は、かつて本物のドードーが生息していた場所。飛ぶことのできない不格好な姿のドードーにインスピレーションを得たシルヴェストリス氏は、さらにモーリシャス島の原住民たちが貝殻に紐を通してつなぎ、思い出の品を作る習慣に魅せられ、「Dodo」シリーズをイメージしたそうです。

絶滅してしまったドードーから始まった「Dodo」シリーズは、今も生きている動物たちにもやさしいまなざしの必要性を感じさせます。そんな気配りを持つ人柄までも印象づけてくれる「Dodo」シリーズは単なるアクセサリーを超えて、おしゃれのアクセントになってくれるはずです。

ポメラート・ジャパン
Tel.:03-6228-7056

Dodo
URL: http://www.dodo.it


plofile宮田理江
ファッションジャーナリスト。複数のファッションブランドの販売員としてキャリアを積んだ後、バイヤー、プレスも経験。ファッション業界の現場経験を生かして、最新コレクションやトレンド情報を多彩なメディアで発信している。 「買う側・着る側の気持ちが分かる」という消費者目線で、世の中の流れ・今を発信する、リアリティを感じさせる解説に定評がある。

宮田理江 公式ブログ :「fashion bible」