FASHION NEWS(ファッションニュース)

フェアトレードの専門ブランド「ピープル・ツリー」
エマ・ワトソンとの最新コラボレーション
「School of Fair Trade (SoFT)」販売開始

2011年3月11日

サシャ・ドレープドレス 7,900円、フェルト・ブローチ(肩章) 1,200円 (C) Andrea Carter-Bowman / People Tree

サシャ・ドレープドレス 7,900円、フェルト・ブローチ(肩章) 1,200円 (C) Andrea Carter-Bowman / People Tree

フェアトレードの専門ブランド「ピープル・ツリー」は、イギリス出身の女優エマ・ワトソンとのコラボレーションによるユース・コレクション「School of Fair Trade(SoFT)」の本格販売を通販(カタログ、オンライン、モバイル)にて開始しました。

また、一部商品はピープル・ツリー直営店(自由が丘店、表参道店、モザイク銀座阪急店)でも販売開始。店頭での本格展開は3月上旬を予定しています。また、外部オンラインサイト、大手百貨店などでも販売の予定です。

エマは、ピープル・ツリー代表のサフィア・ミニー、インハウスデザイナーと一緒に、アメリカの大学に入学した直後の2009年9月よりコレクションのデザインに取りかかり、アイテムのカラーやファブリック、シルエット、ほどこす手仕事などを決めていきました。エマ本人がすべてのアイテムを試着しながら思い描いた着心地やフィット感を実現させた本コレクション。デザインについて、エマは、「私が一番こだわったのは、着やすさと、ピープル・ツリーの世界中のパートナー団体が持つ伝統技術を活かしたコレクションに仕上げる、ということでした」と語っています。

エマ・手織りフリルブラウス(グレイ) 6,900円 (C) Andrea Carter-Bowman / People Tree

エマ・手織りフリルブラウス(グレイ) 6,900円 (C) Andrea Carter-Bowman / People Tree

また、昨年の夏に実際にバングラデシュでフェアトレードの生産現場を訪れたことを「私の生き方を変えるような、かけがえのない経験」になったと語るエマ。農村で手仕事から生み出されるフェアトレード・ファッションは、「都市のスラムで過酷な暮らしを送りながら衣料品工場で働くことに対する、本当の意味でのオルタナティブ(もうひとつの選択肢)となるのです。‥(中略)‥私たちは消費者として、フェアトレードを通じて手仕事のスキルやコミュニティを守り、さらに発展させるプロセスに参加できるのです」と力強く語っています。

ベラ・シルクドレス(ブラック×ホワイト) 15,000円 (C) Andrea Carter-Bowman / People Tree

ベラ・シルクドレス(ブラック×ホワイト) 15,000円 (C) Andrea Carter-Bowman / People Tree

このコレクションによって、インド、バングラデシュ、ネパールの生産者に仕事の機会をつくり出し、彼らが自らの手で自立できるよう支援することができます。

メイン素材にオーガニックコットンを使用し、エマがイラストを手掛けたカジュアルなメッセージTシャツをはじめ、小花模様のスカートやピンクのイカット織りロンパース、ドット柄の手織りドレスなど、フェミニンなシルエットを活かしたさまざまなシーンで活躍するアイテムが満載。最新のフェアトレード・ユース・コレクションをどうぞお楽しみください。

(左)リリー・ギャザードレス(ブラック) 6,900円(右)エマ・ブレザー 17,000円、ベッキー・ハーレムパンツ(グレイメランジ) 5,900円 (C) Andrea Carter-Bowman / People Tree

(左)リリー・ギャザードレス(ブラック) 6,900円(右)エマ・ブレザー 17,000円、ベッキー・ハーレムパンツ(グレイメランジ) 5,900円 (C) Andrea Carter-Bowman / People Tree

School of Fair Trade (SoFT)のアイテムを手掛けた生産者パートナー

アシシ・ガーメンツ <インド>
インド・タミルナドゥ州にあるオーガニックコットンの縫製団体。カトリック系アシシ修道会のシスターにより、耳と口が不自由な女性たちに仕事の機会を提供するために設立されました。インドの小規模農家を支援する「アグロセル」で栽培されたフェアトレードのオーガニックコットンから作られる生地で製品を作っています。フェアトレードの仕事により、ピープル・ツリーが取引を開始した1996年には8人しかいなかったスタッフが、今では150人を超え、2つの工場を抱えるまでに成長しました。

タナパラ・スワローズ <バングラデシュ>
1971年のパキスタンからの独立戦争で、タナパラ村の成人男性は皆殺しにされました。一家の働き手を失った女性たちを支援するために、タナパラ・スワローズが設立されました。スワローズでは、糸の染色、織り、縫製、刺繍などをすべて手作業で行っており、現在200人を超える女性生産者が働いています。農村に仕事を創り出すことは、家族が同居しながら安定した生活を送ることを可能にします。また、女性が経済的な基盤を持つことで自信と自立の機会を得ることができます。

KTS(クムベシュワール・テクニカル・スクール) <ネパール>
KTSは、1987年にネパールの首都カトマンドゥで、カースト差別により極度の貧困での生活を強いられていた人たちを支援するために設立されました。やがて、大人がよりよい仕事につき、自らの力で生活をよくできるようにと職業訓練を開始。カーペット織り、家具製作、手編みの技術指導が行われ、生産部門も立ち上がりました。

School of Fair Trade (SoFT)のアイテムを手掛けた生産者パートナー

(C) People Tree

お客様問合せ先

ピープル・ツリー
tel:03-5731-6671
hp: http://www.peopletree.co.jp/