別海町　役場の社員からの評判・口コミをチェック！「うちの会社」のホントのところ

　一言でいうと、まちづくりを「まじめに、でも堅くなりすぎず」進めている職場だと思います。日々の業務の中での会話や、ちょっとした雑談からアイデアが生まれ、それが実際の取り組みにつながることもあります。職員同士の距離が近く、分野や立場に関係なく意見を出しやすい雰囲気があり、「それ、やってみようか」と前向きに受け止めてもらえる場面も多く、地域おこし協力隊としても、自分の視点や経験を活かしながら仕事ができる環境です。女性視点もですが、移住者視点、親視点、まちづくりに必要とされている視点は多種多様です。まちのこと、人のことを考えるのが好きな方には、自然と馴染みやすい職場ではないでしょうか。

　自分たちの関わりが、少しずつでもまちを動かしていると実感できるところです。会議や資料づくりだけで終わるのではなく、その先で人が動き、場所が使われ、新しいつながりが生まれていく様子を実際に見て聞いて感じることができます。またその実感を町の人からの声で直接得られるのは、この仕事ならでは、この規模の自治体ならではだと思います。まちづくりの現場に当事者として関われることに、大きなやりがいを感じています。

　移住者が安心して働けるよう、待遇面の改善や将来像がより共有されていくこと、加えて業務内容に応じた柔軟な勤務体系が選択できることも期待しています。あわせて、マニュアルやスケジュール感の共有が進むことで、属人性に頼りすぎず、新しく入る人も動きやすい組織になっていってほしいと思います。

　役場内外ともに、活気があります。それぞれに熱意のある方が多いので、これからやりたいことを具体化していきたいと考えている方にとっても、周囲から良い刺激を受けて進んでいける環境だと思います。
「地方創生」や「まちづくり」と聞くと、それまで関わった経験がない方は、何をすればいいんだろう、何ができるんだろう、と考えるかもしれません。その答えは活動しながら形にしていっても良いと思います。まずは「自分に何かできないか」と思える方が、別海町には必要なのではないかと感じています。
また、優しい人が多いなと思います。都市部とは違い、程よく人との距離が近い環境のため、業務外の生活面においても助けていただくことがしばしばあります。移住したばかりだと、仕事や生活に慣れるまでは不安もあるかと思いますが、きっと支えてくれる方がすぐに見つかります。適度に肩の力を抜いて新しい挑戦ができる、恵まれた環境だと感じています。

自分の業務が、まちづくりに直結するところです。雇用型の地域おこし協力隊は、役場の事業が自分の活動基盤となります。私はもともと、別海町地域おこし協力隊の募集要項に示されていた地域課題を目にしたとき、自分の問題意識と重なる部分が多く、その解決に向けて働きたいと考えていました。現在、町と一体となって業務を進められる環境に、大きなやりがいとありがたさを感じています。
また、まちづくりに関するアイデアを育てるうえで、日々多くの学びを得られる点も大きな魅力です。事業者の方々や他の地域おこし協力隊の皆さんと対話しながら進める事業も多く、新しい考え方や手法に触れる場面が豊富にあります。直感的に「面白い」と感じられる瞬間が非常に多いのも、別海町での仕事ならではだと思います。こうした多彩な業務環境を楽しめる方が、今後さらに増えていくと嬉しいです。

　女性活躍社会推進事業は、たしかに文字どおり女性がそれぞれに輝けるまちづくりを目指す事業ですが、活動する隊員の皆さんにとって大切なことは、「自分事」の思いを地域課題へと昇華できるかどうかだと考えています。「こんなことがしたい」、「こうなったらいいな」、「こんなものがあったらどうだろう」…、別海町では、そうした思いが実際のアクションへとつながっていく場面が多くあります。私もその実現に向けて、陰ながら力になれる存在でありたいと考えています。
この事業には、別海町に新しいきらめきをもたらすアイデアを実現しようと、日々取り組んでいる協力隊の方々がいます。私にとっての職場は、役場ではなく、町そのものです。こうした方々の存在を、職場の皆さんに知っていただけたら、私にとっても大きな励みになります。