入社後は、初めてのことばかり。経理関連業務にも苦戦しましたが、だんだんとお金の流れがわかってくると楽しくなってきました。いろいろな業務にチャレンジできるぶん、自身の成長が感じられるのはうれしいですね!
高校を卒業してからは、バスガイドをはじめいろいろな仕事に就いてきました。スノボ好きが高じて、リフト券がもらえるスキー場内にあるホテルのレストランで働いたことも。
40歳での結婚を機に一度は仕事を辞めたのですが、ずっと家にいる性分でもなく、すぐに医療事務として働き始めました。
そうこうするうちに、以前楽しく働けていた「ホテルの仕事をまたやりたい」、さらに「年齢相応の責任あるポジションで働きたい」と思うようになりました。
ただ、当時働いていたホテルは男性社会で、支配人をはじめ、ある程度上のポジションになると男性ばかり。「女性には難しいのかな……」と思い始めていたときに出会ったのが、東横インの支配人でした。
まず思ったのが、「こんなにもたくさん女性が活躍しているんだ!」ということ。そのほとんどが未経験からのチャレンジであり、子育てしながら働く支配人もいて、素直に「かっこいい!私もそれに続きたい」と思いました。
以前働いていたリゾートホテルと東横インのようなビジネスホテルではまったく違うだろうし、当時はレストラン部門専任だったので、ホテル業務の流れなども分からない…。そんな不安もありましたが、圧倒的にワクワク感が勝り、入社を決めたんです。
入社後研修を経て配属されたのは、新規オープンとなるホテル。
フロント・清掃・調理など、全スタッフが新人としてのスタートでした。先輩支配人にもフォローしていただきましたが、初めてのことだらけで毎日必死。正直、当時のことはほとんど覚えていないくらいですね。