仕事内容
■内容確認
案件が発生すると、PMと連携して内容(分野)、難易度を判断し、懸念事項をまとめます。必要に応じてクライアントへの問い合わせが必要になることもあります。確認した内容によって、最適な翻訳者を選定します。これが内容確認です。
■翻訳
翻訳は、内容確認の結果に応じて外部に依頼する場合もありますが、社内で行う場合もあります。
担当するクライアントによって、求められる訳文のトーンや意訳の度合い、翻訳時の表記ルールはさまざまです。
それぞれのニーズに合わせてクライアントに満足いただける翻訳を心がけます。
■校閲
基本的に外部に翻訳を依頼した場合は、社内で校閲作業を行います。正しく訳出されているか、不適切な表現がないか、訳抜けや誤字・脱字がないか等のチェックを行います。また、ルールに準拠しているかどうかも確認します。
限られた時間の中でどれだけ効率的に品質のチェックができるか、品質とかける時間のバランスをとることが求められます。
■最終QA
校閲が終了したら、クライアントへの「納品物」として仕上げるプロセスが、最終QAです。
具体的には申し送りをとりまとめたり、複数の担当者が翻訳・校閲を行った場合には用語の統一をはかったりといった作業になります。
一連のプロセスでは、お客様の好みやツールによってさまざまな方法が取られます。読みづらい直訳や誤訳が多数見つかれば、やり直しになるかもしれません。その場合の作業時間やコストはどうなるのか?作業者への効果的なフィードバックはどうするか?そういった判断や工夫も必要になります。
単なる翻訳ではなく、「商品」としての品質を整えていく。
こうしたプロセスに正面から取り組むことができるのが、この仕事の醍醐味です。
この仕事で磨ける経験・能力
ローカライズのプロセス全体を見ることができるので、翻訳スキルだけでなく、「できる翻訳者」「クライアントに求められる翻訳者」とは何かを理解することができます。将来フリーを目指す人にもローカライズ企業でのキャリアアップを目指す人にも得るものは大きい環境です。
アピールポイント
今のところ管理職は女性ばかりです。性別はまったく関係ありません。