<記憶に残るお客様とのエピソード>お嫁さんに手を引かれ店舗にやってきた70代半ばのあるお客様。腰は90度に曲がり、お店の入り口からテーブルに着くまで20分もかかってしまう状態でした。 圧迫骨折を3回も経験された結果だったそう。「この方に筋トレは難しい…」私はそう思いました。サポートできる自信も全くなかったというのが、正直な話です。 最初はやっとの思いで足踏みするところから始めていきましたが、1台、また1台と新しいマシンに挑戦できるように。そして数か月後、ついにマシンを一通り使えるようになりました。 それから8年…。そのお客様は現在83歳。90度に曲がった腰はピンと伸び、今ではマシンを2周できるようになり、腹筋運動まで披露しくださるように! もちろん、もう杖は使わず、毎日元気に歩いてカーブスに通われています。表情がどんどん明るくなっていく姿を見て、スタッフである私自身が一番勇気と自信をいただきました。 <スタッフのストーリー>ある時私の母のガンが再発した時があって。検査で発覚した時には既に全身に転移。でも前回同様また良くなるかもしれないという希望を持ち、母にずっと付き添って看病していました。 お店で社長やマネージャー、スタッフに母の件を相談をしたら「好きなだけ傍にいてあげて。私たちがお店を守るし、ずっと待ってるから」と言ってくれて。1ヶ月休みをいただき、母との時間を過ごすことができました。 ガンの再発から1ヶ月程で母は他界…。何をして良いかもわからず、頼る両親もいない中で前向きになっていけたのは「今の仕事で健康の大切さをお客様に届けたい」という想いでした。それが私の役割だと思ったんです。 母は全身にガンが回り、即死状態でした。でも先生からは「運動を続けていたから、少しでも延命できたんだよ」と言ってもらえて。これからは、少しでも多くの人に運動の必要性を届けていきたいと強く思っています。