元々私は内勤の事務職として働いてきましたが、これからも年齢を重ねながら働いていくことを考えたときに「リーダーやマネジメントの経験が必要だ」と思いました。それが転職活動を始めたきっかけですね。
やりがいがある仕事を楽しみたいという気持ちはもちろんありましたが、それ以上に「ずっと同じ仕事しかしていないと、いつしか淘汰されていってしまうのでは…」という不安を抱くようになったんです。
リクルートスタッフィングの事務リーダーの仕事は、いわば“現場で働く事務スタッフをサポートする”仕事。派遣スタッフとして働いているみなさんが、仕事に対してやる気を持てるようにモチベーションを管理したり、心地よく働けるような環境づくりを考えたりと、陰ながら奔走するポジションです。
明確な成果を追いかけるというよりは、スタッフの成長が自分の成果につながるため、難しいながら確かなスキルアップとやりがいを感じられるのが嬉しいですね。
たとえば、「自分の提案によってプロジェクト全体の業務効率が上がった」「分かりにくい仕事内容を可視化・整理することで、150時間分の業務改善につながった」など、自分の仕事が確かに現場にいい影響を与えているという実感はたくさん得られます。
また、「派遣事務は時間で働く仕事」という認識の方も多いため、受け身の仕事になりがちなポジション。そんなみなさんの気持ちを汲み取りながら、どうしたら前向きに仕事に取り組んでもらえるかを考えていくのもなかなか大変な仕事。
仕事を楽しんでもらえるように、成功体験を積んでもらえるように…と、日々気を配っています。
入社時は受け身だったスタッフも、2年経った頃には「この業務は必要ないので少しやり方を変えてもいいですか?」と自分から業務改善の提案をしてくれるように。また、他者へのあたりがきつい部分があったスタッフにも向き合い、対話を重ねていくことで態度がどんどん軟化していき、クライアントからの評価もいい方向に変化していったり。
長く見てきたスタッフさんの姿勢が変わったり、成長が垣間見えたりというときには嬉しさもひとしおですね!
人や職場にいい影響を与えられるような、マネジメントの仕事を経験できてよかったと思っています!