給与については、会社の報酬制度もまちまちですし、個人差があると思います。だけど、前提として誤解していただきたくないのは、企業によって期間は異なりますが、入社時から1~2年は基本給が保証されていることがほとんどだということです。年数が経つにつれて基本給部分は減っていきますが、その間きちんと全力で仕事に取り組んでいれば、基本給を遥かに超える歩合給を得るだけの経験もノウハウも身についていきます。そのために会社も研修制度を用意しています。
何か特別なことをする必要はありません。お客様に自分がして差し上げられることは何かを真剣に考えて行動することです。そうすれば、結果は自然ととついてきますよ。
大切なのは、個人の意欲
給与が安定しているから大丈夫という安堵感だけで仕事をしているのでは、いつまでも成長できないと思います。これは生命保険の営業だけではなく、どんな仕事でも同じではないでしょうか。また見方を変えてみれば、頑張った分だけ必ず結果が伴っていく仕事はそう多くはないかも知れません。だからこそ、意欲があり、努力をすれば自分自身で「安定した収入」を確保できる仕事なのです。
私の職場には「ノルマ」という言葉はありません。会社によって言葉の使われ方はさまざまだと思いますが、私が考える「ノルマ」とは、一人ひとりの営業が目指す「自分が決めた達成すべき目標」だと思います。
保険は、販売した時からお客様との何十年にもわたるお付き合いが始まるという、息の長い商品です。そして将来保険金をお届けする時に、本当の意味でお役に立つことができる仕事なのです。ですから、目先の数字だけにとらわれることなく、長期的な視野で仕事に取り組む姿勢が重要だと思います。
自分が成長できるチャンスと捉えられるか
目指す目標があるということは、自分が成長できる環境、自分の限界に挑戦できるチャンスがあるということではないでしょうか。もちろん、上手くいくことばかりではありません。壁にぶつかることもあります。しかしその壁を一つひとつ乗り越えていく過程で、どのような状況でも的確に対処できる能力や自己管理能力が身につき、結果的に営業としても人間としても成長できるのだと思います。
保険というと、中にはよいイメージを持っていない方もいるかも知れません。しかし働くフィールドとして「保険業界」を見てみると、たくさんの魅力に溢れる世界であると思います。
お客様とともに歩んでいける仕事
保険の営業は、お客様と何十年にもわたるお付き合いが続く仕事です。お客様一人ひとりの“いま”と“未来”を一緒に考え、ずっとお付き合いができる。これも、この仕事ならではの魅力です。
給与が歩合制なので、チャレンジしがいがある
自分自身の仕事の成果がダイレクトに給与に反映される仕事です。努力すればしただけ結果として返ってくるので、自分の限界に挑戦してみたいという意欲がある方にとってはこの上ない仕事ではないでしょうか。
常に自己成長を求められる仕事
保険は目に見えない商品です。ですから、お客様は営業を見て信頼できる人かどうかを判断すると思うのです。そのためにも、自己管理をしっかり行い、商品知識はもちろん、人間性を磨きつづけなければ結果は出ません。いい意味で、常に成長が求められている仕事です。
お話を聞いた方:生命保険会社営業(26歳)
大学卒業後、大手通信会社に入社。財務経理担当として複数の関連会社を担当し、入社1年目から大きな仕事を任される。より自分が成長できる場所を求めていた時に、知人の紹介で後に入社することになる生保営業担当者と出会う。当初は顧客という立場であったが、担当営業の仕事ぶりや、考え方に接するうちに現在在籍する生命保険会社に入社を決めた。現在入社から1年7カ月目。