編集:ジャパン・フードコーディネーター・スクールでアドバイザーをしている三井愛さんに入学の相談に伺いにきています!早速入ってみましょう。こんにちは。
三井:こんにちは。こちらへどうぞ。今日はインターネットで見つけて来られたんですか?
編集:はい。大好きな食に関わる仕事にいつか就けたらって思っているんですけど……。
三井:そうなんですね。本日はいらしていただきありがとうございます。“食”が好きっておっしゃっていましたが、料理がお好きなんですか?【POINT1】
編集:食べることも、作ることも好きなんです。でも食に関わる仕事って何だか分からなくて・・・

まず始めにすることは相手がどのような想いで来ているのかを知ること。そのために、好きな食べ物や、料理の経験、“食”のどのような側面が好きなのかを念入りにヒアリングしていく。“食”が好きな者同士のため、話が盛り上がってしまうこともしばしば。

三井:みなさんそうやっておっしゃいますよ。フードビジネスに関わるお仕事と言ってもいろいろとありますからね。「フードスタイリスト」はもちろん「商品企画」や「プランニング」。少し前までは男性社会の印象が強かったフード業界ですが、最近では女性も多く活躍しているんです。
編集:へぇ~。いろいろあるんですね。商品企画がやってみたい仕事に近いかなぁ……。それにしても三井さん説明がお上手ですよね。こういうお仕事って教員免許とか、教育系の資格が必要なんですか?
三井:いえいえ。私は家庭科教員の資格を持っていますが、資格は特に必要ないですよ。どちらかというと、資格や免許より人の話を聞く力が求められますね。【POINT2】
こうやってお会いした時に、相手が何を考えているのか、何を話したいと思っているのかをしっかり引き出さなければいけない仕事ですからね。

資格や免許は特に必要なし。入社後に覚えることができる知識より、コミュニケーション能力やヒアリング能力が必要とされる仕事。
中には、入社後にキャリアアドバイザーなどの資格を取得し仕事に活かす人も。

編集:そうなんですね。イメージとちょっと違ったかも!そうそう、一番気になるのは、入学後しっかり就職できるかなんですけど…
三井:仕事に就けるかどうかは一番気になる問題ですよね。企画職に就きたいとなると、彼女がイメージに近いかもしれませんね。この書籍に出てくる方はみんな当スクールの卒業生なんです。食品メーカーや外食産業で活躍している方も多くいるので、事例はいろいろとご紹介できますよ。【POINT3】

卒業後の生徒たちとのながりはこの仕事ならではの魅力。卒業してから様々な分野で活躍する人から人脈を広げていけることもできる。左の本はスクールを卒業し、食の第一線の現場で働く生徒たちを紹介したもの。

編集:わぁー。すごい!ありがとうございます!授業とかって見学できますか?
三井:もちろんです。土曜日に説明会も行っているので、よかったらいらしてください。スクールに入って学びなおすというのは、きっと大きな決断になると思いますからじっくり考えてくださいね。【POINT4】
編集:本当に今日は勉強になりました。一度帰ってしっかり考えます。強引に勧められたりしなかったので、何だか安心しました!
三井:ご本人の意思が一番大切ですからね。何か分からないことがあればいつでも連絡してください。本日はありがとうございました。

人生の岐路に関わる仕事のため、慎重に本人の意思を一番に考える。そのため強引にスクールへの入会を勧めることはない。その場で入学を決めることもなく、可能な限り授業見学を行ってもらっている。

クレーム処理って多いんですか?

あまりないですよ。面談をさせていただいた時点で、合わない方や学びたいことが当スクールで叶わない方には事前にお話するようにしていますから。クレームが起きないように事前に丁寧な対応を心がけていれば、心配をしなくても大丈夫だと思いますよ。

残業が多いんじゃ…

入学前のシーズンは説明会が夕方から夜にかけて行われるので、残業は少し増えますね。でも、授業がスタートしてからは残業はあまりないですよ。忙しい時期がはっきりしているので、メリハリをつけて働けるのは良いところ。忙しくない時期はプライベートも充実させています。

少子化が叫ばれつつも、一人当たりにかける教育費の上昇に伴いニーズが絶えない教育業界。“教育”とひとくくりにしても英語やお料理、学習塾など、ジャンルは様々。中でも最もニーズがあるのが塾やスクールの全体をまとめる教室長のポジションだ。あるときは生徒、あるときは講師、あるときは保護者を相手にする一人何役もの役割を演じるマルチタスクなお仕事。他の教室との差別化のためにマーケティングを学んだり、売上を上げるために工夫をしたり、経営者としての視点も磨かれる環境。

■採用状況

大手を中心に採用ニーズはあり。女性のニーズも多く、子どもが好き、人が好きという志向に加えて“経営視点”や“マネジメント能力”を高めたい、という意欲を持った人が求められている。

■職場環境

スクールごとのカラーによって様々だが、男女問わず正当に評価される制度が整っている業界のため、管理職へのキャリアパスも豊富にある

■給与

給与水準は他の業界と比較して決して高いとは言えないものの、生徒との触れ合いなど一般企業では得られない感動があるのは教育業界ならでは。

■男女比

講師クラスでは女性が多く、教室長クラスではやや男性の方が多い。学習塾などでは保護者とのやり取りも発生するため、お母さんの悩み、お子様の悩み、それぞれに耳を傾けられる対応力が問われる。


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